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2019. 9.28
JR北海道救う?稼ぎ頭の「副業」とは

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今週のMCは杉村太蔵さん。
コメンテーターは北海道大学大学院経済学研究院の平本教授。
今回のテーマは「JR北海道の副業」。








Still0926_00001.jpgJR北海道は、ローカル路線の見直しや本業の鉄道事業の赤字など、経営状況は厳しく、グループ全体の営業損失は、年々膨らんでいる。昨年度は過去最大の約418億円の赤字を出した。
JR北海道は、こうした厳しい経営環境から何とか脱しようと、これまでにない新たな取り組みを始めている。





Still0926_00003.jpg観光列車「風っこそうや」号。東北方面を走っていた「びゅうコースター風っこ」を、所有するJR東日本から借りて、この夏、宗谷本線で運行した。列車の一部は窓が取り払われ、直接風を感じることができる。ことしは夏場、音威子府とそれぞれ旭川と稚内を結んで運行。土日祝日限定で、4両編成のうち、2両が全席指定。





Still0926_00004.jpg旭川を出発した列車は、比布、塩狩を経て和寒駅へ。剣淵では、絵本の読み聞かせ。士別ではジンギスカンなど、主要な駅では、地元の住民が名物などを乗客に振る舞い、手厚く出迎える。参加した和寒町議員は「小さな町だが、アイデアを出して盛り上げようとしている。また来てくれるよう期待している」と話す。





Still0926_00010.jpg風っこそうやはことし、計14日間運行。平均乗車率は70パーセントで、目標の60パーセントを上回った。ただ、観光列車の運行だけでは、大きな収益につながらないのが現実。JR北海道営業部の滝沢 健課長は「観光列車をきっかけに、ほかの特急列車や北海道新幹線を利用してもらい、当社の鉄道利用促進につなげたい。また、買い物や食事を通じて沿線の活性化につながれば」と話す。





Still0926_00011.jpg昨年度のJR北海道は、鉄道事業以外の収益が約100億円に上った。赤字の圧縮には、不採算路線の見直しを避けて通ることはできないが、それを補う形で、鉄道事業以外の収益の拡大が重要。JR北海道は、ホテルやマンションなどの不動産事業にも力を入れている。






Still0926_00012.jpgJRのホテル事業「JRイン」。去年9月にオープンした千歳は、ビジネスでの利用が多いが、それでも全体の4割ほどは観光客だという。稼働率は、夏場で80パーセント台半ば。オープンから1年、まずまずの数字だ。JR北海道は、このホテル事業を、赤字を補う新たな収益の柱と位置付けている。






Still0926_00013.jpgJR北海道不動産開発企画グループの今井 敦史副課長は「JRインは宿泊特化型で、事業収益にも貢献できる業態なので、引き続き開発に力を入れていきたい」と話す。ホテル事業の昨年度の売り上げは82億円。鉄道事業以外の売り上げの約1割を占める。「北海道ナンバー1のホテルチェーン」を目指し、北海道新幹線の札幌開業までに、ホテルの数を今の倍以上にし、売り上げ200億円突破を目標に据える。




Still0926_00015.jpg去年、改装されたJR苗穂駅。その真横で今、JR北海道としては初となる分譲マンションの建設が進む。マンションは27階建てで、全300室。大手デベロッパーの大京、住友不動産と共同開発する。JR北海道不動産開発企画グループの多田 信寛さんは「ただ、デベロッパーに土地を売却するのではなく、マンション事業に進出することで事業利益を得られる」と話す。鉄道会社ならではの好条件の立地を強みに、好調に滑り出したマンション事業。多田さんに「JRといえばマンションと言われたいか」と聞くと、「そうなればいい」と笑って答えてくれた。


Still0926_00016.jpgJR北海道の副業は、ホテル・マンション事業だけではない。JR桑園駅のそばの社員寮があった場所には、サービス付き高齢者向け住宅の工事が行われている。こうした施設を既に札幌と小樽で3施設展開していて、高齢化で事業収益が見込まれることから、今後も拡充する方針。また、広告として駅名看板に表示する「副駅名称」を導入。1駅あたり年間300万円ほどの収入が見込まれるという。ほかにも、岩見沢市内の運転所の跡地に、太陽光発電所を建設中。



Still0926_00022.jpgJR北海道の鉄道事業以外の収入は現在、約800億円。これを北海道新幹線が開業する予定の2031年度の時点で1.5倍の1,200億円にする計画だ。モデルとするのはJR九州。地元の九州だけでなく、東京や大阪でもホテルやマンションを展開。都市部の再開発にも積極的にかかわる。こうした事業の収益規模は、年間250億円を超え、JR北海道の倍以上だ。
JR北海道の島田 修社長は「JR九州から学ぶべきものはしっかり学びたい。ゆくゆくは、開発関連事業も含めた『まちづくり企業集団』と見ていただけるようになればいい」と話す。


Still0926_00026.jpg道民の足を守るため、本業の鉄道事業以外の収入を伸ばすことは必要不可欠だ。
番組の最後は杉村太蔵さんの「薄口」コメント。コメントのフルバージョンはYouTubeなどのSNSで公開中。
【取材先】「」はブランド名など
JR北海道、「風っこそうや」、「JRイン千歳」、「ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワー」




Still0926_00025.jpg来週、10月5日(土)はTVh開局30周年「食欲の秋、てんこもりSP」!
午前11時のけいナビから、後番組のスイッチンなどTVhの総力を挙げてお届けします。
MCは、杉村太蔵さんと、河本準一さん(次長課長)です。
是非、ご覧ください。

2019. 9.14
祭りがマチに光を!

