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TOP映画・ドラマコンサにアシスト!コラム【OVER THE PITCH】

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コラム【OVER THE PITCH】

2021. 2. 5
『ヨモロヴィッチ札幌』で開幕戦に勝利を!

4年目のシーズンを率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督が
帰国先のオーストリアで新年早々に転倒し左大腿骨を骨折。
「5週間は自重(体重)をかけてはいけない」との診断を受けた。
1月末に再度検診し、術後の経過は良好なものの
現時点での再来日の日程は未定だ。
オーストリアの自宅で療養を続けながら、
日本から送られてくるトレーニング映像をチェック。
「今すぐにでも日本に行けるぞ」と監督本人は言っているそうだが
ドクターストップがもうしばらく続きそうで、
開幕戦に間に合うかどうかは微妙。
はやる気持ちを抑え、ミシャさん、さぞかしもどかしいだろう。

ミシャさん不在の沖縄キャンプを取材した。

トレーニングをまとめるのは前監督、四方田コーチ。
野々村社長は
「ミシャのやり方はこの3年間で浸透した。
不在期間はそれに囚われすぎずに違う事にもトライして欲しい」と。
ミシャさんが指導できないデメリットをメリットに変えて
プラスアルファを期待する。

四方田➕ペトロヴィッチ『ヨモロヴィッチ札幌』の新スタイルが生まれるか。

1か月に渡る沖縄キャンプの折り返しを迎えたオフ明け。
トレーニング前に四方田コーチの声が響いた。
「ここからギアを上げてコンディションを上げていこう。
監督が戻るまで出来るだけいい状態で迎え入れて
シーズンを乗り切れるように、目標をつかめるように頑張りましょう」

大塚フィジコのメニューで身体に負荷をかけるのは例年通り。
素走りではなくボールを使って心肺機能を高める。
そして四方田さんに代わって沖田優コーチが工夫を凝らした新メニュー。
午後からはミシャさんに代わって四方田さんのトレーニング。
「いろんなメニューがあった方が選手も楽しいでしょ。」と
四方田さんがゲーム形式中心に攻撃のバリエーションを落とし込む。

夕暮れのピッチにミシャさんの大きな声が聞こえないのはちょっと寂しい...。


堅い守りがベースと思われる四方田さんだが、
キャンプで守備に特化したメニューはない。
「これが今の札幌のスタイル」とミシャさん流を貫く。
「攻撃のメニューはある意味守備のトレーニングだからね」。
圧倒的な攻撃力で昨シーズンのJ1を制したフロンターレの強さは
「鬼木監督になって守備の意識が高くなったから」と、
攻めにつながる守りの重要性を説く。

今シーズンの補強は、若手の伸びしろのある選手が中心。
スーパーではないかもしれないが、
「即戦力」でありながら「成長も期待できる」才能が揃った。

「今シーズンもチームで戦う」と四方田さん。
選手、スタッフ、そして
ベンチにはいないかもしれないミシャさんと
ひとつになって2月27日の開幕戦に臨む。


きっと、ミシャさんの「ブラボー!」が札幌ドームに届くはずだ。

2020.10. 2
超若スタメンは何をもたらす?

特別指定選手の
GK中野小次郎とFW小柏剛を
スタメン起用。

アウェイ神戸戦スタメン11人の
平均年齢はなんと24.0歳
今シーズンここまで19試合の
スタメン平均は27.08歳。
この数字だけでも
この試合が特別だったことは明らか。


ミシャさんの
真の狙いは何だったのか。

チームの台所事情もある。
「若手に経験を積ませる」という目的ならば
確実に達成したといえる。
メンバー表を見たとき
ミシャさんは面白いことをするな
と思った。

一方で考えてしまう部分も。

濱、阿波加、石川は
リーグ戦メンバー入り無し。
藤村はサブが3回、出場ゼロ。
檀崎はサブ2回、この試合で初出場。
カウィンはここまですべてサブ。


レギュラーだった深井が
5試合連続メンバー外。

けがの状況など
外からはわからない部分が多い。




来季に向けて
「足りないポジションを補強する」
そして
「若手を成長させる」

これを聞いて
内心穏やかではない選手も
多いはず。

今年特有の過密日程。

チャンスが与えられた若手と
そうではない選手。
連戦が続き
練習でアピールすることもできず。


10月11月12月は
ミッドウィークの試合が少ない。
週に3日はミシャさんに
成長を認めさせる機会がある。
勝負の3カ月。
眼の色を変えて
ひとつのプレーに集中して。



今週もそうだった。

明日の仙台戦。
メンバーに滑り込む選手はいるのか?
チャンスをつかむ選手はいるのか?




2020. 9. 8
まだ20試合もあるぞ

前回のコラム(武蔵移籍決定のとき)から
3週間以上たってしまった。

その間、勝っていない...。


きょうのWEB取材でミシャさん。


「明日の試合から
 来年に向けてのチーム作りを
 より意識しながら仕事をしていく」

「さらに強くするために」



これはどういう意味なのか?



ルヴァンという目標がなくなり
リーグ戦でも上位と大きく
ポイントが離れてしまったが
残りは20試合もある。
ACL出場圏内までは
14ポイント。
数字的にはまだまだ。



この時点で
あえて「来年」というワードを
使ったのには意味があるに違いない。


負けず嫌いなミシャさん
(勝手にそう思っている)
のことだから
今シーズンを諦めるなんてことは
決してない。




では何故?



選手へのメッセージではないだろうか。


ベンチ入りできていない選手。
スタメンになれない選手。
スタメンを奪われた選手。
来シーズン加入する選手。


チームも個人も
今、結果は出ていないくても
今シーズンでサッカーが
終わるわけではない。
焦ることはない。
成長していこう。
今シーズンは
来シーズンに繋がっている。

と。

前向きな気持ちにならなければ
入るゴールも入らない。
なんとか選手に
前を向いて欲しい。
というミシャさんの気持ちではないだろうか。

そう。
私たちサポーターに向けても。


「ネガティヴの中にポジティヴを見出す」
とも言っていた。

明日はポジティヴな内容に
結果がついてくることを願う。
ACLを諦めない。



2020. 8.14
武蔵は札幌が育てた

武蔵が電撃移籍へ。
明日はベルギーでメディカルチェック。
三好のいるアントワープから
車で15分ほどの町らしい。
ベールスホット。らしい。
正式リリースが出ていないので「らしい」と。
ネットで調べると
24歳ナイジェリアFWを
スイスのクラブから獲得したらしい。
武蔵のライバル。



清水戦のFKが
札幌のラストゴールか。

明日の試合に出ないという選択は、
これが
彼の人生において
どれほど大きな決断であるか
どれほど大きなチャンスなのか
を表している。

札幌のサポーターに
最後の雄姿を見せたい
というのは
もちろん
クラブも本人も
考えたのではないだろうか。



ルヴァンは
若手も使いつつ、手堅く、
そして粘り強く
8強入り。
準々決勝の相手はマリノス。
9月2日水曜日、厚別。

9月も連戦が続く。

本当に若い選手は
チャンスをつかんでほしい。
檀崎くんやふじれんや濱くんの
内に秘めたギラギラ感は
伝わってきている。

そこにスピードスター小柏が
Jデビュー・・・。



明日、
フロンターレ戦。

マンツーマンで挑むのか?
それには福森の左ひざは不安材料だ。
90分走れるのだろうか?
CBが足りない。
田中駿汰出場停止、
高嶺朋樹左ひざ負傷。
石さんもまだ。
早さんたぶん疲労。
ミンテだって
進藤だって疲れている
に違いない。
菅左CB、右駒井、
という驚きの布陣も
見られるかもしれない。



川崎に勝つことは
「大きな自信になる」
とミシャさん。
「若い選手を育て成長させて
チームも強くなる」と。
常々「降格がないから
若手を使うのではない」
と言っている。


理想と現実が
シンクロする時。
強さは本物になる。



いつまでも
皆がこのクラブにいるわけではない。
ひとつのプレーで
人生が変わるかもしれない。
エースが急にいなくなる(らしい)と
いろいろ思うことは多い。


「寂しい気持ちでいっぱいだ」
とミシャさん。

これがフットボールの世界だ
とわかっていても寂しいですよね。
きっとサポーターも
みんな一緒の気持ち。

ベルギーで活躍して
ブンデスに行って、
「武蔵は札幌が育てた」と
なぜか胸を張る日が
来ると信じて。

とりあえず
DAZNでベルギーリーグを
見るのが楽しみだ。

明日は誰のゴールで
武蔵を送り出すのか。

いや
武蔵がいなくなった席に
誰が滑り込むのか。
プロの世界は厳しい。

2020. 7.31
次もマンツーマンなのか?

札幌ドームに戻って2試合。
優勝候補の2チームに1勝1分け。
再開後負けなしで、
今週末から9連戦!!!!!!!!!

9連戦のポイント①
来週と再来週のミッドウィーク、
ルヴァンカップ2試合をどうとらえるか。

9連戦のポイント②
武蔵がどこで復帰できるか。
ここまで出場できていないor少ない選手の起用は?



