最新オンエア情報
- 2018. 6.14 放送
- 各業界 人材育成に本腰
人手不足感が、道内のあらゆる業種に広がっています。
各業界が相次ぎ、働き手を確保するための対策を講じています。道内の漁協の組合長が集まった会議。
漁業者の数が30年前から半減している問題が取り上げられました。「担い手・後継者へ引き継いでいく土台づくりが不可欠」(道漁連・川崎会長)
船などの購入費を補助することで、担い手を確保していく方針です。
「いらっしゃいませ!!こちらへどうぞ!」(若手社員)
飲食業界では、人材を定着させようという
新たな取り組みが始まっています。
札幌を中心に居酒屋をチェーン展開する伸和ホールディングス。職場になじめずすぐにやめてしまう若い社員が多いことから、若手を中心に運営する研修店舗を設けました。
「ベテランばっかり一人だけ新人という環境になると今の若い子は
精神的に辛いものがあるのではないか」(伸和ホールディングス・佐々木社長)
狙いは、働く楽しさを知ってもらうことです。「入ったばかりの人がいるので楽しいです。
同じ研修生がいるので安心します」(若手社員)楽しさを感じてくれれば、長い期間働くことにもつながると考えています
「新人だけなので横のつながりとチームワークができる」
(伸和ホールディングス・佐々木社長)10日間の研修を経て、通常の店舗へ配属されます。