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今週のMCは鈴木ちなみさん。
コメンテーターは北海道大学大学院経済学研究院の平本教授。
今回は「祭り」がテーマ。
毎年、地元の祭りを楽しみにしている人も多いが、人口減少や資金不足などの問題で、全国各地で存続が危ぶまれている。北海道も例外ではない。





Still0912_00003.jpg十勝の芽室町。5年前、28年続いていた花火大会が無くなった。主な理由は、実行委員会の高齢化。当時、実行委員として活動していた谷口尚広さん。「子どもたちに花火を見せたい」と、有志4人から新たに実行委員会を立ち上げた。5年前の教訓から、長期間継続できるよう、さまざまな団体の若者に声をかけた。新しい実行委員会は、20代から30代が中心だ。





Still0912_00006.jpg谷口さんは「お金を集めるのが一番大変だった」と振り返る。町内の企業などに協賛を呼びかけたが、「本当にできるのか」と、集まりが遅く、開催費用450万円のうち、100万円が不足。そこで使ったのがクラウドファンディング。1カ月で目標の100万円を突破し、最終的に220人から207万円が集まった。復活を求める声が目に見える形で表れ、企業・団体も動かす。金額は多くても10万円という小口だが、約200の企業や団体から協賛を受けた。



Still0912_00009.jpg祭りは午前11時の開場から、多くの人で賑わった。屋台には、地元の飲食店などが出店。祭りの効果に期待を寄せる。
町民の中には、進学や就職で芽室を出ていく人も少なくない。谷口さんもかつてはその1人だった。この花火大会を通じて、子どもたちが芽室に愛着を持ち、町に住み続けるきっかけになれば、と願いを込める。





Still0912_00010.jpg花火は3,615発。芽室町の子どもと同じ数。※2018年末の20歳未満の人口
人口1万8,000人の芽室に、町内外から約2万人が集まった。谷口さんたちは来年以降も花火大会を続ける予定だが、資金やヒト集めといった課題は、これからも続く。
谷口さんは「今回は、第一回ということもあって応援してくれたことも大きい。共感してもらえることを続けるということが何より」と話す。




Still0912_00014.jpg各地域が苦労する中、どう祭りを存続させていくのか。北海道最古と言われる祭りを取材した。
道南・江差町の「姥神大神宮渡御祭」は370年以上の歴史を持つと言われている。ニシン漁で栄えたかつての北前船交易によって、京都・祇園祭の文化が伝わり、流れをくむ形となった。最大の特徴は、「山車(通称:やま)」。




Still0912_00015.jpg山車は、江差の各地域ごとに13台あり、修復しながら保存してきた。中には北海道の指定文化財に指定されているものも。1台作るのに1,000万円以上が必要。宝くじの助成金なども活用するが、基本的にはわずか100戸足らずの町内会で賄う。姥神大神宮祭典協賛実行委員会の打越東亜夫(うちこし・とあお)会長いわく、「お金をかけて保存に努め、後世に伝えたいという江差人の心意気が分かる。『祭り馬鹿』ばかりいる」とのこと。




Still0912_00017.jpg江差町は、山車に代表されるような、歴史や文化を町づくりの核にしようと、1989年に『歴史を生かすまちづくり事業』を開始。姥神大神宮がある、いにしえ街道はその象徴だ。歴史的建造物を修復・再現して、観光資源として活用する。さらに、道幅を拡張したり、電線を地中化したりと、景観と利便性を両立させる。こうした取り組みは、祭りにも好影響を与えている。江差・中歌町の菱田明彦さんは「この通りでは、電線をまったく心配することなく楽しめる祭りにできる。それぞれができる範囲で町を残そうと活動している」と話す。


Still0912_00020.jpg課題は「人口減少」。江差町の人口は、この40年で半減。祭り当日を取材する中で、次の世代へ祭りを守っていくための取り組みが見えてきた。
物心ついたときから祭りが身近にあるのが江差人。たとえ江差を離れても、この日に合わせ、戻ってくる。江差を出て16年という人は、「この祭りに帰ってこないと一年が始まらない。子どもが減っているので、函館で生まれた自分の子どもを参加させ、これからも参加していけるようになればいい」と話す。



Still0912_00021.jpg中には、札幌や函館から大学生を招き、山車を引いてもらうところも。本町の山車には、10人ほどの北大生が参加した。アンゴラからの留学生は、「去年から参加し、2回目。一番好きな日本の祭り」と話す。受け入れる本町・清正山の萬壽 昭礼(ばんじゅ・あきひろ)頭取は、「抵抗はない。祭りを続けるためにも、常にウエルカム」と話す。これまでも転勤や結婚で江差に来た人たちを、積極的に受け入れてきた歴史がある。その後、町外に出て行ったとしても、祭りの日には戻ってくる人もいるのだという。古平町出身で、ことし江差に来たという人は、「町の人の温かさが伝わる祭り。この職場を離れてもまた出たい」と話す。


Still0912_00024.jpg夜になるにつれ、にぎわいもピークに。祭りの期間は人口8,000人の町が、5万人でにぎわう。経済波及効果は4億円を超えるという。打越会長は「世知辛い世の中でも、祭りがあることが結果として経済波及効果にもつながっているし、文化を継承する基本を姥神大神宮渡御祭が担っている。考えれば何とかなる。お祭りだから」と笑顔で話す。





Still0912_00028.jpg町に活気をもたらす「祭り」。存続には、地域が一体となって祭りを作ること、時には外部の人を受け入れる態勢づくりも必要なのかもしれない。番組の最後は鈴木ちなみさんの一言コメント。コメントのフルバージョンはYouTubeなどのSNSで公開中。
【取材先】
芽室花火大会実行委員会、鳥せい(芽室)、レストランHIRO(芽室)、江差町、姥神大神宮祭典協賛実行委員会、江差山車会館、小林ミルクパーラー(江差)


Still0912_00027.jpg来週(9月21日)の放送は、夜7時30分から1時間SP!
MCの杉村太蔵さんと鈴木ちなみさんが、スタジオを飛び出し、札幌の巨大地下空間を巡ります。
こちらもお見逃しなく!

