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大原美術館展

コラム【みてござる】

10.01.05
南国でもリハビリに励んだ金子誠の戦い

あまりにハードな動きっぷりに、見ているこちらがハラハラさせられた。

 
昨年末のハワイ優勝旅行。
プロ16年目のシーズンを終えた金子誠は、
普段グラウンドで見せることのない笑顔を浮かべて南国の旅を満喫していた。
 
家族連れで参加した選手の多くが現地では別行動をとる中、球団主催のゴルフコンペに参加。
稲葉、田中賢の「独身組」に混じってラウンドし、バッティング以上に?パワフルなスイングを見せた。
 
最高気温16℃とハワイがこの年一番の「冷え込み」を見せた旅行3日目には家族を引き連れて海に繰り出した。
寒さに震えるまだ小さな愛娘を抱きかかえながら、水着一丁で海の中を歩き回った。
 
昨年の日本シリーズ最中にアキレス腱を痛め、大一番で戦線離脱を余儀なくされた。
旅行に出る直前に行った契約更改の席でも、患部の回復状況に悲観的な見方を示した。
それだけに、この旅行でここまで体を動かすとは、思ってもみなかった。
 
帰りのバスを待つ金子誠と「一服」を共にしながら、疑問をぶつけた。
「実はゴルフと水の中が、リハビリに一番いいんだよ」
体のことも忘れ旅を満喫しているのかと思いきや、来季を見据え、しっかりとリハビリを行っていたのだった。
 
 「ケガのこと考えたら、オフの自主トレもホントは暖かい場所でやるのがいいんだろうけど…
 暖かい所だと体が動いてると勘違いしちゃうから今まで通り、寒い山梨で地道にやっていくよ」
 
プロ17年目の今季もケガとの戦いが待ち受ける金子誠は9日、
まだまだ冷え込む富士山麓の地で一年の始まりを迎える。

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