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2018. 8.14 放送
夏の楽しめるスポット②三笠で太古の歴史に触れる

 親子で楽しめる道内各地のスポットを紹介する、夏休み企画の2回目です。きょうは太古の歴史を伝える三笠の博物館の話題です。

 来年で開館40年目となる三笠市立博物館。地球誕生以来の生き物の進化の過程を描いた人気の絵本「せいめいのれきし」をテーマに特別展を開いています。加納学館長に見どころを教えてもらいました。「やはりこの長く伸びた歯ですね。サーベルタイガーと言われる所以です」(加納さん)。およそ4万年前にアメリカ大陸に生息したとされる、ネコ科の哺乳類スミロドン。剣のような牙で、人類をも襲っていた可能性があります。その隣のひときわ大きな化石は?「日本で初めて(化石が)見つかったということでニッポノサウルスと名付けられた」(加納さん)。全長4メートルほどのニッポノサウルスは、最近話題のむかわ竜の親類。草食恐竜ならではの平らな歯を間近に観察できます。そして2メートルの、トカゲのようなエリオプスはなんと、カエルの仲間。加納さんは「昔どのような生き物がいたのかということを考えてほしい。ひいては地球環境がどう変わってきたのか、生き物たちがどう変わってきたのかということを見ていただきたい」と話しています。常設展示室には、大20180814H用三笠②00000000.jpg道内で見つかった巨大なアンモナイトの化石がずらり。あさってまで、化石のレプリカづくりも体験できます。体験者からは「三葉虫を作りました。はい(うまく)できました」などの声が聞かれました。夏休み最後の思い出づくりにいかかでしょうか。