2019. 9. 7
復興ってなんだ⑥地震から1年 移住者の思い

Still0904_00001.jpg今週のMCは鈴木ちなみさん。
コメンテーターは北海道大学大学院経済学研究院の平本教授。
今回はシリーズで伝えている「復興ってなんだ」の第6弾。
胆振東部地震(北海道地震)から1年が経つ。
最大震度7を観測し、大きな被害を出した厚真町を取材した。





Still0904_00002.jpg復旧工事が続き、今も土砂や潰された家屋が残る吉野地区。復旧・復興への道のりが、まだこれからであることが伺える。吉野地区の隣に位置する富里地区。以前この番組でも取材した、コメ農家の佐藤泰夫さん。ななつぼしや酒米「彗星」を栽培している。彗星は地酒「美苫(びせん)」の原料だ。





Still0904_00003.jpg地震による土砂崩れで、水田は壊滅的な被害を受けた。自宅は半壊で住むことができず、両親と妻、三男の家族5人で、今も仮設住宅に暮らす。唯一残されたのが、酒米。何とか収穫し、酒蔵に納めることができた。先月、佐藤さんを訪ねると、酒米に加え、地震で犠牲となったいとこ、正芳さんから受け継いだ水田も、青々とした景色が戻っていた。




Still0904_00028.jpg「あちこちから人を呼び集め、何とか水を通した。今のところ順調」と話す佐藤さん。しかし、副収入となっていたホウレンソウのビニールハウスが、復旧用道路に。年間150万円の収入を失った。加えて、稲刈り機の購入など、補助金を除いた数百万円の負担が、重くのしかかる。





Still0904_00006.jpg地震による死者は、災害関連死も含めて44人。住宅の被害は全壊・半壊合わせて2,129棟で、今も855人が仮設住宅で暮らしている。人口減の問題も。地震の被害が大きかったむかわ町・安平町では各300人、液状化現象が起きた札幌市清田区では約940人が減少。
番組は、地震の前に引っ越してきた移住者の人たちに注目。地震の後も町に留まる理由とは。取材を通して見えたのは、町や周囲の人たちに「何かを返したい」という思いだった。



Still0904_00007.jpg厚真町中心部にことし3月完成した、仮設店舗。4軒の店や会社が入っている。そのうちの1軒、アロマを使ったマッサージ店を営む本木ちひろさん。田舎暮らしに憧れて、夫と子供3人で、苫小牧から5年前に移住してきた。避難生活を強いられる中、地震から1カ月後、苫小牧で知り合いが営業場所を提供。厚真から通いながら営業を再開した。





Still0904_00009.jpg「地震の直後は動揺が激しく、人を癒す仕事をやるのが怖かった」と振り返る本木さん。「応援してくれる人がいたので再開したら、多くの客が来て元気をもらいながら営業している」と話す。
仮設店舗の完成を機に厚真で営業を再開。町内では、ボランティアで被災者へのマッサージも行っている。





Still0904_00012.jpg同じ仮設店舗の一角。輸出・輸入業を営む佐藤稔さん。神奈川県の出身。2年前に、田舎で子育てがしたいと妻と子供2人で移住した。佐藤さんは主にキャンプ用品や車などを扱うが、厚真に来てから地元の食材(ジンギスカンやコメなど)も販売するように。自宅は10センチ以上も玄関側に傾き、全壊と判定。裏山が崩れる危険があるとして、地震後数か月は立ち入りすら禁じられた。




Still0904_00016.jpg地震後、励みになったのは仕事の依頼の急増。各地で復興支援イベントが開かれ、その窓口として役場や商工会、地元の農家などから商品の販売や発送を頼まれた。イベントにも自ら出向き、特産のジンギスカンを焼いて提供することも。取引先の「あづまジンギスカン」。地震直後、売り上げは落ちこんだものの、「応援で来てくれた客が多かった」と、結果的に前の年の1.5倍に増えたという。輸出・輸入業を営む佐藤さんの力も大きかったという。



Still0904_00017.jpg同じく佐藤さんの取引先で、シイタケ農家の高橋清吾さん。シイタケの原木はすべて倒れ、再開までにひと月以上かかった。自宅も大規模半壊の判定を受けた。それでも、佐藤さんが矢継ぎ早に注文を持ってきて、1日20キロ近くを納めることも。それを佐藤さんが関東や関西に店舗を持つ飲食チェーンに卸した。すぐに底を突くほどの人気ぶりだとか。高橋さんは「佐藤さんの存在はありがたい。作っている以上はおいしいものを食べてもらいたい。農家は皆同じ気持ち」と話す。



Still0904_00018.jpg役場に設けられた、災害エフエムの放送室。この日の担当は、恵庭市出身の村上紗希さん。去年4月、地域おこし協力隊として厚真町に移住してきた。地震直後、家族や友人から実家に帰るよう言われたというが、「何か助けになりたい、わたしにできることはないかなと思い、自分一人だけ離れるという選択肢はなかった」と振り返る。





Still0904_00026.jpg当初は町の魅力を発信する、ライターとして活動。地震後は、町の中心部で仲間の地域おこし協力隊が運営する旅館で、毎週1回カレー店を営業。厚真産の米や野菜を使ったメニューが揃う。反応は上々。客の多くは、災害復旧工事に携わる関係者。地元の住民として、復興を直接感じられる「現場」に充実感を感じている。「震災があった町ではなく、おいしいものなどプラスの情報を発信したい。カレーが復興の一助になってくれているなら、カレー屋冥利につきるし、うれしい」と話す。



Still0904_00027.jpg被害の大きかった厚真・安平・むかわの被災3町は、復興計画を作成している。計画の一番の柱は、被災者の住宅問題。町独自で住宅の新築をする人に金銭的な支援をしたり、公営住宅を新たに建設したり、不安の解消に努めるとしている。
復興への道は、まだこれから。被災地では、それぞれの立場から、一歩ずつ前へ進んでいる。
【取材先】
アロマ&リンパセラピー Olive、TREASURE TRADING、あづまジンギスカン、カレー屋 試(こころみ)、山口農園

2019. 8.31
北海道のクリーニング最前線~あなたのセンタクは?~

Still0828_00000.jpg今週のMCは杉村太蔵さん。
コメンテーターは北海道大学大学院経済学研究院の平本教授。
今回のテーマは「クリーニング」。
総務省の家計調査を見ると、1世帯あたりの年間洗濯代の全国平均は5904円(2018年)。北海道の札幌市はやや高く6691円。この数字は年々縮小傾向で、ピークの1992年と比べると、3分の1以下。
年々縮小傾向にある市場で、クリーニング業界の取り組みに迫る。



