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2018. 2. 1 放送
札幌の共同住宅で火災 11人が死亡

20180201 1.jpg1月31日の深夜、高齢の生活保護受給者らが暮らす札幌市内の共同住宅で火事があり、焼け跡から男女11人の遺体が見つかりました。きのう午後11時40分ごろ、札幌市東区北17条東1丁目の共同住宅「そしあるハイム」から煙が出ていると消防に通報がありました。火は激しく燃え、焼け跡から40代から80代とみられる男女11人の遺体が見つかりました。警察や消防によりますと施設には16人が入居していました。救助された5人のうち3人はけがを負いましたが、いずれも命に別状はないということです。施設は札幌の「なんもさサポート」が運営。築50年の元旅館を2010年ごろから身寄りのない高齢者や生活困窮者向けの共同住宅として使っています。施設内にはスプリンクラーは設置されていませんでしたが福祉施設ではなく一般的な下宿扱いのため設置義務はなく、直近の検査でも法令違反はありませんでした。警察は火の出た原因を調べるとともに、亡くなった11人の身元の確認を急いでいます。