ルヴァンは
レギュレーションの変更で
ホームアウェイ方式ではなく
総当たり1回戦。
グループステージは3試合(残り2試合)のみに。

次節の広島戦に勝利し
Cグループ首位堅持で
プライムステージ進出がかなり近づく。

となれば
ミシャさんは必勝態勢を敷く?
のではないだろうか。






まずは連戦初戦。
難敵神戸を叩かなければ。
前節ガンバに敗れているものの、
イニエスタのおしゃれなパス。
古橋の切れのあるプレー。
何度もガンバゴールを脅かしていた。



誰がどう止める?
ある意味、楽しみ。

イニエスタと田中駿汰のマッチアップとか、
高嶺ががっつり行くとか、
見たくないですか???

スタメンはどうする?
マンツーマンなのか?
(マリノス戦のマンツーマンは
 サッカーマガジンさんの解説が
 わかりやすいです→https://t.co/0cH0iLClvg?amp=1)

前節のスカウティングの裏をかくのか?
きょうの宮の沢を見ると・・・
ミシャさんは隠さないからなあ。
でも明日も練習あるからなあ。

マンツーか
マンツーじゃないか
どっちかです・・・。


思えば去年のホーム神戸戦はGW。
34591人でドームが埋まった。
(シンドーバイシクル!と武蔵ヘッド!で逆転勝ち)


あさっては
その7分の1しかサポーターは入れないけれど、
きっと掌が痛くなるほどの拍手で
みんなが選手を鼓舞してくれるに違いない。
実はACL組3連戦。
勝って本当の強さを証明します。

2020. 7.19
チャナのゴールもジェイのアシスト!?

いやルーカスでしょ。そうなんです。
そうなんですが・・・。


後半17分のゴールシーンを振り返ると。

田中駿汰がちょっとためて進藤に。

その時!

「シンドー!!ルーカス!!」

と叫ぶ声・・・。
ボールは進藤からルーカスに。

「クロス!クロス!」

とまたしても叫ぶ声!


ルーカスからの絶妙なクロスに
進藤も走りこんでいたが、
チャナどんぴしゃヘッド!←古い

チームが息を吹き返した見事なゴール!




そう。声の主はジェイ!



ゲームを見ながらアップをしていた
ジェイの大きな声が
ユアスタに響いた。

仙台のホームスタジアムには
2500人のサポーター(今季初)。
Jリーグの決まりを守っているので
プレー中は静か。
通常のシーズンだと聞こえなかった声。

スタジアムは両チームの指示の声で溢れている。


ミシャさんの「コマーイ!」「チャーナー!」の声は
もうDAZNでおなじみだ。
この日の前半には
「チャナティップに完全にやられてるって!」
という仙台DFの声もしっかり聞こえた。



プロのプレー判断なので
この場面、
進藤やルーカスのプレーに
どれくらいジェイの声が影響していたのかはわかりませんが。


(メモ)次の取材で聞いてみたいこと。
①上記プレーにおけるジェイの声の影響力
②前半終了間際決定機作られまくりの原因



ドドのスタメンは正直驚いた。
ジェイとの差は歴然となってしまったが
ドド25歳。まだ若い。
(ジェイ38歳)



さて。
荒野選手は
この日のために髪を伸ばしてきたのだろう。

明日の宮の沢が楽しみだ。

2020. 7.16
仙台に勝ってホームへ



サポーターがいるスタジアム。
アウェイ連戦3試合目、湘南。

武蔵のポジションには金子を起用!
...の予想は外れ
スーパーユーティリティ駒井。
(番組放送4時間前まで
予想スタメンCGには駒井
だったのに
何かひらめいて変更...)

そしてキャプテン宮澤に代えて
大卒ルーキー田中駿汰!
(ノーマークでした...)
駿汰スタメンは
早くも『安定感』を認められているということ。
今週水曜日の取材で菅野選手は
「(駿汰は)3年前からいるんじゃないかという落ち着き」
と笑ってた。


「途中出場した選手はスタメンも考えていた」
とミシャさん。

ハーフタイム4枚替え。
これはインパクト大!だが
ボランチを揃って下げられるのは
複数ポジションをこなせる
ポリバレントな選手が多いから。




先週、
「先制点が大きな意味を持つ」と。
しかし
シュート6本(湘南11本)
でスコアレスドロー。先制点入らず...。

互いに1本づつポスト直撃。
(ではありませんでした!
VTRをコマ送りにして見てもわからなかったので
ご本人にZOOM取材で質問したところ
「グローブの先で触っていた」ということで
『直撃』ではないことが判明!)



「試合感を取り戻せてきている」と福森選手。
「引き分けたのは成長の証」とミシャさん。

そうです。悪くない引き分け。


さて。

中6日で土曜日、
アウェイ連戦最後は仙台。
4週間の千葉キャンプも
ようやく打ち上げ。

アウェイ続きが終わりホームに戻れる喜び。
キャンプ生活での疲労感。
どちらが大きいのか?
仙台戦の選手の表情に注目。


連戦が終わり。
と思ったら、
仙台戦のあと
FC東京(札幌D)横浜FM(札幌D)と
また連戦。
それでも
札幌に戻ってきて家族と生活している中3日なので、
疲労感は全然違うと思う。


実は、
過密日程の山場はそのあと。
8月から9月にかけて
毎週水曜日に試合があり
なんと『13連戦』!!
(10月には5連戦も)

あ、
もちろんルヴァン決勝まで
予定に入れてます。


うん。
もう『連戦』という言葉を使うのをやめよう。
もう、これがスタンダード。


仙台戦。
2点欲しい。3点にしよう。
笑顔で北海道に。
家族が待ってます。


2020. 7.11
明日の湘南戦スタメン

カシマスタジアム初勝利!
7月の練習試合の時もちょっと喜んだけど。公式戦です。
サポーターの皆さんのツイートを見ると
やはり「現地で見たかった」。右に同じ。

そして、連勝!
しかし、ミシャさんの表情やコメントからは
内容への満足は感じられなく。

それもそのはず。
この2試合のシュート数は、9本(横浜FC11本)7本(鹿島18本)。
いづれも相手より少なく、
ジェイは2試合で1本、チャナは2本。
(武蔵は7本)
(鹿島戦はCKゼロ...)

ミシャさんの求める「スペクタクル」には
まだ、遠い。


とはいえ。

素人目に見て
横浜FC戦よりも鹿島戦のほうが、
「ボールに対する寄せ」や
「一歩の出足」は早かった。

試合感。ちょっと戻ってきている。
ゲーム体力はどうだろうか。
チャナは疲れているように見えた場面も。


鹿島は連敗中だったので、
「さらにモチベーション高く来るので厳しい」
はずだったが、
先制ゴールを機に
「勝てていない負のスパイラル」に入った。
あの鹿島にそんなことがあるなんて。

明日の湘南も連敗中。
いつも以上に、
先制点が大きな意味を持つのでは。


きょうの取材でミシャさん。
「湘南の3連敗はどれも際どい試合だった」と分析。
走る湘南は難しい相手に違いない。

そしてターンオーバーに関しては、
「3人の大卒選手は質の高いプレーを見せてくれていて、
 選手層が昨シーズンより厚くなった。」
「ただ疲労回復のためだけに選手を代えるのはターンオーバーではない。
 同じか、それ以上のパフォーマンスを出さなくては。」
「ゲームの途中から出てくる選手の重要性は高く、
 交代選手5人を含めた全員での戦い。
 いかにチームとして勝利するかだ。」と。

きょうのトレーニングのメンバーに関しては
「これがスタメンとは限らないよ」と笑っていた。



さて
武蔵の欠場でシャドーに誰が入るのか?

金子、駒井、ルーカス、荒野、中野、ふじれん、檀崎。
ボランチを変えないならば
スタートは
このポジションがメインの金子か。


今思うと
この試合まで3試合は
同じメンバーで行く予定だったのではないか。
そして1週間空くのでリセットする。
3試合同じスタメンで安定を求めながら、
交代5人枠を使って疲労を抑える。
鹿島戦は
「深井、荒野を早め交代で大卒ボランチコンビに作戦」が
武蔵のアクシデントで予定変更...
だったのでは、と勝手に推測。

ベンチ入りが一人変わるので
チャンスをもらえるのは誰か。

ロペスの入国が承認されたアカツキには
2週間後、
さらにメンバー争いが激化する。
8月は9連戦。
必然的に「ターンオーバー」になるだろう。




よし。
明日勝って3連勝。





2020. 7. 7
鹿島戦のスタメン

柏スタジアムでオルンガに
気持ちよく決められてから4カ月。

「スタンドみんなマスクだったよね。」

のんきな会話をしていた。その時は、
誰もこんなことになるとは思っていなかった。
少なくとも一般人は。
(ののさんは2週間後の
ホーム開幕戦延期を決めていたそうだ)


延期。緊急事態。第二波。
自粛があって。新しい生活様式になった。
たくさんの命が奪われ、たくさんの自由が奪われ、
まだまだ大変だけど、
ようやく迎える事ができた第2節。