Still0828_00003.jpg網走発祥のクリーンスター。札幌や旭川、北見などで45店舗を展開するクリーニングチェーンだ。札幌に進出したのは2007年。毎年2,3カ所の出店を積み重ね、今では全店舗の半数近い21店舗を札幌市内に構える。最大の強みは、朝預ければ、夕方には受け取れる「スピード」だ。店舗5~7店に対し1つの工場を置き、配送時間を短縮。工場内では、衣類の部分ごとにプレスできる小ぶりな機械を並べ、分業化を徹底。効率を重視した。スピードに特化するため、大手チェーンがしのぎを削る個人宅への集荷・配送サービスは、ほぼしない。


Still0828_00007.jpg出店場所にも狙いがある。幹線道路ではなく、そこから1本ずれた「生活道路」に面した立地にこだわっている。小島隆義社長は「クリーニングは『ついで』のお店。買い物や出勤のついでにうまくマッチする場所を探している」と話す。こうした戦略が客の支持を集め、売上高はこの10年で3倍に成長。10億円を突破した。現在の業績は好調だが、先行きは不透明と見ている。小島社長は「Yシャツとスーツだけのクリーニングから、多岐にわたってサービスを提供する時代に入っている。生活の利便性を高めるような複合的なサービスも必要」と話す。クリーンスターは去年からスニーカーのクリーニングを始めたという。

Still0828_00010.jpg中標津発祥で、創業69年のとみおかクリーニング。戦後まもなく着物の洗い張りで創業し、現在は、絨毯、布団、靴・かばんなどの特殊クリーニングも請け負う。いわばマチの万屋クリーニング店。ここ5年で、中標津のほか、旭川や札幌にも出店。9店舗を構え、年商はおよそ10億円だ。この売上高は今、過去最高を更新している。





Still0828_00013.jpg富岡裕貴社長は「厳しい環境にある。人口減はもちろん、カジュアル化や、繊維製品の機能の向上という流れの中で何が必要とされているか」と話す。目を付けたのが「家庭での洗濯」。2011年にオリジナル雑貨の製造を始め、4年前から札幌や旭川で直営店を展開している。






Still0828_00016.jpg売れ行きは好調で、今では売り上げの約15%を占める。道外や海外からの注文も多いという。店に並ぶ商品は1,000種類以上。そのうち20種類が、とみおかクリーニングオリジナルだ。一番の売れ筋はミルク缶に入ったオリジナル洗剤。累計販売数20万個のヒット商品だ。全面に押し出したのは「プロ仕様」。SNSなどで口コミはさらに広がり、部屋干しのにおい戻りや夏場の雑菌臭がないと、道内外から評判だ。こうした雑貨店事業が、ライフスタイルにこだわりのある30代から50代の女性客を掴んでいる。オリジナル商品の開発は、今後ますます事業の柱となっていく見込みだ。


Still0828_00020.jpgとみおかクリーニングが目を付けた家庭の洗濯という市場。富岡社長は「クリーニング需要は縮小傾向にあるが、家庭の洗濯量がそれほど減っているとは考えていない」と話す。景気が良ければクリーニング、不景気ならばコインランドリーが活況になる、と言える。現在も店舗数を増やし続けてているコインランドリーも取材した。





Still0828_00025.jpgことし5月に札幌にオープンした、バルコランドリープレイス南円山。グレーに統一され、清潔感溢れる店内には、大型の洗濯乾燥機など17台が並ぶ。運営するのは、首都圏を中心にコインランドリーを展開する「OKULAB」。北海道地区に出店するのは初めてだ。
コインランドリーは元々、自宅に洗濯機を持たない学生や単身者が主なターゲットとされてきた。しかし、家庭用洗濯機の普及率が100%となった現在では、主婦層の利用が最も多いと言われている。共働き世帯が増え、「手軽に早く、まとめて洗濯をしたい」という需要が増したためだ。


Still0828_00027.jpgコインランドリーで洗えるものは、羽毛布団のほか、カーテン・じゅうたんなど大型のものから靴までさまざま。クリーニングに出せば数千円かかる物も、1,500円前後で洗うことができる。
最大の特徴は、コインランドリーの横に、カフェが併設していること。東京のベーカリーに特注した天然酵母のパンに、マフィン、サンドイッチなどフードメニューだけでも約30種類。コーヒーなどのドリンクメニューも豊富だ。カフェはコインランドリー最大のデメリット=待ち時間の解消につながっている。


Still0828_00029.jpgコインランドリーの初期投資は、3,500万円から4,000万円ほど。業界では7,8年かけて回収すると言われるが、この店では3,4年と見込んでいる。上の階には、業務提携しているトランクルームも併設。洗った衣類や寝具をそのまま預けられる。オープンから4か月、稼働率は8割を超える。COOの松永修平さんは「コインランドリーは、損益分岐点が結構低いビジネスで、新しいお店もどんどん増えると見込んでいる。5年くらいかけて北海道に200店舗作っていきたい」と話す。



Still0828_00030.jpg縮小する市場で生まれるアイデアと工夫。消費者にとっては選択肢が広がっている。
番組の最後は杉村太蔵さんの「薄口」コメント。コメントのフルバージョンはYouTubeなどのSNSで公開中。
【取材先】「」は店名
クリーンスター、とみおかクリーニング、「とみおかクリーニングLIFELAB」、OKULAB、「バルコランドリープレイス南円山」

2019. 6. 1
179プロジェクト ~留萌・増毛・小平~

Still0529_00000.jpg今週のMCは杉村太蔵さん。
コメンテーターは初登場、日本経済新聞社 札幌支社の市原朋大デスクです。








Still0529_00001.jpg今回はTVh30周年記念「179プロジェクト」の拡大版。179プロジェクトとは、各市町村で節目の「周年」を迎えた企業や団体を紹介する企画。紹介するのは留萌・増毛・小平の3市町。







