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2015.4. 2
52年ぶりの快挙

東海大四高の多くの選手の目に涙はなかった

まだ試合の興奮が残る閉会式直後に選手たちに話を聞いた

「悔しい」

どの選手からも同じ言葉が返ってきた。

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準優勝旗を手に行進する東海大四の選手たち

センバツ高校野球は東海大四高が北海道勢として52年ぶりの決勝進出。しかし道勢初のセンバツ優勝はならなかった。

相手よりも多くのヒットを放った。3塁まで5回もランナーを進めた。しかし、ホームが遠かった。

投打に活躍したエース大澤投手は八回のチャンスで打席に入るが、スクイズをウエストされ3塁ランナー挟殺。その裏、敦賀気比の強打者松本選手にツーランを浴びた。

回の守備を終えたあと、大澤投手はベンチ前で皆に頭を下げた。

スタンドでは大澤投手の父親や4番に入った小川選手の父(全日本女子ジャンプチームのチーフコーチ)たちが声援を送った。試合後には一様に選手を称える言葉。しかし皆、最後はこう締めくくった「悔しい。夏がんばって欲しい

積雪で大きいハンデを背負う北海道の高校球児。そのハンデを乗り越え、春のセンバツで半世紀以上の時を経て果たした決勝進出は大きな意味を持つ。

そういった意味では 夏に向けて東海大四のこのメンバーが持つ可能性は未知数で、私たちの想像を超える進化を見せるかもしれない 試合後、「涙」ではなく「悔しさ」を前面に出した多くの選手たちを見てそう感じた。

そういえば最近、プロ野球でも道産子選手の活躍が目立ち始めている。東海大四の躍進と併せて「野球王国北海道」の文字が頭に浮かんだ。