"ノッ"てる選手

角度のない位置からの豪快なゴールだった。

前半４０分、近藤祐介の左足が生んだ先制点。

チームは今シーズン通算３ゴールしか挙げていない状況だっただけに、いいプレーを随所に見せてきた近藤の今季初ゴールは価値あるものだった。

２－１で勝利したホーム岡山戦。先制点は近藤祐介の左足

今シーズン近藤は進化したと思う。

今年は左サイドに定着。背番号もＦＣ東京時代と同じ３２に変更した。おととし結婚し、子供も生まれた。ここ３試合のホームの試合では入場のとき娘を抱いている。娘と一緒に入場した試合は全勝だ。

娘と一緒に入場し手を振る近藤

 家族の存在か？背番号の影響か？いずれにしても今年の近藤のアグレッシブさは去年までとはまるで違う。いろんな要素が近藤のサッカー選手としてのモチベーションを高めているのだろう。

今、近藤は“ノッている”。このまま活躍してほしい。