Still0529_00002.jpg日本海に面した留萌エリアはかつてはニシン漁で栄えていた。しかし、昭和30年代頃には漁獲量がゼロに。
現在ではニシンが産卵のために沿岸に押し寄せる「群来(くき)」と呼ばれる現象も見られるようになったものの、かつての漁獲量には遠く及ばない。
それでも漁師は「ニシン」が揚がると活気が出ると話す。




Still0529_00004.jpgまずは小平町。道内で現存する番屋としては、最大級のニシン御殿『旧花田家番屋』。1971年に国の重要文化財に指定された。ニシン漁が最盛期だったころには、この番屋に漁師など200人以上が寝泊まりしていたと言われている。







Still0529_00009.jpg数の子の生産では全国区の知名度を誇る留萌。創業65周年の井原水産は年間600トンのカズノコを生産している。
5~6回にわたり塩水を入れ替え、血抜きの作業。それを熟練された職人の手作業で、大きさ・形・硬さなど7種類に分ける。製品となるまで1カ月かかるという。






Still0529_00021.jpg創業60年の田中青果。その名の通り果物も扱うが、自慢はニシン漬け。ニシン漁で潤っていた当時は各家庭で作られていた。作り方は当時のまま。手作りにこだわる。








Still0529_00011.jpg30周年を迎えた海のふるさと館は素晴らしい景色が見られるビュースポット。ここまできれいな夕陽が撮れるのは、年に数回なのだとか。








Still0529_00012.jpgスタジオでは杉村さんが数の子を試食。「正月以外も数の子を食べてほしい」と開発された「カズチー」(燻製した数の子とチーズを合わせた商品)には、味はもちろん、「年間を通じて売れる商品」というアイデアも絶賛した。






Still0529_00015.jpg続いて増毛町。基幹産業は漁業で、観光、果物の生産も盛ん。70周年を迎えた増毛漁協。1年を通してエビ、タコ、ホタテ、カレイなど多くの種類の魚が獲れるのが特徴。ニシンが獲れなくなり、1952年からエビ漁を始めた。ここ数年は30億円ほどの漁獲高があり漁は安定しているが、課題は人手不足。負担を減らすため沖合に行かずに済むウニやあわび、ナマコなどの養殖事業にも力を入れる。




Still0529_00020.jpg日本最北の酒蔵、国稀酒造。1882年に創業し、ニシン豊漁に沸く浜の漁師たちが買いやすい価格のお酒を醸造して評判を呼んだ。今は高級酒や若い女性を意識したお酒など幅広く手掛ける。








Still0529_00018.jpg「歴史や文化をブランドとして生かす」留萌・増毛・小平のマチ。

番組の最後は杉村太蔵さんの「薄口」コメント。コメントのフルバージョンはYouTubeなどのSNSで公開中。

【取材先】
「小平町」臼谷漁港、道の駅おびら鰊番屋(5周年)、旧花田家番屋
「留萌」井原水産(65周年)、田中青果(60周年)、海のふるさと館(30周年)
「増毛」増毛漁協(70周年)、国稀酒造

2019. 5.23
馬産地 日高にインド人!?

Still0522_00000.jpg今週のMCは鈴木ちなみさん。
今回のテーマは「競馬に携わる人材」についてです。コメンテーターの平本教授は北海道地方競馬運営委員会の委員を務めていて、ちなみさんも乗馬の経験があるとのこと。







Still0522_00002.jpgまずは門別競馬場。道営ホッカイドウ競馬に所属する調教師は現在36人。その3割が去年から、インド人を厩務員として雇っている。その数約20人。外国人が競馬場で厩務員として働くのは道営ホッカイドウ競馬が初めて。インドは競馬が盛んな国。競馬場で働くインド人は騎乗技術や馬の知識を持った専門職の在留資格を取得。腕は確かで働きぶりも真面目、即戦力として活躍している。




Still0522_00003.jpgホッカイドウ競馬の元騎手でもある齊藤正弘調教師。8年前に調教師に転身し、今年2月からインド人3人を雇っている。「最初は風習や文化の違いがあって戸惑ったと思う。扱うものが動物なのでスムーズに(馬を)扱ってもらえる」と話す。一方で言葉の壁も。彼らはヒンディー語しか話せないため、コミュニケーションにはスマホの翻訳アプリや、手のひらサイズの翻訳機は手放せない。




Still0522_00004.jpgインド人の3人は競馬場内にある3LDKのアパートで共同生活している。食材は週1回、齊藤調教師の車で買い出しに行き、料理は協力してつくる。インドにいる家族とはスマホの通話アプリで毎日話すが、寂しさを感じることもあるという。家族と離れてまで日本で働く決意をしたことについては「馬の仕事はどこの国へ行っても学ぶことがある。ここで訓練し、馬の技術を高めるために学んでいる」とのこと。




Still0522_00005.jpg日本で働くことを希望するインド人は増えているという。受け入れを仲介するネパール人のギリ・ビシュヌさん(苫小牧在住)は「日本の馬の業界はすごく給料がいいし、仕事も安定している」と話す。インドはジョッキーレベルでも月の給料が7万円ぐらいだが、日本に来ると20万円前後なのだとか。この男性は毎月1回、インド人のために日本語教室や生活相談などに応じる研修会を開いている。




Still0522_00006.jpgインド人の増加はデータにも表れている。日高地方で外国人登録しているインド人の数は今年4月末時点で266人。特に人口およそ1万2千人の浦河町では、外国人登録者数237人のうちインド人は約6割に上る。実は5年前までインド人は0人で、フィリピン人やマレーシア人らが中心だった。その後、入ってきたインド人の働きぶりが評判になり、急増したという背景がある。




Still0522_00009.jpg浦河町にある競走馬の育成牧場「吉澤ステーブル」は、即戦力として牧場で働ける厩務員の養成施設を2年前、滋賀県に開設した。全国から研修生を受け入れ、実習と講義を通じて馬の調教技術を6カ月間かけて教えている。民間の牧場が、日本人スタッフの育成施設を開設するのは全国でも珍しいという。





Still0522_00011.jpg牧場が人材の育成施設をつくった理由について、齋藤昭浩 湖南馬事研修センター長は「外国人労働者が多く入って何とかやっているが、日本人の馬取扱者が増えてほしい」と話す。先月から東京と大阪出身の5人の研修が新たにスタートした。そのうち4人は二十歳前の女性だ。