日常が戻ったとは言えないが、
サッカーと過ごす週末。
密が過ぎる日程で
何がどうなるのかまだまだわからない
シーズンが再開した。
再開幕っていい響き。


コンサドーレは、
千葉の高円宮記念JFA夢フィールドで
日本代表より先にトレーニング。
相模原とマリノスと練習試合を2つこなした。

前日練習。
梅雨の湿気を吸って、
選手の身体が重くなってないだろうか?
という心配をよそに、
笑顔が多かった。

取材はZOOMでパソコン越し。
毎日、選手の取材はできていたが、
夢フィールドのネット越しに
久しぶりに肉声を聞いた。

土曜日。ニッパツへ。
雨予報の中、早めに到着した。
が。受付は1時間前からと
決まっているとのことで、
数十人の取材陣の列の最後尾に並んだ。

列がちょっと密だったのは
今後の改善点。
受付開始から30分。
ようやく自分の番が来た。
2週間前からの検温記録などを書いた
問診票を手渡し当日の検温。
合格。いざ入場!の予定だったが、
NG。

25の記者席は満席。

キー局がカメラクルーを出したので
カメラ取材はあきらめて
記者としても申請していたので
並んでみたが。
テレビ以外のメディアの記者が優先。
欠席者が出れば・・・
の一縷の望みもあえなく。

「再開初戦はプロトコルを厳守したい。」
そう言われれば納得せざるを得ない。
無観客なんだから空いてる席に、
とは言えなかった。

選手、関係者と取材陣の
スタジアム内の導線は
完全に分離。
取材陣控室はなし。
記者席は通常とは違い、
関係者から隔離された端のスペースに。
机もなく雨が降れば濡れる席。
感染防止対策は徹底されていた。


濡れなくてよかったし。

自分をなぐさめて
サポーターのいない
空のスタンドを横目に
上三ッ沢町の駅に走った。



武蔵のゴール。
はDAZNで見た。
試合後の記者会見もZOOMで参加した。


あと一歩が出ないシーンが多く、
何度も危険な場面があった。
ミシャさんが
「試合感、ゲーム体力はまだまだ」
と言っていたが、そういう事なのだろう。



さて中3日。鹿島戦。
たぶん今週は
リカバリーがほとんどだったと想像する。


明日はどれくらいメンバーを変えてくるのだろうか?

疲労度の大きい選手を変えてくる?

いや、なんとなく
同じメンバーで来るような気がする。

横浜FC戦で
深井・荒野のボランチを早めに下げた理由は?
「試合ごとのターンオーバー」ではなく
5人の交代をうまく利用した
「試合の中でのターンオーバー」
だったのかもしれないし。

いや、単に
高嶺・田中を使いたかったのかもしれないけど。
確実に選手層は厚くなるな。



って考えるのが楽しい。
鹿島に勝たないかな。

2019.10.11
ホームアドバンテージ

ルヴァンカップ準決勝第1試合。
先週5失点の吹田ゴール裏で、
今週はカメラを回した。

ちょっと寒いが、これなら今日は走れるだろう。
ミシャさんはどう修正してくるのか。


5日前と同じく前半はスコアレス。
後半、札幌のポゼッションが上がる。
押し込む時間が多い。



不運な展開でPK。
ラストプレーで失点も
価値あるアウェイゴール
札幌に持ち帰る。



宮本監督は試合後、
「サポーターの側のゴールは点が入りそうな気がする」
と話した。ホームの力で2ゴール。




ホームアドバンテージ・・・。


ホーム&アウェーの2試合目がドーム。
これ以上のホームアドバンテージがあるだろうか。
・・・いや、ない。


「失点ゼロで勝つ」とミンテ。
それが最高。先制して勝ち切る。

しかし、そう上手くもいかない事もある。
ゼロゼロでじれったい展開も想像に難くない。
そしてカウンターでアデミウソンに...



いや、マイナス思考はやめよう。

そうなったら逆転する。
決勝に進んで優勝するチームには
その強さが必要。



(なんなら早めに失点しておいて... いや、それは嫌だ。)



この2試合。
ガンバ守備陣を崩しきれていないのは確かだ。
ワンタッチでのパスも通らず、
クロスはことごとく跳ね返されている。

ミシャさんのさらなる修正が楽しみだ。



もちろんセットプレーは鍵になるが、
流れの中での意表を突いたプレーや
思い切りのいいミドルが見たい。




まあ、アウェイで勝って
ホームで守りに入るより
「勝つしかない」というほうが
迷いなく戦えるし。


痺れる試合を勝ち切る!



日曜日、ドームで歴史的瞬間を!
決勝に行きましょう!!

2019. 4.12
流れを変えた!

リーグ戦3連敗で迎えた
ルヴァン杯湘南戦。

発表になったメンバー表をみて
担当記者のSさんに質問。
「こんなにターンオーバー感が
無いのはありましたっけ?」

「おととしの四方さんの時にあったよね」とSさん。

2017年5月31日ルヴァン杯vs柏。
リーグ戦は13節を終えて
3勝3分7敗勝ち点12で15位。
厚別で行われたこの試合で四方田監督は、
ほぼリーグ戦のスタメンメンバーを起用し
2-1で勝利。
試合後の会見で、
「グループリーグ最終節で勝たなければならないし
チームは連敗なので・・・。
3日後(実際は4日後)のリーグ戦が
大事なのはわかっています」とコメント。

この時は
水曜ルヴァン(ホーム)
→日曜リーグ(ホーム)という日程。
(この神戸戦は逆転負け)


今回は、中2日でアウェイ移動と
披露の影響が大きく出そうな中で
「ターンオーバー」を使わなかった。

「何が何でも勝利したいという思いで選択したメンバー」
とミシャ監督。
チームもその思いに応え快勝。
まだ7節の段階でリスク承知の決断。
ここで変えなければ、という事だろう。


対するC大阪のルヴァンメンバーは
リーグ戦から大きく変えた
「ターンオーバー」。


明日の大阪は
最高気温18℃の予報で
疲労があるならばしんどい暑さ。
しかし
4ゴール快勝で確実に変わった流れ。
暑さなど気にはならないだろう。


2019. 3.19
今週は速報武蔵ゴール!(予定)

鹿島に先制を許すも逆転勝ち!
というシナリオ通りには行かず・・・。


浦和戦、清水戦ともに勝因は
「守→攻の切り替えの早さ」だった。

しかし
日曜日の札幌ドームで
切り替え早く、カウンターから
ゴールを陥れたのは鹿島だった。
それも3度。

大岩監督としては
「相手のウィークポイントを突く動きが
出来ていた」と狙い通りの試合。

ミシャさんは
「気をつけろと言っていた形でやられた」と。


両監督も描いていたのはことは同じ。
それを遂行できたかどうか。
そして、最初の決定機を決められたかどうか。
(この先制点の重みは大きい。札幌が先制していたら・・・)


「コンビネーションをつぶしに来ていた」(宮澤)
「(縦パスの)コースを空けておいて入れさせて囲む」(深井)
鹿島は
『ボールを保持し、隙を見てクサビを入れる』という
札幌の形を消すことも徹底していた。
ミシャさんが求める
「チャレンジ」をする機会を与えることも
少なかった。
奪ってからはダイレクトで前へ。
清水戦で見せた札幌の攻撃を
鹿島にしてやられた。



「やっぱり鹿島はうまい」。
選手もサポーターもそう感じた。


キャプテンが試合後冷静に話したのは
「球際の強さなどベースの部分」
「1失点でで戦う戦い方」。

先制されても逆転できるのが
本当の強さだろう。
今の札幌はそこまでではないと
認めざるを得ない。


「やっぱりうまい」では済まさない。
試合後の選手の言葉や表情からは
そんな気持ちが見えた。


代表ウィーク。
韓国代表、タイ代表、日本代表にU23。
4人がケガなく帰ってきてほしい。
その活躍は必ず札幌のパワーになる。


今週の放送で武蔵のゴールを速報で入れたいぞ!

2019. 3.12
今年強いね!と言われます

アンデルソン・ロペス4ゴール!!!!
ワイドショーでも
『ピッチから消えた事件』がOAされて
かなりの露出だ。

先週番組のLINEで
「攻守の切り替えに注目!」
と書いたが、
この試合は
見事な『守→攻』の切り替えから
ゴールが生まれた。

オフサイドにはなったが
後半12分のチャナティップのシュートも
深井がカットしてダイレクトで荒野に。
荒野ワントラップで前に。
武蔵ドリブル、チャナへ。

このよどみのないカウンター。

相手陣内で奪う
「ショートカウンター」かと
見まがうほどの速さ&早さで
相手ゴールに迫る。

今年のコンサドーレの
(例年にない)強みだ。

攻→守の素早い切り替えも
キャンプでかなりトレーニングしていて
試合中随所にみられる。



5点も入れたもんだから
「今年はつよいねー」と
いろいろな人に言われる。
・・・
ここで有頂天になってはいけない。
「ここからですねー」などと返す。

いや。
ほんとうに、ここからだ。
次節、鹿島戦。

鹿島に先制を許すも、
そこから浮足立たずにプレーし
しっかりと逆転勝ち!

