
「ポスト京都議定書」をめぐる日本の現状を入り口に、ドイツの環境に対する取組みを紹介します。単なるトピックの紹介ではなく、CO2削減を推進しつつ持続可能な発展は可能なのか?をテーマに、環境先進国・ドイツの秘密を徹底解剖。背景にあるドイツ政府のビジョンや戦略、国民意識、その他にも次世代を担う子供たちへの環境教育や、ドイツを代表する企業の取組みの数々を紹介します。

- 1994年、ドイツ憲法に環境保護が盛り込まれて以来、政府は積極的な環境政策を続けてきました。1970年代、日本が公害に苦しんでいた頃、ドイツでも工業化による深刻な環境汚染や公害が問題となり、当時のブラント政権による環境保護政策が始まりました。しかし、道のりは平坦ではありませんでした。環境と経済発展をどう両立させるか?解決の方法は、知恵と、日本と同じ「ものづくり技術」…そして政府の決断、積極的な支援策でした。自然と共存し無限の可能性を持つ再生可能エネルギーの開発や、住宅・交通・暮らしの中のドイツ流CO2削減法と環境を守る「エコの秘密」を紹介します。

- ドイツの平均日照時間は日本より20%近く少ないにもかかわらず、政府の再生可能エネルギー政策で2007年にはソーラーパワー開発の分野で首位になりました。それを推進したのが、政府の施策、固定買い取り制度などでした。

- 「環境対策を重視すれば、経済が停滞する」と環境政策に消極的な人も少なくない中、市民パワーに押される形でドイツ各地で始まった環境対策の取組みを紹介。風力、バイオマス、地熱など再生可能なエネルギー最前線を取材しました。

- メルセデス・ベンツやルフトハンザなどドイツを代表する企業の取組みを紹介。たとえば、ルフトハンザでは、機体の軽量化、効率的なフライトルートの整備などで、燃料効率のアップ、経済性アップにも成功。メルセデス・ベンツでは、1990年から2008年の間にC02の30%削減に成功、ボッシュと共にクリーンなディーゼルの開発に成功しました。本社や工場を訪ねて交通・運輸分野での環境戦略に迫ります。

- 今、ドイツ各地に広がる森の学校。子供たちは、幼稚園や保育園の時代から、森や木々の大切さ、清浄な水、空気の大切さを全身で学んでいる子供たちの様子をリポートします。







