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- 2019. 2.15 放送
- 外国人「おもてなし力」向上へ 市場で実験
外国人により観光を楽しんでもらおうと、札幌場外市場で、スマートフォンを使って外国語で観光情報を伝える実験が始まりました。
実験は、市場を運営する組合とNTTグループが行っています。市場に来る外国人は増加傾向ですが、外国人を雇用している店はまだ少なく、言葉の壁が課題です。そこで導入したのが...
「QRコードを読み取ると外国語のメニューが表示され、その画面を見せることでスムーズに注文をすることができます」(畑中記者のリポート)
英語や中国語など5カ国語に対応。料理や食材の説明はもちろん、観光客の好みや気分からおすすめを紹介する機能もあります。観光案内所にはQRコードを設置。店に着く前にメニューを見られるようにしています。
「各店ごとの取り組みだと限界もあるし、場外市場全体としての取り組みにしていかなければいけない」(札幌市場外市場商店街振興組合の岩本副理事長)「最近はタブレット端末のように手軽に導入できるものが増えているので、軽く試してもらうところから始めてもらうのがいい」(NTT新ビジネス推進室の梶川担当部長)
支払いまでをスマートフォンでできるシステムの導入も目指します。実験は3月29日までです。