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まだ、しゃべるんですかぁ〜!?

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

「立ち止まるな。」は止まらない

3週間の中断が、もどかしい。

あの熱気と興奮の中に早く身をおきたい。

そう思う人は、着実に増えているはずだ。

    

天皇杯全日本総合選手権や

オールスター開催のために中断していたBリーグが、

今週末、再開される。

年末のホームゲームを勝利で締めくくり、

2017年を4連勝で終えたレバンガ北海道は

ホームアリーナ、北海きたえーるで

2018年の初戦を迎える。

   

今季ここまで、28試合を戦い、16勝12敗。

前シーズンの同時期(7勝21敗)を大きく上回る

健闘を見せて、新しい年を迎えた。

   

健闘は、コート場だけではない。

現在、1試合あたりの観客動員数は

リーグ3位の3,651人。

平日の夜や地方で開催などがありながら、

国内トップクラス規模のクラブの数字に肉薄。

前季比では130.6%。

これば今季B1に参入したチームを除くと

観客動員の伸び率はリーグNo.1だ。

今月12日、Bリーグトップの観客動員数を誇る

千葉ジェッツふなばしの社長であり、

Bリーグのバイスチェアマンも務める島田慎二氏が、

札幌で講演を行ったのだが、

その場で島田氏は

「レバンガの経営面の現状は『V字回復』。

B1からB3までの45クラブ全体の中でも、

成長性が著しい注目企業と、リーグとしては見ている」

と明言した。

   

これまでの歩みを思うと、隔世の感がある。

幾多の辛苦を味わい、

チーム存続の危機に瀕したこともありクラブが、

そこまでの評価を得るところまで来ている。

それは、喜びを超えた驚きである。

  

決して、一足飛びにたどり着いた位置ではない。

ときにつまづき、ときに転がり、

ときに泥に足をとられながら、

それでも、立ち止まることなく歩き続けてきた証である。

  

だからこそ、これからが大事。

残りは32試合。

再開直後の今週末から、

強豪ひしめくB1東地区との10連戦。

これまでは10戦して3勝7敗。

ここをどう乗り越えるかは

シーズンが終了したときに

「前半は健闘したね」と慰められるか、

「最後まで、立ちどまらなかったね」と称賛されるかの

大きな分岐点となる。

練習②.jpg

  

今シーズンのクラブの合言葉

「立ち止まるな。」を止めることなく

現実にすることができるかの勝負どころ、といっていい。

  

再開初戦の相手は、川崎。

相撲の番付で言うなら横綱級のクラブ。

相手にとって不足なし。

グレッグ.jpg

個人で違いを作り出し、爆発的な攻撃力を生み出していくキープレーヤー、

ウィッティントン(中央、白ユニ)もケガから2ヵ月ぶりに復帰。

シーズン序盤の進撃を支えた、ミラー(手前)とトラソリーニ(奥の15番)との

外国籍ユニットが復活したのは、何より明るい材料。

さらに「グレッグ(ウィッティントン)がいない間、

それぞれの選手がより責任感を持ってプレーすることで、

個々が成長した面もある」(水野HC)効果が

発揮されていくことも期待される。

  

注目の第1戦は、TVhで放送します。

Bリーグ2017-2018

レギュラーシーズン第16節、

レバンガ北海道 VS 川崎ブレイブサンダース

会場に足を運んだ人が

勝利の余韻をもう一度味わえる...はずの

1月20日(土)、

深夜0時57分からの放送です。

練習①.jpg