これで確信したい。
「強いんですよ!」
と言い切りたい。

まあ、先制したいのはやまやまですが。

2018.11.28
スペクタクル

「三好がスタートから出ると思ってた」

名波監督が試合後の会見で。


これではっきりした。

コンサにアシスト!で
どんな予想スタメンを出そうとも、
スカウティングには影響していない。

そもそも、
ミシャ監督のトレーニングは
「フルオープン」だ。
本気でスカウティングを送り込めば
我々が予想する以上の事が
まるわかりだ。


「スタメンは、まだ決めていない」

ミシャさんは試合前日、いつもそう話す。
正確には
「ある部分は、まだ決めていない」
のだろう。


練習は「フルオープン」で
この素晴らしい成績を残せているのだから
「非公開」の必要性を考えてしまう。

チームが呼び掛けて
サポーターのみなさんが
予想スタメンをSNSにアップするのを
自粛していただくようになった。
そして
コラージュ画像を見るのも楽しかった。

今年は予想スタメンを出すのに
心苦しくはなかった。
チームの結果が出ていたので。


・・・精度が低かったからか?!



そして。
いよいよ最終戦。


就任時にミシャさんが話していた
「スペクタクル」。

4位は確定(スゴイ)
失うものが何もない、
点を取って「勝つこと」だけを
考えることができる
このシチュエーション。

超攻撃的。

ミシャさんの代名詞。
攻めて攻めて攻める。
これを見ることができる。
土曜日の札幌ドームを満員に!

みんなで
スぺクタクりましょう!!!

2018.11. 2
ボランチに〇〇!?

PKで先制し、PKで追いつかれ
チャナヒール→ジェイGOAL!
数的有利となるも、
追加点を奪えずハラハラ。
名古屋で勝ち点3をゲットし
10/28現在で3位浮上。
(今週水曜日に31節先行勝利
 したため鹿島が暫定3位に)

残りは4試合。

自力ACLが可能な位置にいる。
シーズン前、誰が想像しただろうか。

「サウジとかのアウェイ取材どうします?」
そんな会話が現実味を帯びてきた。


そして。あさって。
ドームで仙台戦。
これに勝たなければ
ACLとか言えなくなってくる。

この試合、
ミシャ監督がシーズン通して
大事に使ってきた深井と、
荒野が出場停止。


ボランチは誰なの?


宮の沢で中盤に注目した。


想像に難くないのは
ひとりは、
ミシャチルドレン駒井。
シャドーにサイドにボランチに
使い倒していると言っても
過言ではない。
信頼感は半端ないし
駒井の事好きなんだろうなあ、
って思う。

そして、もう一人のボランチだ。


!!!


そう来たか。
スタメンでは初ボランチでは?
(あ、1試合あったか)
これは楽しみだ。


とはいえ、まだ明日の練習がある。
きょうは「試しただけ」の可能性も。
前日でもミシャさんは
「まだ決めていない」って言うしね。


連勝でACLへ!!!!








2018.10.19
ラスト6試合

久しぶりの投稿です。
文体も忘れてしまいました。
今は「むーちんさん」的になっています・・・


すっかり秋になってしまいました。


そして今シーズンも残り6試合。
早いものです。いや早すぎます。


今週のアシスト!は

「土曜日練習試合×2」
「桐耶くん昇格内定」
(きょうの練習後はチームバス
 出発前に自転車で学校に!)
「ミシャさん61歳バースデー」
と盛り沢山な1週間を振り返ります。
IMG_5353.JPG

さて6試合。

10/20 アウェイ湘南
10/28 アウェイ名古屋
11/4  仙台(ドーム)
11/10 浦和(厚別)
11/24 アウェイ磐田
12/1  広島(ドーム)

ACLに届くには、
4勝or3勝3分・・・勝ち点12
が必要。と社長が言った!?


宮の沢で。
昨日の紅白戦、
きょうの前日練習。
選手からは何か...
漲るものを感じました。

痛みを抱えながら、
の選手もいます。
明日は痛みが出ませんように。



かねてからミシャさんは
「湘南はやっかいだ」という
コメントをしています。
昨日も
「湘南は走る、闘うチーム。
難しい試合になる」
と話しています。


そういう難しいゲームに
勝たなければACLはない
ということですね。


大丈夫です。
この人が
「点を取られなければ負けはないですから」
と言ってくれました。
「身体が軽くなった」そうです・・・
IMG_5361.JPG

湘南に走り勝ってください。
ソンユンは走らないか。

2018. 9.14
明日アウェイ川崎戦

あすの川崎戦に向けて、

ペトロヴィッチ監督。

「地震でトレーニングができなかったのは

大きな問題ではない。

今なお避難生活を強いられている方のほうが心配です。

日本の多くの方が北海道を支援し、心配してくれている。

我々は試合で笑顔、勇気、気力を与えたい。」

「札幌と川崎は、攻撃的なチーム同士。

川崎のパスサッカーは洗練されていて

Jリーグで最も強いと思っている。

我々も見劣りはしない。

オープンで五分の試合を勇気を持って戦います。」

「相手は高いモチベーションで戦ってくると思うが

(上位を狙うため)我々も勝ち点が必要です。」

そして都倉選手は

「未来は自分たちで創る。」

これまでJ1で勝利のない

川崎からの勝ち点3奪取を誓い

バスに乗り込みました。



明日。

コンサドーレの歴史が変わる

大きな一戦になるかもしない。

2018. 5.18
怒涛の15連戦 ラスト!

怒涛の15連戦も、残すところ1試合。
今となっては、あっという間の15試合に感じるが
選手&監督は本当に大変だったと思う。


前節、雨の味スタ。
キックオフ45分前。
試合前練習に選手が出てくるにはまだ早い。
にもかかわらず手拍子と掛け声で呼び込む。

半端ない音圧!
ここはホームか?

20年来のサポーターの方のツイートでも
「今日の声量やばい」という一体感。
(ピッチレベルからスタンドを見上げ
これだけで涙腺が緩んだことは秘密です・・・)

豪雨予報が発令。
We are SAPPORO!
FC東京入場時の
You'll never walk aloneをかき消す...。
試合前からいろいろだ。


雨の味スタにはこの男!
と昨シーズン都倉アシストで2ゴールを挙げた
ジェイをケガ明けでスタメンに。
さすがミシャ監督。
「どっちのワントップ?」
とか考えていた自分が情けなし...。
ですよね。
両方使えばよいのですね。




試合は両チームが
いくつもの決定機を迎えたがスコアレス。
見応えのある勝ち点①。
帰りのタクシーは
1時間以上電話が繋がらず。




次節。
あさって神戸戦。
三好が戻ってくる。
さてミシャさん、前線をどうしますか?
監督にはうれしい悩み・・・。
ミシャさんはたぶん
「考えるのが好き」だと見ています。
けっこうぎりぎりまで考えているのかも。


そして神戸戦が終われば
およそ2か月のリーグ戦中断。
天皇杯はある。

休養もあって、そのあとは
「ミニキャンプ状態」になるのかもしれない。
さらに走るチームに。
オートマチズムも向上。
ワンタッチの崩しの精度も上がる。


それぞれのチームが
「1ランク上の状態」になるはず。
そこからが勝負。


夏が終わって
ACLのことを本気で考える日々
に期待しつつ。

そう。
ミシャさんが就任会見で言っていたのは
「スペクタクル」。
今のところ「ブラボー」どまりだ。


この夏。
「スペクタクル」な札幌が見たい。

2018. 4.20
15分48秒に1本!

皆様4位の居心地はいかがでしょうか?

都倉選手の3試合連続ゴールで柏を撃破し
劣勢のルヴァンも逆転勝ち。
流れは良いですね。

柏戦のシュートは
相手を上回る11本。
柏は7本。
チームシュート数リーグトップを爆走中です。

札幌 112本12得点
川崎 92本9得点
鹿島 92本6得点
長崎 90本11得点

決勝ヘッドの都倉選手は
シュート4本。
これでシーズン24本に。


これってリーグトップ?


調べてみました。
(得点上位15人+α)

① 金崎(鹿島)26本 5G
② 都倉(札幌)24本 3G
③ クリスティアーノ(柏)23本 1G
④ ファン ウィジョ(G大阪)21本 5G

2位か・・・


でも出場分数で比べると?






① 都倉 24本/379分【15分48秒に1本】
② 金崎 26本/711分【27分に1本】
③ クリスティアーノ 23本/656分【28分に1本】
④ ファン ウィジョ 21本/609分【29分に1本】

ダントツです。

都倉選手シュート数
1節 vs広島 出場なし
2節 vsC大阪 出場なし
3節 vs清水 0本/13分
4節 vs長崎 2本/12分
5節 vs鹿島 4本/90分
6節 vs名古屋 8本/84分 1G
7節 vs湘南 6本/90分 1G
8節 vs柏 4本/90分 1G


きのう都倉選手に話を聞けました。


「チームでチャンスを創れているから。
一人の力ではないです。(チームで)
ゴールの数を増やしていきたい」

(朝から取材...申し訳ありません)



あすの浦和戦は
「新旧親分の抗争」
とネット上で話題の一戦。

都倉選手は何本のシュートを放ち
そして何度ゴールネットを揺らすだろうか。

ゴールランキングも上がれば
代表選出も現実味を帯びる。
注目度が高い明日の試合の
パフォーマンスは重要だ。


1年前。
埼スタで20本のシュートを打たれ
札幌は6本。2-3で敗戦。

都倉選手は90分シュート2本。
ノーゴールだった。
明日の勝利に
彼のゴールが必要なのは間違いない。

2018. 4.13
シュート数101本!

