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- 2018. 9.27 放送
- 胆振東部地震から3週間 復興の動きは
最大震度7の胆振東部地震の発生から、きょうで3週間です。
多くの人が避難生活を送る中、復興への動きが出始めています。今回の地震で、道内では住宅が倒壊するなどの被害が相次ぎました。
被害総額は既に1800億円を超えています。「むかわ町では、3週間たっても営業再開できないでいる事業所がある一方、
復興に向けての工事や営業を再開するお店が増えてきています」
(岡田記者)むかわ地区では7割を超える店舗などが被災しました。
そんな中、物置を使って営業を再開した店舗もあります。「(営業再開は)震災の3、4日あとくらいからですね。
注文をいただいていたので、仕事は早めにしたいなと思いまして」
(生花店の小泉さん)
傾いた店舗は建て替え中で、来年の春に完成します。
しかし、営業を再開できる人ばかりではありません。高齢を理由に、再開をあきらめる人がいるのも実情です。
「やっぱり町がちょっと寂しくなっちゃうのかな。
皆さんと協力して、町をもとに戻せるような雰囲気にできれば」
(小泉さん)25日からは、仮設住宅の建設も始まりました。
まちをいかに立て直すのか、
復興にかける地元の人たちの思いが強まっています。