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2018.10.17 放送
小さな川の洪水予防 低コストで監視

 国土交通省は小さい川の洪水被害を防止するために費用が安く済む簡易型河川監視カメラの開発を進めています。きょう北広島で自治体職員らに公開しました。簡易型河川監視カメラは国交省の「革新的河川技術プロジェクト」として開発を進めています。山間部や川幅50メートル以下の中小河川など、監視カメラの設置が進んでいない場所での利用を想定しています。きょう午前中に北広島河川防災ステーションで開かれた見学会には、道や札幌市などから担当者およそ30人が参加。近くを流れる千歳川の支流、輪厚川のほとりで機能の実証試験をしているカメラ12種類を見て回りました。

 カメラは無線式と有線式の2種類。ズームや首ふりなどの機能を省くことで大(181017) (1)00000000.jpg導入費用を抑えられます。国土交通省河川環境課の西尾正博課長補佐は「水位とかの情報は避難行動につながらないという課題がある。画像情報を充実させることで住民の皆さんの避難行動につなげたい」と話しています。国交省は先月から北広島のほか埼玉県でも実証試験を行っており、来年からの実用化を目指しています。