試練の15連戦。
ここまで
リーグ戦3試合2勝1分。
ルヴァン杯1敗。

この結果は最高ではないが上出来です。


6位という順位は
混戦なだけにあまり関係ないけれど、
7節を終わって3勝2分2敗で
得失点差プラス2。
10ゴールはリーグ3位。

シュート数を調べてみると・・・
18チーム中
唯一の3けた、101本!

   川崎F88本(9得点)
   神戸 80本(10得点)

シュートが多ければ良いわけではない。
ちゃんとゴールに繋がっている。

これは、すばらしい。
観客を魅了する
「スペクタクルなサッカー
byミシャ」
に近づいていることは間違いない。

(ちなみに最も効率が良いのは、
61本で12得点のFC東京)



そして、何と言っても、
みんな上手くなってないですか?
(もとから上手い、と怒らないでね)

ミシャ監督が「失敗を恐れずトライしろ」
→ミスはみんなでカバーする
→結果が出ている
→自信を持ってプレーができる
→上手くなる!
という好循環になってませんか!?

前節湘南戦のあとには都倉選手が
「若手だけじゃなくて
僕たちも成長している」
とミシャスタイルの手応えを感じている。

そして
監督も選手も口をそろえるのが

「ポゼッションの高さなどがフィーチャーされるが
運動量、球際、
セカンドボール、走ること

があってこそ」

ということ。

そこに選手の質、
決定力、意外性が加わった時。
本当のスペクタクルが待っている。


明日からアウェイ3連戦。
柏、ルヴァン磐田、浦和。
ここを乗り切り、厚別で横浜FM。
実力チームとの対戦で
ミシャスタイルの浸透を実感したい。



選手は連戦で本当にキツイはず。
「練習よりいいです」という菅ちゃん。
「まだそれほどまでじゃないですけど
急に筋肉に来たりとかが怖いです」
と進藤くん。


我々は
毎週水曜土曜に試合を見ることができる
幸せを噛みしめます。

ケガをしている選手は
しっかり治してください。
待ってます!

「全員で乗り切る」とミシャさん。
アウェイで1つ勝てると大きいですよね!
2018. 3. 3
こ、これは面白い!

第2節。大阪へ。


前日。
「ミシャ怒る!」との報道。

早くもフラストレーションか...。

そんな中で失点したら壊れてしまう。
さらに強い気持ちを持つことができるのか?

サブまで同じメンバーとの情報。
浦和時代、メンバー固定の悪循環があったと聞いたことがある。

何試合固定するのか?

オートマチズムを求めるがゆえに...。


嫌な予感しかしない。
キンチョウスタジアムにもいい思い出はない...

そんな気持ちで前半、
セレッソサポーターの前でカメラを構えた。
近い...近すぎる...
すぐ背後からはピンクの方々の
余裕しゃくしゃくの声...
フラッグも当たりそう...


しかしながら
ジェイの高さ、チャナと三好の上手さ、には
「やべえっ」と驚きも聞こえる。



失点シーンはどちらも
自分たちのミスからボールを失ていたように見えた。

攻め込むシーンもあっただけに
勿体無いな、と。

「嫌な予感的中か...」


後半。

選手が出てくるより少し早く
今度は札幌サポの側に三脚を置いた。


「前半2失点したけど、
こんなのは今シーズン10回くらいあるんでー
切り替えて!一点取れば絶対変わるんで。」

コールリーダーの声は暗くはない。


8分。
ジェイのヘッドがネットを揺らし、
早くもその一点きた!
と思ったらオフサイド?


そして17分。
三好のクロスに飛び込んだのは
小さいチャナ!リーグ戦初ゴール!

喜ぶチャナとがっちり抱き合った深井。



その深井が7分後...


「ゴールはぜんぜん予想してませんでした...」(深井)
駒井のクロスに頭で合わせた!!
ちゃんと首を振って左隅に。


追いつきました。
プレーしてくれるだけで幸いなのに
深井がゴールとは...。


コールリーダーさすがです。
流れは来ましたね。

カウンターで3分後にまた失点したものの、
強い気持ち、はそのまま。
流れは手離さない。

「この試合、打ち合いみたいなんでー」
しっかり聞こえました。

34分。
CKから当番組今年の初詣男が叩きつけた!!!

「金曜日ですけど番組間に合わないですよね...」(進藤)

すまぬ。進藤。文字だけです。



3ゴール全て
ジェイではない選手のヘッドって。

これも新しい形だ。


お、面白い!

これ、勝っちゃえ!


菅ちゃんサイドネット。
チャナクロスバー。
「これが入っていたら勝っていたかも」
とミシャ監督。


走力に定評のあるセレッソに
後半走り勝ち、
シュートも
10本対3本と圧倒!

こんな、試合ありましたか?

これでリスク管理が出来れば
さらに面白い。
勝てる。



縦にクサビ、
はたいてDFが寄って密集ができた所で逆サイドへ。
正確なサイドチェンジからの攻撃は
何度も見せた。
「ワイドの選手の仕掛け、クロスが重要だ」
とミシャ監督。




それにしても
自信になる勝ち点だ。



考えてみると
これまで練習してきた形からの得点ではない。

ジェイのヘッドでも福森のFKでもない。





ということは。

まだまだ得点の引き出しは多い!
伸びしろばかり!!!

さあ、ホーム開幕戦。
打ち合うのか!?

2018. 2.28
2018開幕

開幕戦。広島。
熊本からの移動も慣れたものだろう。
今年は前々泊だったそうだ。

不安と強い気持ち。
久しぶりのサポーターの声。

タイの英雄とメッシ。
両チーム新監督。


失点を恐れるな。
ミスを恐れるな。
得点力はある。


そう思えばプレーに迷いが消える。
信じる。ブレない。

目指すのはスペクタクル。


ピッチの外も意識改革が必要だ。
「点を取られない」サッカーから
「点を取るサッカー」に。

ゴール裏では
「失点上等!」とコールリーダー。
流石だ。



「守りにまでトレーニングが廻っていない」
という専門家の指摘があった
もちろん頭では理解しているだろう。
ボランチが落ちてくるはずが
完全に一枚足りなく、
フリーラシン。


ボランチの運動量、
サイドチェンジの正確さ、
ワイドの能力、
求められるものは多い。
決め切る事は勿論。


選手が口々に
「上手くなれる」というのはそういうことか。
「チームが強くなる」というのはそういうことか。


スタメンに抜擢された
ミンテも試合後、
「監督のサッカーを信じている」と。


ミシャサッカーを体得している駒井は
熊本キャンプで
「良くなってきている」と話したが
広島戦後は
「(ミシャのサッカーは)まだまだこんなものではない」。
今後も駒井のコメントは
ひとつのバロメーターとなる。


守り切るサッカーの美学。
ではなく
攻撃の美学を札幌に植え付けようとしている。




オートマチズムと
ポジショナルプレー。

プレッシングに来なかった広島。
次節セレッソは来る。
どんどんつけこんで来るだろう。
それをワンタッチで剥がす。




大阪で見られるか?スペクタクル。
2018. 2.19
コンサドーレ史上最高!

久しぶりのアップです。


沖縄3週間。
対戦相手は、長崎、千葉、蔚山、琉球。
ハワイ10日間。
バンクーバー、コロンバス、バンクーバー。
優勝!
ハワイで主力組は固まっただろうか。

ジェイ元気。
ヘイスも好調。
小野、稲本への信頼。
三好、宮吉、駒井は溌剌。
菅野の安定感。
挙げればキリが無いくらい
「前向きポイント」が多い。

さあ、開幕へ。
キャンプの仕上げは熊本。
熊本でも二部練が続く。


戦術は超攻撃的、と言われている
「ミシャ式」。
沖縄では、守備のトレーニングは
ほとんど見られなかった。
(多分、ハワイも?)
熊本でも、無かったように思う。


カウンターを受けるリスクはあるが
目指すのは「スペクタクル」。
ワンタッチで相手を崩し
流れるようなパスワークで
相手ゴールを陥れ
サポーターを魅了する。

精度。運動量。連携。
アイデア。決定力。オートマチズム。
求められるものは多い。

その要求に応えられる、
高いレベルの選手が揃った。
はっきり言いましょう!

