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- 2018.11.26 放送
- 佐川急便装う詐欺 道内でも増加
佐川急便を装ったショートメールをスマートフォンに送り、個人情報を盗み取ろうとする「フィッシング詐欺」が、道内でも増えています。
ショートメールは、「不在のため荷物を持ち帰った」として、偽のサイトへアクセスするよう誘導。本物のサイトとそっくりのページから電話番号などの個人情報を入力させ、偽のアプリのダウンロードを要求します。盗んだ情報からプリペイドカードなどが勝手に購入され、身に覚えのない数万円ほどの請求が来るということです。遠隔操作で自分のスマートフォンからショートメールを送られ、被害を広げてしまう場合もあるといいます。
道警によりますと、ことし7月から全国的に被害が出始めていて、道内でも、今月10日の時点で被害にあったとの申告が27件寄せられています。相談は先月100件を超え、今月はそれを上回る勢いです。
「ショートメールやメールのメッセージが来た時は、まずは疑ってみることが大事。電話番号や認証コードの入力を要求された時は、よく考えずに入力してはいけない」(道警サイバーセキュリティ対策本部の石川学指導官)
佐川急便も、「ショートメールによる案内はしていない」と注意を呼び掛けています。