Still0522_00013.jpg浦河町には競走馬育成のプロの技術者を養成する公的な施設もある。浦河町郊外にある公益財団法人軽種馬育成調教センター(BTC)。研修は4月から1年間。これまでに500人以上の技術者を育て、道内外の牧場などに輩出。今年は15~20歳の16人が研修を受けている。白木正明 専務理事は「技術的に外国人が劣ることはないが、日本人の方が長い年月にわたって就労できる」と話す。研修生の7割は全くの初心者だが、1年経つ頃にはコースで騎乗できたり、うるさい馬をおとなしくさせたり成長しているのだとか。


Still0522_00012.jpg番組の最後には鈴木ちなみさんの一言。ちなみさんの感想のフルバージョンは、YouTubeなどのSNSで公開します。

【取材先】
門別競馬場、浦河町役場、吉澤ステーブル、湖南馬事研修センター、公益財団法人 軽種馬育成調教センター

2019. 5.16
どうなる!?北海道の物流

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今週は鈴木ちなみさんがMC。
長沼町で雑誌の撮影があり、北海道の広さを感じたとのこと。
まさにその広い道内をカバーする「物流」が今回のテーマ。








Still0515_00001.jpg人手不足と言われるトラックドライバー。実際のデータで見ると、去年4月の有効求人倍率は全産業に比べて倍近い差がある。私たちが生活する上でなくてはならない存在の運送業。現場は日々、苦労や工夫を迫られている。






Still0515_00002.jpg道北・名寄にある名寄トラックは大きく分けて2つの荷物を扱う。一つは大手運送会社から名寄近郊の荷物を引き受ける2次請け。もう一つは直接契約を結び新聞や郵便物を運ぶ元請け。かつてはJAの仕事を受けていたが、扱い高は高い一方、収穫のない冬に大型のトラックが余るなど経営の負担が増した。今は小口でも年間を通して仕事のある安定性を重視する。





Still0515_00004.jpg20年前から比べると今は3割ほど運賃の単価が下がったという。人件費や燃料代も上がり、利益は目減りするばかり。名寄トラックは徐々に10トン以上の大型車を手放し車両の小型化に舵をきった。従業員には、経営難に陥った別の運送会社に事実上の解雇を言い渡された人もいる。こうした厳しい道北の物流を地域一体で変えようとする動きもある。荷物を1か所に集める共同輸送。2月には市内の企業が実証実験も行った。




Still0515_00005.jpg名寄をハブ化することで、往復のうち片道で空のまま走る「片荷輸送」の問題を解決しようという取り組みだ。当然トラックは行きも帰りも荷物を積めた方が売り上げも多くなるので両方で載せられるのが理想的だが、名寄トラックの鎌塚専務は荷物を集約して効率化を図っただけでは問題は解決できないと、懐疑的な立場をとっている。





Still0515_00007.jpg名寄トラックの配送エリアは名寄を中心に東西南北に広がる。もし旭川と名寄の双方で荷物を載せようとすれば、取りに行く時間で長時間労働や車中泊を助長することとなる。従業員の負担が増し、会社にとっても採用で不利となる。さらに、慣例として片荷を防ぐ「帰り荷」は金額が安くなっても受け入れがちで、鎌塚専務は「運賃単価を世の中全体で見直すべきではないか」と話す。




Still0515_00010.jpg海運では効率性を上げるために「大型化」の波が。道東・標茶町にある、ホクレンの釧路クーラーステーション。釧路標茶の酪農家から年間52万トン集める生乳のうち10万トンを一か所に集めより大きなトラックに乗せ換える拠点だ。このうち8割が「ほくれん丸」という大型船に載り、道外へ運ばれる。1日あたりおよそ7千トンの農産品を道外へと送るホクレン。その専用船、釧路ー日立を毎日往復するほくれん丸は今年、大型の船に置き換えた。積載量は車両台数が30台増え160台に。



Still0515_00008.jpg苫小牧港は次なる一手に。2万200トンを収量できる冷凍冷蔵倉庫を建設中。作物を休眠状態とし、長期間の保存を可能にする。建設の理由は、JR貨物を海上輸送に転換しようという動きを見越したものだ。青函トンネルを通るJR貨物は、現在北海道新幹線の高速化の壁となっていて、ゆくゆくは海運への転換の可能性がある。その場合、苫小牧港は筆頭候補となるため、長期構想の中に取り入れた。




Still0515_00012.jpg番組の最後には鈴木ちなみさんの一言。ちなみさんの感想のフルバージョンは、YouTubeなどのSNSで公開します。

【取材先】
名寄トラック、名寄商工会議所、ホクレン、北海運輸グループ、苫小牧埠頭港湾事業部

2019. 5. 9
日経紙面連動「北海道 食の王国」SP 第2弾!

Still0508_00000.jpg今週のMCは杉村太蔵さん。
特集は日本経済新聞社との紙面連動企画「北海道 食の王国」の拡大版。
日本経済新聞が土曜朝刊の北海道経済面で食の最前線を紹介するコーナー「北海道 食の王国」を「けいナビ」でも紹介するという企画。
テレビならではの映像の力で「2度おいしい」内容を目指しています。
今回は拡大版。「白い食べ物」特集です。




Still0508_00001.jpg1つ目はコメ。令和の主役となるかもしれない「上育471号=えみまる」を紹介。「種を水田に直接まいて育てる」直播き用のうるち米。米づくりで一般的な移植栽培は温かいビニールハウスの中で育った苗を水田に移す。直播栽培の壁となるのは北海道の寒さだ。厳しい気象条件であえて直接種をまく。その理由は、道内の農家が抱える課題にあった。





Still0508_00003.jpg労働力不足から一人当たりの作付面積が増加。一方で、生産者の高齢化も進み「省力化」の必要性が高まっている。従来の移植栽培では「ビニールハウスでの作業」や「苗を田植え機に積み込む作業」が必要。農林水産省の調査によると、道内のコメ農家の農作業の47%が育苗と田植えにあたる。この二つの作業を省くことで農家の負担を軽減できる。肝心な味も「ななつぼし」並みの評価を受けた。現在道内の直播(ちょくはん)栽培は約2%。「えみまる」は令和のコメの主流となるのか...?



