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2018. 5.21 放送
流通系電子マネー、道東のバスで決済開始

大180521.jpg イオン北海道などは道東の釧路や帯広の一部の路線バスで、電子マネー「WAON」による決済サービスをきょうからはじめました。交通系ICカード以外の電子マネーによる路線バスの運賃決済は、全国で初めてです。釧路を中心に路線バスなどを運行するくしろバスは、バス3台に新たに専用のIC読み取り機を取り付けました。きょうから市内中心部を回る路線でWAONによる運賃決済を導入しました。女性の利用者は「いまはじめて知りました。普通であれば(現金で)一回一回払うのに大変なんですよね」と話し、男性の利用者は「バスに乗る度にポイントがつくんですか?(そうです)ああ、いいですね。便利でいいんじゃないですか?小銭で出すのが大変ですから」と語りました。釧路など地方の路線バスは利用者が減り続けています。市やくしろバスなどは利用者の増加を期待しています。くしろバス乗合事業部の原央企画課長は「今まで現金や回数券だけの取り扱いでしたけれども、北海道の他の地域に暮らしている方ですとか、あるいは北海道外からいらっしゃった方もですね、手軽にバスに乗れる。非常に期待しているところです」と話しました。くしろバスは、今年9月にも、もう一路線で導入する予定です。きょうは十勝バスもWAON決済を始めました。秋には阿寒などの路線でも決済できるようになります。イオン北海道などは来店者とバス利用者の両方の拡大効果を見込んでいます。