北の大地のご当地グルメ【矢部順子】

北海道に住みはじめて、早1年が経ちました。当初、スープカレー、ジンギスカンなど、独特の食文化に関東出身の私は何度も驚きましたが、取材などを通し、この1年でさらにディープな食文化を知ることができました。

ひとつは、焼き鳥。美味しいと勧められた「室蘭焼き鳥」を初めて食べに行ったときのこと。「焼き鳥」なのに、鶏ではなく豚肉の串が出てきたときには、さすがに驚きました。今となってはすっかりはまり、色々食べ歩きをしています。

ふたつ目は、道内の居酒屋の定番メニュー「ラーメンサラダ」。冷たいラーメンの上に、野菜などがたっぷり乗った料理です。地元の人たちに言わせると、「冷やし中華とは違う!」そうです。冷やし中華より野菜が多めとか、主食ではなく副食として食べるとか、色々定義があるそうですが、詳しくは分からず。・・・奥が深いです。

また、おでんの取材をしているときに知ったのは、全国的に「黒い」と思っていたこんにゃくが、道内販売のものだけ「白い」ことや、主にスケトウダラを使うさつまあげには「ホッケ」を練りこんでいることなど。おでんから地域性が分かって面白く感じました。

北海道の人たちにとって「普通」なことは、私にとってビックリするものばかり。でも、そんな発見がいつのまにか楽しみになっています。

今後、生活や取材の中で、さらに驚く食文化があることを期待します!