最新オンエア情報
- 2019. 2.19 放送
- 道経連が宇宙ビジネス育成へ
北海道経済連合会はきょう、道内の宇宙産業を育てる構想を発表しました。新たなロケット発射場を誘致し、関連企業が集まる「宇宙版シリコンバレー」をめざします。2030年までに民間ロケットが衛星軌道まで到達する可能性が高いと予想。衛星からのデータは自動運転などに使え、道内では 農業や運輸業での活用に期待がかかります。道内では大樹町のベンチャー企業がこれまで2度、小型ロケットの打ち上げに挑戦。海に面した大樹町は発射場として世界的に優れているとし、大規模施設を誘致します。道経連の増田正二副会長は「北海道がめざしているのは民間が自由に使えるような射場環境。さらに鹿児島の補完的な(役割を果たす)発射場だ」と話しています。道経連は観光面の波及効果だけで年間267億円と見込み、関連企業の誘致もめざします。