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- 2018. 1.22 放送
- アイヌ料理を知って 札幌市が常設店探る
国内外からの観光客が増えるなか、アイヌ民族の伝統料理を知ってもらう機会を増やそうと、きょう札幌のカフェで試食会が開かれました。
試食会は札幌市などが札幌アイヌ協会の協力を得て開きました。合わせて40人ほどがアイヌ民族の代表的な汁料理、「鮭のオハウ」など5品を味わいました。
市は、アイヌ民族の工芸品などを販売する常設店を検討していて、集客策のひとつとして伝統料理を提供する飲食店も考えています。
札幌には年間1300万人以上の観光客が訪れますが、アイヌ文化を発信する拠点や工芸品などを扱う店は数が限られます。札幌アイヌ協会も先住民族の理解が深まることに期待を寄せています。市では、試食会などでのアンケートを通じてニーズを探り、2020年度に常設店を開きたいと考えています。