最新オンエア情報
- 2018. 9. 6 放送
- 安平で震度7 胆振中部震源に巨大地震
きょう午前3時ごろ、胆振の厚真町で
震度7を観測する非常に強い揺れの地震がありました。
この影響で道内では7人が死亡、295人が負傷したほか、
厚真町で31人の安否が、分からなくなってます。札幌管区気象台によりますと、
震源は胆振地方中東部で、震源の深さは37キロ、
地震の規模を示すマグニチュードは6・7と推定されます。この地震により、胆振地方を中心に土砂崩れで住宅が倒壊する
被害などが拡大しました。「現在午前3時45分、札幌・中央区です。
停電でしょうか、信号機に灯りは付いていません。
走行する自動車はお互いに譲り合いながら走っています」(畑中記者)火力発電所の停止で広い範囲が停電し、生活に影響が出ました。
「(こんな揺れは)初めて。停電とかも私人生初めてなのでどうしたらいいか分からない」(住民)
医療機器が使えず、外来診療を取りやめる病院も。
市内のスーパーでは、食料などを求める人が長蛇の列を作りました。
交通網にも大きな影響が出ました。「JR札幌駅に来ています。
地震の影響で列車は全区間運休になっています」(岡田記者)新千歳空港の発着便も全便運休しました。
復旧のめどは、立っていません。
道内では一時、295万戸が停電。
現在、札幌と旭川の一部が復旧しました。「少なくとも1週間以上は需給に見合う電力を
確保することはできない」(北電・真弓社長)
停電や相次ぐ余震の影響で、
札幌では午後2時半現在で259カ所の避難所が設置されています。道は、道内全域への災害救助法の適用を決めています。