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- 2018. 4.24 放送
- ソフトバンク、雪山救難へドローン無線で実験
雪山などで遭難した人を救助する際に、スマホなどの電波をドローンで中継し、遭難者の位置を特定する実験がきょう大樹町で行われました。実験は登山やスキー中の遭難事故が増加傾向にあることを受け行なわれました。実験は圏外にいる遭難者のスマートホンの電波をドローンを使い中継し位置情報を受信します。これまでのシステムではソフトバンク以外の電波を中継できないのが課題でしたが、きょうの実験では通信会社によらずスマホの電波をドローンで中継。さらに、GPSの情報から遭難者の位置を特定できました。ソフトバンクの藤井輝也工学博士は「ソフトバンク以外の通信事業者を合わせて中継する。地上から行くよりもはるかに容易に遭難者の位置の特定ができるのではないか」とみています。同社の担当者によりますと実用化に向けては制度改正などが必要だということです。