今シーズンのメンバーは
コンサドーレ史上
最高です!!(独断)

スタメン候補が多すぎて、
落とすには惜しい選手が多すぎて。
その上に監督の選考基準がわからない。
予想スタメン、あてになりません・・・

でも。
ワクワクする。


さて、熊本初日。
「気温差が激しいけど大丈夫ですか?」と聞くと
「札幌より寒くないよ」と
ハワイ帰りの監督は笑っていた。



土曜日。
意気揚々と乗り込んだ
北九州プレシーズンマッチ。
風が強い・・・。

良いところなし...。
超攻撃的、まったくなし...。
(詳しくは今週の放送で)

「全員が同じ絵を描けなければ」と小野。
「疲れは言い訳にしたくないけど・・・」と稲本。
「今シーズン最悪のコンディション」と都倉。


身体と頭の運動量がなければ
成立しない「ミシャ式」。

それでも
ミシャ監督はポジティブだ。
「開幕1週間前で良かった」と。

誰もが
「ミシャスタイルは時間がかかる」
と知っている。広島も、浦和も。

乗り越えて、強くなる。

監督も
練習後、選手たちに
「何か月かでオートマチックになる」
と話していた。


日曜日。
宮崎との練習試合。


誰が出たんでしょうか・・・。

北九州戦に出なかったのは
ジェイ
チャナ、三好。
菅、宮澤、深井、駒井。
福森、ミンテ、進藤。
ソンユン。阿波加。

あれ、並んじゃったね、11人。
見事なターンオーバーだ。


果たして
開幕戦スタメンは・・・



ここにきて、休みをくれたミシャ監督。
(ここまでの休みは
沖縄1日、ハワイ前に2日のみでした)
試合へのルーティンに入ったのか。
直前の練習は取材できないが
セットプレーもやるのだろうか?

なんだかんだで今週末開幕。
とにかくみんな怪我しないで
開幕を迎えてください!!!

2017.11.24
昇格ではなく残留です

雨の静岡へ。
アウェイ初勝利味スタの験を担いで
赤黒(紺だけど)靴下を履いて。

「まれにみる素晴らしい立ち上がり」(石川)
から10分後。
「狙い通り」(石川)
のクロス にファーで待ち構えたジェイ。

カメラの目の前でジェイが胸を張った。
(2点目は痛くて
それどころじゃなかっただろう)

前半途中、
カメラを構える背中
エスパルスサポからは
ブーイングさえも聞こえ出した。


試合後
カッパ脱ぐ時に
右足がつったのは何故だろう(笑)

2試合を残して残留。
2つ勝てば最高10位?
いや最終節に
ガンバvsF東京か。
得失点差を考えると上には行けない。
11位止まりだけど
1つでも上の順位に。


           第33節  最終節
10位 G大阪  42 +8 札幌H   F東A
11位 仙台   40 −8 横浜H   甲府A
12位 F東京  39 −4 広島A   G大H
13位 札幌   37 −10 G大A    鳥栖H


こんな感じで最終戦を迎えるなんて。
想像してなかった^_^初めてだし。


昇格でもない、
残留でもない表を作るのも
初めてだ。
さあ。ガンバに勝ちますか。
新しい歴史は
ここからですね!
2017.10.22
アウェイ初勝利
対戦相手のFC東京は
ウタカ出場停止、大久保負傷あけ。
これは札幌に優位な条件。

そして札幌は
前節柏に完勝した勢い。
それでできた少しばかりの余裕。
ジェイのコンディション上向き。
暖かい気候。
高いモチベーション。
これも札幌のプラス要素。

これに対し。

アウェイの呪縛。
一度も勝っていないという
負のイメージ。
雨。
先制点を与えまいと
しっかり入ろうと、
構えてしまうのか。
逆に失点をしてしまうアウェイ。
これが札幌のマイナス要素。

上向きの札幌と
下降気味の東京。
このグラフは交わるのか。
それとも、まだ開きはあるのか?


雨の味スタ。
ピッチの利を活かせていないのは東京。
「集中していた」

セカンドボールへの反応。
パス。
前半で「札幌のほうが強い!?」と。

変な失点さえしなければ
「勝てる」。


そして後半。
JBの右足。
「毎日練習してるからね。
右も左も頭も」
スリッピーな芝を利用したのは札幌。

2アシストは
もう一人のレフティモンスター。
決定機をものにしていれば
日本代表も。


かくして
アウェイ初勝利。

おおきく前進!




2017.10.13
ラスト6試合

柏(厚別)
FC東京(A)
鹿島(札幌D)
清水(A)
G大阪(A)
鳥栖(札幌D)

最後の6試合。
厳しい戦いが予想されるが
残留を争うどのチームも楽ではない。

勝ち点を上積みできたチームが
勝ち残る。

明日の厚別は
言うまでもなく重要だ。
強い柏に勝つことができれば
残留に大きく近づく。

簡単ではない。

でも。

何かが起きるのが厚別。
風。
芝。
寒。
そして、
サポーター。
何かを起こすのが厚別。


これは、昨日のドームサブ。
ホヴァリングステージでの練習が
日曜日で最後という事で。

Still1013_00000.jpgStill1013_00001.jpg


この芝が
雪が解けるのを待って
来シーズンのホヴァリングステージに移植されます。
(時期は未定)
3か月間、ドームで試合ができないそうです。



レベルの高い
J1でのプレーが
来シーズン、
この芝の上で繰り広げられる。


そう信じている。

2017. 9.29
800回

LINEでもお知らせいたしましたが、
本日800回目の放送となります。
年末年始の休止を考えると、年間50回。
ということは16年・・・
いろいろありました。
今後ともよろしくお願いいたします!

20170929 1561.JPG

きょうのトレーニングは小雨の中で始まりましたが、
セットプレーの頃には画像の様に晴れ間も広がり。

これを吉兆ととらえずに何を吉とするのかっ!
広島での今季初のアウェイ勝利が見えました!



とはいえ正念場です。
残り7試合での正念場・・・。

毎年、
「早くも正念場!」というコメントを
夏ごろまでに使っていた気がしますが
それに比べて
真っ当な正念場です。



今、もっとも上がり調子の広島。
四方田監督はどんな戦い方で臨むのか。

きょうのHBCラジオで
(毎週拝聴しています)
野々村社長は
「トーナメントではないので」と
7試合トータルでのマネジメントの重要性を話していた。
そうですよね。
最終節までもつれますよね。



どのチームも楽な7試合ではない。
上位のチームから勝点を奪ったものが
勝ち残る。


勝負強さ。
勝ちたい気持ち。
そして、
運も。
明日の試合もそうだろう。



なんとなく。
ミドルが決まりそうな気がする
きょうこの頃。

20170929 1563.JPG

パノラマって素晴らしい。

2017. 8.25
厚別

あす厚別で仙台戦。

仙台にとっては「鬼門」。
札幌の「聖地」。
あきらかに優位なのは札幌?
「そういう時に限って・・・」
とマイナス思考になりがちな私も
今週は意外と前向きな感じだ。

残留争い真っ只中だが
チーム状況には充実感がある。

ジェイ、チャナ、石川。
等々力では
スタメンに新加入3人が並んだ。
ヘイスも元気。
四方田さんも前線のチョイスは
バリエーション豊富だろう。


小野伸二とチャナティップが
一緒にプレーするとなると
どう並べる?

なんて考えると楽しい。


楽しいが、
それどころではない。


あすの試合だ。


等々力ではカメラ席から見ていた。
キープ力、推進力のある
チャナティップへの信頼感は
日に日に高まっている。
完全にボールが集まり
チームの中心と言っても過言ではない。

今のところ、
うまくかわしているが
川崎F戦を編集していて
あらためて思ったのは
削られてのケガが心配。


ホーム厚別。


まずは失点をしない。
ではなく。
ホームのチカラで
ゴールをもぎ取りに行ってほしい。
1点ではなく2点。
3連勝と好調な仙台相手に
守りに入ってはいけない。
中からチャナ。
クロスに都倉。
ゴールが見える!


フクモリ餃子。
食べてみたい。
並ぶよね・・・。


2017. 8.11
ホームのチカラ

17350人。
水曜日のマリノス戦・札幌ドーム入場者数。

同じ日に同じ時間に行われた
J1、8試合のうち
①神戸vs鹿島19039人、
②新潟vs川崎F18061人に次いで
3番目の集客。

「ホームのチカラ」で先制点を取ることが
勝利の絶対条件だと思っていた。
前半、そのチカラを十分に感じたのだが。



実は、この日。
13位以下の6チームはすべて
ホームで試合を行った。
そのうち広島と仙台が勝ち点①を手に。
ほかの札幌、甲府、大宮、新潟は
「ホームのチカラ」を活かせなかった。


しかし。

あさって。

その大きなチカラを借りるチャンスが再び!

奇遇にも、この6チームがすべて
直接対決する。
札幌vs甲府
仙台vs広島
大宮vs新潟。

シックスポインター × 3 !!!