Still0508_00005.jpg続いて後志の真狩村。標高1800メートルの羊蹄山から流れる湧き水をくめる場所がある。山に降った雨や雪解け水が数十年の歳月をかけて流れ出したもので、ミネラルが豊富に含まれるという。地元の人はもちろん、車で2時間ほど離れた札幌などからも多くの人が訪れる。







Still0508_00006.jpgその隣にあるのが、豆腐店。原料に湧き水を使っていて、水を汲みに来た人たちが立ち寄っていく。価格は1丁400円前後と少々お高め。それでも繁忙期には1日で5,000丁、売り上げにして200万円が売れるという。人気の秘密は、湧き水だけではない。原料の大豆は道産の高級品種「ユウヅル」など、複数の種類をブレンドしてつくる。大豆の含有量は量販品の2倍近い15%程度だ。




Still0508_00007.jpg湧水の里の特徴の一つが種類の豊富さだ。期間限定の商品を開発し、年間に並ぶ商品は60種類に及ぶ。店内には試食コーナーを設け、ほとんどの商品を並べる。中には「試作品」も。商品化する前に必ず試食に出し、実際に売り出されるのはわずか2割ほど。後継者不足を理由に3年前にクリーンハウス(岩見沢)が事業を引き継いでからはインバウンド客を意識した商品開発にも力を入れている。ことし春から挑戦を始めたのが湯葉。従来の食べ方だけでなく、オリーブオイルに漬けるなど、新たな楽しみ方も提案する。


Still0508_00010.jpg最後は赤井川村の山中牧場。家族経営を続ける牧場で、「牧場系ソフトクリーム」の先駆けとして知られる。山中牧場が去年販売を始めたのが「練乳」。ソフトクリームの原料としてはもちろん、練乳単体としても売っている。価格は、200グラム972円(税込み)。一般的な量販品の3倍以上という強気な設定だ。練乳をはじめとする乳製品は法令によって成分が厳しく定められている。差を付けるためにこだわったのは、「加熱方法」だ。



Still0508_00011.jpg全国の牛乳の消費量が減る中、山中牧場の牛乳配達はピーク時の半分ほどに落ち込んだ。こうした減少を見込んでいた山中牧場は、およそ15年前からソフトクリームに次ぎ、バターの製造を始めた。10年スパンで商品開発を考えるという山中さんが次に目を付けたのが、「練乳」だった。ソフトクリームの味の改善やコスト削減はもちろん、牛乳やバターと違い、常温で持ち運びできる練乳は土産品としての需要も見込めると考えた。さらに、長期保存ができるのも利点に。季節ごとに生まれる需要と供給の波に合わせ余った生乳を有効活用できるという。


Still0508_00012.jpg番組の最後は杉村太蔵さんの「薄口」コメント。コメントのフルバージョンはYouTubeなどで公開しています。

【取材先】
道総研上川農業試験場、湧水の里 真狩豆腐工房、クリーンハウス、山中牧場



2019. 5. 2
北海道に野球の独立リーグが誕生!!

Still0502_00000.jpg令和最初の放送です!

先週(4月25日)、北海道での野球の独立リーグの設立が発表された。
名前は「北海道ベースボールリーグ」。まずは富良野・美唄の2地域2チームから始める。
会見では「今までにない育成リーグを目指す」と意気込みが語られた。




Still0502_00002.jpg『独立リーグ』とは、一般的に...

・プロ野球(NPB)とは別に地域などで作られた独自の野球リーグ
・四国アイランドリーグplusやBCリーグなど女子野球を含めて4つが活動中

今週のMC杉村太蔵さんは「楽しみではあるが、活動できるのか?」と疑問を持つ。


Still0502_00003.jpgけいナビは今回高知に飛び、北海道ベースボールリーグが参考にしたという「四国アイランドリーグ」に所属する「高知ファイティングドックス」を取材した。2005年始まった四国アイランドリーグの初代チャンピオンに輝いたチームで、元ジャイアンツの駒田徳広監督のもと、10年ぶりの優勝を目指す。





Still0502_00005.jpg熱心なファンも増えてきたが、この日の試合、平日とはいえ観客数は300人に届かず...。球団経営について聞くと、「年間の予算は1憶~1憶2,000万円ほど。その半分はスポンサー企業からの協賛でまかなう。」とのこと。
ジェット風船やファールボール時に流れる場内アナウンスなど、細やかな部分にもスポンサーが付く。




Still0502_00006.jpg地域密着の1つの形が「ホームタウン」制だ。
高知市から車でおよそ1時間のところにある『越知町(おちちょう)』。いまから10年前、となりの『佐川町(さかわちょう)』とともに球団と「ホームタウン協定」を結んだ。町内のグラウンドを硬式野球用に改修し、練習場として無償で球団に貸し出す。
また、地域が抱える課題でもある「空き家」を無償で選手やコーチらに貸し出している。



Still0502_00007.jpg北海道ベースボールリーグを目指す活動はすでに始まっている。現在富良野では「北海道ベースボールアカデミー」として若い選手たち14人が練習に励んでいる。平日の午前中、練習前には地域の農家で作業を手伝うのが日課だ。
選手のほとんどが道外出身。中にはフランスからの参加者も...。全員が農業は未経験ながら、作業は速くいまでは大事な"戦力"になっている。
"アカデミー"では、食費や光熱費などの費用は原則無料。経済的な負担も少なく、野球に集中できるシステムだ。


Still0502_00009.jpg四国の先行事例や北海道での現在の取り組みを見たMC:杉村太蔵さんはどう感じたのか。
「今週の"薄口"感想」のフルバージョンは放送後、YouTubeなどのSNSで公開します。

2019. 4.25
GW10連休!円山・旭山動物園特集

Still0424_00000.jpg今週のMCは鈴木ちなみさん。2度目の出演です。
今回のテーマは「動物園」。
鈴木さんは円山動物園・旭山動物園にはまだ行ったことがないとのこと。







