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- 2018. 1.24 放送
- 野菜価格が高騰 消費者も2極化へ
葉物野菜の価格高騰が長引いています。店の売り方が変わり、消費者には二極化の動きが生じています。
札幌市内にある大手スーパーでは、キャベツ半分が298円で売っていました。平年のひと玉より高い値段です。産地の本州で昨年秋、天候が悪く、品薄となっているためです。
売り場では買いやすいよう少量パックを作ります。カット野菜や冷凍野菜をアピールするのは、契約栽培のため価格が変わりにくいためで、売り上げは2割ほど伸びています。
一方、有機野菜を扱う自然食品の専門店では、スーパーよりも安い逆転現象が起きていました。札幌の自然食品店では、例年の価格ですが、スーパーよりも安くなっています。有機野菜では土壌を入念に作るため、一般の野菜より天候の被害を受けにくいそうです。いつもなら高めの有機野菜に手を伸ばす人も増えているようです。