ホームで戦えるのは札幌、仙台、大宮。
今年のコンサドーレは運もある。
と思っている。
うん。


マリノス戦を超えるサポータが
チカラをくれるだろう。
あの大声援が
さらなる運を呼び込んでくれるだろう。


そして
エースの欠場が
さらなる一体感を産み出すに違いない。


負けられないゲームだから。


その重要な試合を中継できる
幸運をかみしめて。




ちなみに
アディショナルタイムは
前後半合計8分が
放送時間ギリです・・・。






2017. 7.28
チャナ

いよいよ明日。
浦和戦。
開幕と同じくらいのワクワク感。
満を持した感。
ジェイは出るのか?チャナティップは?


先週。
タイに行ってまいりました。
チャナティップはいいやつです。

親善試合で札幌への気遣い。
レンタル元のムアントンに対しても然り。

決勝アシストでは
微塵も喜びを表さず。
試合後には
クールダウン中の札幌の選手たち
ひとりひとりと握手をしていた。
(きょうのOAのエンドカットです)


きっとムアントンのいろいろな人たちに
対応していたのだろう。
シャワールームに向かったのは
試合終了から1時間半あまりたってから。
ミックスゾーンに現れた時には
疲れ果てていた。

アシストに関しては
「札幌の選手だから喜ぶことはできない」
と苦笑い・・・。

「どっちのチームがチャナの使い方を
わかっていると思う?」
意地悪な質問をしようと思っていたが
やめておいた。
答えは明らかだから
チャナは返答に困っただろうし。

チャナに渡せば何かが起こる。
古巣の選手たちは熟知している。
そのテクニック、球離れの良さ、パスセンス。
水曜日のルヴァン杯でも再確認できた。

チャナの出場はあるのか?
きょうの札幌ドームでの練習は
いつもより早いタイミングで非公開に。
予想スタメンは「根拠のない予想部分」が
数か所残ってしまった・・・。


本当に。
3万人の後押しでゴールが欲しい。












2017. 7.14
ゴールのチカラ

本日は宮の沢も暑うございました(-_-;)

今週末はリーグ戦がありませんが
ハーフコート、ミニゲームと精力的なトレーニング。
ジェイ、ヘイス、トクの3トップに
チャナ、ウッチーが絡んだ前線は
誰を並べても面白い!
後半戦(1試合消化しましたが)に向けて、
期待が膨らみます。



本日のOA用に、あの劇的な試合を編集。
後半2分の大宮先制ゴール。
映像を見ると「大前元紀コール」の最中に
2点目を決められている!

現場でも、ひとつのゴールで、
明らかにNACK5スタジアムの
雰囲気が変わった。
と思った瞬間の連続ゴール。

その後は
大宮がボールを持つたびに
オレンジのボルテージが上がる。
ヤバイ・・・試合が壊れてしまう・・・。
3点目は時間の問題か・・・。
(そんな風に思った
私をお許しください・・・。)

実際、決定機は何度もあった。
(結果的には、
これを決められなかったことが
大きかった。)

正直言って敗色濃厚。
残り時間を見た。

少しあきらめかけた。
でも残り15分までに1点返せば・・・
なんとかなる。
いつもリードされると考えること・・・。
後半28分。小野IN。

残り15分を切ってしまった。
大宮が引いている。
それは確か。
波状攻撃ともいえる形になってきた、
それも確か・・・。
だがしかし、残り時間が・・・。

後半34分。
ハンドでもらったFK。福森。

低く抑えたシュートがゴール左隅をとらえる!
2-1。
NACK5の
空気が、
変わった!

本当に残り時間との勝負。

それにしても、
これが
『ゴールのチカラ』。

空気を一変させるチカラ。

そして。
アディショナルタイムのラストプレー!!


今シーズン、行けるかも?
そう思ってしまうほどの試合になった。


「あの試合だよね!」

秋に、
そう言っていたい。

2017年夏。




2017. 7. 7
直接対決

「直接対決なので非常に重要」。
後半初戦にもかかわらず、
四方田監督は『直接対決』という言葉を使うことにためらいはなかった。
監督交代以降、
「(大宮は)スピーディなパスワークが復活した」
と四方田監督の表情にも緊張感も漂う。

アウェイの
スリッピーなピッチに対応するため
宮の沢でもこまめに散水した。
高温多湿に適応するため
長袖厚着で5日間練習し、風呂に入ることで
汗腺を開くようにもした。

「アウェイで勝ち点をとらなければ」
(兵藤)

ホームとアウェイの違いを
少しでも埋めるために
細かな努力を積み重ねる。

「これまでも意外と
暑いときでも選手は
頑張ってくれるんですよ」
(四方田監督)

選手への信頼は厚い。


エース都倉が警告累積で出場停止。
横山は契約の関係で出場不可。
前節とはメンバーも
フォーメーションも変わりそうだが
粘り強い戦いが見たい。


2017. 6. 1
勝ちに行って勝った!

うーん。勝利はいいなあ。
何かと前向きになれるね。
誰ですか?リーグ戦に集中したほうが・・・なんていう人は!
チームはもちろん、マスコミも口が裂けても言わないけど
サポーターの本音はそうかもしれない。


しかし。
昨日の厚別勝利後の空気は「過密日程の不安」を補って余りある感じだった。
流れを変える勝ち点3になる。



1点リードして迎えた後半。
ピッチに最初に姿を現したのは小野。
(練習でもいつものことだけど)


試合後に聞いてみた。
「(ハーフタイムに?)特に何も言ってないですね。
もう一点とらないと危ないというのは、みんなわかってるから」

小野は後半、前線にポジションを移してDFにプレス!
追加点を狙って動き、
追加点を産み出した。
ヒールパスで。




「ハーフタイムに(伸二さんや)とくさんとか拓馬くんが

裏にぬけたりとか、いいよ、と言ってくれて。
自由にやっていいよという感じで。」




そう話したのは菅。
本来のFWでスタメン出場し、後半、躍動した。
ゴリゴリきてた。
前半は2度オフサイドにひっかかっっていたが、
ハーフタイムの先輩からの言葉で吹っ切れた感。

ボールを持つとワクワクする選手になりつつある。
リーグ戦6試合連続スタメン出場中。
出場時間664分はチーム9番目。ルヴァンを足した1085分は8番目。
連戦でも欠かせない選手になってきた。




日曜日、ヴィッセル神戸をドームに迎える。
その神戸。
ルヴァン最終節(vs新潟)にリーグ出場のない若手を一人起用し
直近のセレッソ戦から2トップなど5人を代えて臨み勝利。


札幌は3人変更だった。
ほぼレギュラーメンバーで挑み、 「勝ちに行って勝った」 。
聖地厚別での勝利は大きな転換点になるはず。


日曜日もぜひ、小野をスタメンで見たい。
ビハインドからの投入より効果的に思う。スペースもあるし。
菅ちゃんも若いからスタメンね。全然余裕(笑)

2017. 5.18
正念場・・・

2週間ぶりの宮の沢。
今シーズンは仕事の関係で隔週しか取材できず・・・。

それにしても。
きょうはいい天気だった。すっかり夏仕様。
にもかかわらず。
選手は「長袖」。

宏太さん曰く
「今のウェアは性能がいいので、陽に当たるより暑くない」
なるほど。

大塚コーチの声が響く。
「厚着してるから水しっかり取ってー」。
夏対策でもあるようだ。

実は、試合で足がつる選手を見るたびに
夏場が心配で・・・。
J1の夏。なんとか、しのいでほしい。
「涼しい北海道でしっかり練習できるメリット」(去年:四方田監督)
を活かしてほしい。

あさって新潟戦。監督が代わってモチベーションが高い。
「前半が重要」と四方田監督。
様子を見る、とかではなく
うかがう、こともなく
しっかり試合に入る、ということだろう。

「前線にスピードがあってフィジカルの強い選手がいる。
そして10番は良いパサーなので良さを出させない」(四方田監督)

前節は(結果的に)機能したとは言えない
交代カードの使い方も重要になるだろう。

ガンバ戦のあと。
菅ちゃんなど若手の成長についてきいてみた。

「若手は成長しないと。
自分も含めて点を取れる選手が出ないと」(兵藤選手)

「もっと楽にプレーできるようにしてあげたい」(早坂選手)

きょうの最後のシュート練習でも
兵藤選手が完璧にコントロールされたボレーを見せてくれた。
それをソンユンがファインセーブ×2!!
兵藤選手も苦笑い。

新潟ではネットを揺らしてくれるだろう。

負けられない試合が続く。
いつも正念場。

2017. 4.29
埼スタ。そして札幌ドーム。

今年を左右する試合になるかもしれない。
そう思って埼玉スタジアムへ。

もっともっと圧倒されると思っていた。
試合内容ではなく。
スタジアムの雰囲気に。

札幌サポーターの密度が高かったから?
ドームではなく屋外だから?

キックオフは、浦和サポを背にしょって
ゴール裏でカメラを構えた。

「最初の20分が大事」と試合前の四方田監督。

その20分が過ぎるぞ、と思ったとたん失点。
崩れてしまうのか?

しかし!!!

