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2017. 6. 4
6月4日放送内容

支笏湖温泉100年 これからの10年。
佐々木義朗さん(54歳)は支笏湖の老舗温泉旅館 「丸駒」の4代目。

107年前、王子製紙の発電所建設に加わっていた曾祖父が
持病の神経痛を治したいと、恵庭岳の麓に白い煙が立ち込めている」という噂を聞いて、
なすがままに原始林の中の道なき道を突き進み、湖畔の秘湯を探し当てたのがきっかけと言われる丸駒温泉。
2年後に温泉宿を創業して以来、約105年にわたる老舗ののれんを佐々木さんは守り続けています。
東京の大学を卒業後、大手ホテルグループに勤務。30代の頃、父である3代目の下に戻って、
跡継ぎ修業を始めた佐々木さんですが、時はバブル景気「こんなこと言ってはいけないが、
当時は来客が多すぎて、宿泊を断るのが仕事みたいなところもあった」と言います。

ところが、後にバブル景気も崩壊。すると年間300万人が訪れていた
丸駒温泉がその3分の一以下に。温泉街は危機感を強くします。

ここで町内の中でも唯一若手の「跡取りだった」佐々木さん、
新たな支笏のありかたを考える会を立ち上げ、同業だけではなく
学校の先生から警官にまで参加を呼びかけて、
10年後のまちづくりビジョンを
作りました。もともと200人ほどの人口しかいない支笏湖温泉。
ご近所関係が強い地域だったことが、当事者意識の強い会合を築くことができました。

10年ビジョンのちょうど10年目が去年。
佐々木さんたちは、この節目に、当時の計画に対してできたこと、
そして、
できなかったことを洗い直しています。

その中、2年前に9年連続で水質日本一となった支笏湖。
これが奏功しカヌー、ダイバーショップといった「水」商売を志した移住者が生まれ始めるなど、
交流人口を増やす構想が形になり始めています。

人口200人の秘湯のマチ。 次世代を思えばこそ、中高年が自分たちが何かを遺さねばならないと佐々木さん。
いま、仲間たちとある計画に乗り出しました。
それは66年前まで、王子製紙の専用軌道として苫小牧と支笏湖畔を結んでいた「山線」
軽便鉄道をかわいい機関車として復元させ、地域の新たな観光資源とする計画です。

かつて走っていた鉄橋を舞台に、北の歴史を感じる人気スポットをつくることで、
家族づれを始めとした観光客を多く招き入れたいと、佐々木さんと仲間たちは奔走しています。

また、家業においても、大人の隠れ家として、これまでと違うサービスの実現へ・・
東京銀座を代表する老舗レストランで60年以上、政財界や文化人をはじめ昭和を飾る著名人たちの夕べを
支えてきた「伝説の執事」を招き入れるなど、次なる手を打ち始める佐々木さん。 
「秘湯のマチ100年」 これからの10年へのマチの仲間たちとの取組みを追いました。