兵藤のゴール!
一瞬
背中の浦和サポーターが静かになった!
浦和にとっては「まさか」の失点。


そのあと
後頭部(最近感度の良い頭頂部でも前頭部でもない)に感じる声に
変化が。

「テンポよく回せ~」
「じっくりじっくり~」
2通りに分かれた。
REDSサポーターの心も若干揺れたか。

おや?と相手を思わせる
同点の時間をもっと長くできれば。
アップセットもありうるのがサッカー。

試合後。ペトロビッチ監督。
「鹿島や東京などが戦力的に上位だが
Jリーグはチームの力が拮抗している。
下の数チーム甲府や札幌など
戦力(選手の質と言ったか?)で劣るチーム
走ること、戦うことで補っている」

と言いながらも
「7-0で勝った仙台戦と同じくらいの内容だった」

そうかもしれない。
でも番狂わせを起こせそうな雰囲気があったことも確か。

そして、水曜日。
ルヴァンカップ大宮戦。

ゆうがたのニュースを終えてドームへ。
試合前の練習に間に合った。
ピッチ近くへ。


?   静かすぎる・・・(6611人)

5年ぶりのJ1復帰で、平日のカップ戦も5年ぶり。
調べると2012年4月も7000人に届いていなかった。
この集客に関しては課題の残るところ。

試合後。
地元埼玉の記者からの
週末のダービーの質問連発に恐縮しながらも
大宮の渋谷監督(北海道出身)。

「今日体感した雰囲気。プラスにしたい」

ふふふ。渋谷監督。
きょうのドームと来週とは違うのですよ。
5/6(TVhで中継!)は
本来のサポーターの圧を感じていただきたい。。。

帰路につく階段で
見事なハーフボレー弾を沈めた
小野選手に声をかけた。
・・・が笑顔はなし。

ゴールを決めた事よりも
フル出場したことよりも
勝てなかったこと、
後半に決定機を創りきれなかったことが
納得いかなかったのだろう。

あす、ジュビロ戦。
あのマッチアップは実現するのか?
今季初のアウェイテレビ観戦。あ、スマホか。

2017. 4.20
自信

FC東京に勝ち、フロンターレには引き分けた。
戦えるという「自信」。
サポーターはかなり持ったはず。

選手はどれくらいつかんだだろうか。

アウェイ浦和で勝ち点を拾った時、
それは揺るぎないものになるだろう。


イコール、残留への道が大きく開けるということだ。

 

きょうの宮の沢。
スタンドの雪は消えたけど、やんごとなき寒さ・・・。

フィールドプレーヤーが20人。
少しだけ怪我人が戻ってきた印象。
もう少しで戻れそうなリハビリ組も3人。

あさってのレッズ戦について四方田監督。

「埼スタの雰囲気にのまれるような選手たちではない。
経験もある。しかし、その攻撃的なスタイルに
慣れるまでには時間がかかるかもしれない」

もちろんレッズはそこをついてくる・・・
キックオフと同時に、プレッシャーをかけてくる・・・
ラファエルシルバと興梠のホットラインが・・・
赤いスタンドからの声が大きくなる・・・



そこを、いなしてカウンター!

そんなシーンが見られるだろうか。

 

「つかんだ自信」は、「つかみかけた自信」で終わるのか?

大事な試合の時、
「最初の5分、なんとか乗り切ってくれ」と思っている。
それを過ぎると、15分まで・・・。

あさっては
いつにもまして、
力の入る5分になりそうだ。

 

きょう、深井くんに会いました。
思った通りの笑みでした(笑)

 

 

2017. 4. 7
あいつは強いから

あの日。

日中の陽射しは春だったけど、
夕方になって風は冷たくなってきていた。

「いつもよりコール多いよね?」
・・・一緒に取材に行ったディレクターに。
(サポーターが練習していたチャントが彼のものだったのは後で知った)

そんな日に。だ。
ピッチの中央で倒れた。

リプレイを見る。
「誰かと接触していてくれ・・・足でも踏まれていてくれ・・・」

担架が呼ばれた。
ソンユンが駆け寄る。
リプレイの彼は「信じられない」という表情だった。

 

 

彼は、泣いただろうか?

「泣いてませんよ!また復活します!」
きっと不敵な笑みで、こう言うだろう。

 

 

きのう。ソンユンに「大丈夫そう?」ときいてみた。

「あいつは強いから」

ソンユンの言葉にうなずいた。

強いよね。深井一希。

 

 

 

あすドームに集うサポーターも同じ思いだろう。
(テレビで見てくれる人も!)

 

彼を笑顔にさせるのは

ゴール。そして勝利だ。

2017. 3. 9
開き直り

20170304 vs横浜FM ニッパツ 3-0 開幕連敗。

前半。確実にマリノスを上回っていたし、狙い通りだった。
「前半、札幌はたくさん走っていた。時間とともに落ちてくるだろう。」
(モンパルエツ監督/横浜FM)

記者会見でご満悦のモンちゃん(友達か!)の読みが当たっていたのか?
そうともいえるが、最初の失点がもう少し遅ければ、
もっと走れたはず。違った展開になっていた。

 

まだ2試合。

ツイッターでフォローさせていただいている〝皮算用マン〟のデータによると、
「試合数と同じ勝ち点が残留ボーダー。次勝てば3試合で勝ち点3でOK」。

 

「僕たちには下を向いている時間はない」と選手は言う。

これは
⇒1試合でも早く戦える自信をつかみたい
⇒勝ち点を積み重ね一歩ずつ登らなければ転がり落ちていく。

わかるけれども
「時間がない」という気持ちが、焦りを呼び、
プレーにも試合運びにも余裕がなくなり、というのは避けたい。
エスカレーターと呼ばれるチームにとって、序盤で流れに乗れないと厳しいのは重々承知。

 

きょうの練習後の四方田監督。

「選手はいい意味で開き直っている。」

3試合目で「開き直り」とは…早すぎる!とも思ったが
「やるべきことをやる」、「がむしゃらに走る」…
あーだこーだ考えるより
ホーム開幕戦で開き直っちゃうのもアリなのかと。

「日に日に気温も上がってるし」
と話す監督の表情も思ったより柔らかい。


ポジションごとに競争させるだけのメンバーも戻ってきている。
特に、FWは。
あの選手がベンチ外となるかも!



「自信」を無くす前に「手ごたえ」をつかみたい。
手ごたえに必要なのは、
やはり、ゴール。
2017ファーストゴールは誰だ?

 

 

 

2017. 3. 3
厳しいことを要求しながら

20170225開幕戦 vs仙台 ユアスタ仙台

 

「チームメイトに厳しい要求をしながら成長していく」(兵藤)

 

後半途中から菊地に代わってピッチに入った。
万全な状態ではなかっただろう。それでも違いを見せた兵藤。
試合後。
そのコメントも、表情からも、「さすが」という印象を受けた。

 

前半。
ミドルの質。
ダイレクトのパス。
クロスの精度。タイミング。
あらためて「J1だ」と感じる。

 

J1トップクラスとは言えない仙台だが。
J1のレベルを感じた。

それでも勝ち点を取れた試合。

この試合で選手たちは「自信」を得ることができただろうか?
1試合ごとにJ1に慣れる。それは間違いない。
力の差は(それほど)ない。
しかし。
「札幌の強さ」を見出すことは難しかった。
「やれる!」とは、まだ思えなかった。
たぶんサポーターも不安を拭うことはできなかっただろう。

 

あすマリノス戦。

マリノスの攻撃を食い止めることができれば。
あの、ドリブルを止めることができれば。
大きな「自信」を掴むことができる。

初戦で感じた(それほどでもない)差。
この差が埋まっていくのを楽しみたい。

差がありながらもアップセットで勝つ。
差が埋まり互角に戦って勝つ。

わくわく。

2017. 2.24
自信あるので

2017.02.24

あす開幕 J1での戦いが始まる!

 

「不安はどこのチームもある」(菊地)

「歯を食いしばってやりつづける忍耐力を皆がもっているのか」(都倉)

 

厳しい戦いになることは皆わかっている。
選手も、監督も、サポーターも。

上位チームとのチカラの差。
そこを、どう補うか。少しでも縮められるか。
34試合でどれだけ勝ち点を積み上げることができるか。

 

「相手をリスペクトしすぎない」・・・これが難しいんだろうな。

自信を失う必要はない。
自信を勝ち得てほしい。

 

 

「僕は自信あるので」(ソンユン)

インタビュー最後にみせた笑顔。
そうだよ。
ソンユンにどれだけ助けられたか。
ワールドクラスのGKになる可能性を秘めた逸材。
パントキックの精度↑UP
ローボールの処理も↑UP。

鹿島のオファーを蹴って残留したソンユン。
その声を背中に感じ、チームで粘り強く守る。

 

5バックと揶揄されようが、かまわない。
必死に守る姿を想うだけで熱いものがこみあげる。

 

 

ケガ人がここまで多いのは想定外かもしれないが
ここにきて復帰情報が続々!?
仙台で選手を確認する楽しみができた(強がり)。

 

今シーズンは
レベルの高いゲームの中で
「札幌、上手いじゃん!」と驚きたい。
「上手くなったなあ!」とシーズン半ばで思いたい。

 

なんにせよ。

 

開幕はワクワクだ。

 

それにしても。
週末の仙台は寒そう。