Still0424_00001.jpg札幌の円山動物園。先月、新たに完成したゾウ舎には、朝から多くの家族連れなどで満員に。ゾウのストレスを軽減するため、これまでの8倍の3,000㎡の広さに広げ、床には砂を敷き詰め「ヘイネット」と呼ばれる干し草をクレーンで吊るし、国内で初めてとなる屋内プールを備える。ゾウが円山に戻ってきたのは、花子が2007年に亡くなって以来、12年ぶり。





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ゾウの日々の健康チェックには「準間接飼育」という新しい取り組みが。PCウォールと呼ばれる頑丈な柵でゾウと人間を隔てた状態で行う飼育方法だ。飼育員の安全を確保しつつ、信頼関係を築ける。目指すのは再びゾウを途絶えさせないための国内での「繁殖」だ。繁殖にはオスとメスを同居させる自然繁殖と人工的な繁殖がある。海外では準間接飼育で人工授精に成功した実績があり、繁殖の選択肢を増やすことに繋がる。




Still0424_00005.jpg旭山動物園の代名詞「行動展示」。野生に近い動物本来の様子を見せる試みは大成功を収め、2007年には上野動物園に次いで年間の来園者が307万人を記録するなど空前の「旭山ブーム」を巻き起こした。







Still0424_00006.jpg今月27日から一般公開されるニワトリ・アヒル舎。既存の施設をリフォームすることが多い旭山動物園としては珍しい新築の施設だ。ニワトリが自由に飛び回る姿や水に潜ってアヒルがエサをとる様子をみせるのがこの小屋の主なみどころ。
坂東園長は「必ずしも珍しい動物でなくても素晴らしい。そういう事をちゃんと改めて気付いてほしかった。」と話す。




Still0424_00009.jpg番組の最後には鈴木ちなみさんの一言。ちなみさんの感想のフルバージョンは放送後、YouTubeなどで公開します。

【取材先】
円山動物園、旭山動物園

2019. 4.18
空のビジネス最前線! 最新ドローン活用法

Still0418_00001.jpg今回は新MCの鈴木ちなみさんが初登場です。
改めてご紹介すると、1989年生まれ。岐阜県多治見市(旧笠原町)出身。2008年にファッション雑誌でモデルデビュー。その後タレントとして全国数々の番組に出演していて、テレビ北海道でも放送中の「未来世紀ジパング」や「和風総本家」などでもおなじみです。





Still0418_00002.jpg札幌の屋内商業施設マスターズコート札幌。元々ラジコンレースなどのために作られたがドローン人気の高まりを受け、2年前から週に1度ドローン専用の日を設けている。ドローン愛好家たちはもちろん、道内ドローン界の先端を行く人たちも集まる。






Still0418_00005.jpgスタジオでも実際に鈴木ちなみさんがドローンを体験。顔を認識し、自動追尾するドローンが登場。ちなみさん自ら操縦する場面も。ドローンの操縦は初めてというが、最近は飛行の安定感の向上や墜落防止や、遠くに行きすぎない機能など初心者もすぐに楽しめる性能も向上しているのだとか。





Still0418_00004.jpgドローン市場は予測も合わせて右肩上がり。中でも拡大が見込まれるのが「サービス」。技術の向上で身近な存在になったことで、活用法はさらなる広がりを見せている。








Still0418_00006.jpg札幌のウェディング業 創和プロジェクトが2年前に導入したのが、教会のテラスで風船を飛ばすバルーンリリースのドローン撮影。式のあと会場を移した披露宴で、撮影したドローン映像が早速上映された。







Still0418_00008.jpg当別町で2年前に作られたドローン係。道内の自治体で唯一、ドローン関連の仕事を持つ部署だ。当別町には北海道ドローン協会などと協力して作ったドローン練習場があり、自由に飛行訓練ができる環境がある。これを活かし今、職員5人が、ドローンの飛行試験に合格し資格を取得。当別町はさらに職員のパイロット化を進めている。倒木の状況などをドローンで確認でき、歩いて現地に行く必要がなくなった。農家に資格取得の補助金も出し、スマート農業にも期待を寄せている。




Still0418_00011.jpg江別の酪農学園大学。研究室で牧草の育ち具合を正確に知るための観測にドローンを使う。近赤外線を感知する特殊なカメラを取り付け、光の反射具合で生育状況を測る。また、ドローンで撮ったたくさんの写真から三次元の形状を再現し、牧草の高さを推定することも。
映像制作などを手掛けるKOO(小樽)はドローンに360度カメラを取り付け、建設現場で活用する。道路や橋の建設現場では広い範囲を一度に見渡せる360度カメラは作業する現場の位置関係が簡単に把握できるため、重宝されるという。


Still0418_00013.jpgドローンの大手メーカーDJIの商品を中心に常時10種類ほどのドローンを販売しているヘリカム(札幌)。ドローンツアーを手がけるなど、観光への活用に期待を寄せる。ドローンを貸し出すレンタルの取り組みもまもなく開始予定。千歳のスイーツ店ミルティーロに貸し出し場所を設けてもらい、隣の畑に練習場所を整備。安全性も高める。





Still0418_00014.jpg番組の最後には鈴木ちなみさんの一言。ちなみさんの感想のフルバージョンは放送後、YouTubeなどで公開します。

【取材先】
マスターズコート札幌、創和プロジェクト(札幌)、当別町、酪農学園大学(江別)、KOO(小樽)、岩田地崎建設(札幌)、ヘリカム(札幌)、ミルティーロ(千歳)、千歳市
【スタジオ撮影協力】
ヘリカム(札幌)

2019. 4.11
民間資格「遺品整理士」とは

Still0410_00000.jpg今週のMCは杉村太蔵さん。
「けいざいナビ北海道」が「けいナビ」へとリニューアルして2回目の放送です。









Still0410_00001.jpg今週のテーマは「遺品整理士」。全国で高齢化が問題に。道内の65歳以上の人口は約161万7,000人で、道内全体の30.5%にあたり先んじて高齢化が進んでいる。
その数字と比例するかのように増えているのが「遺品整理士」という民間資格の仕事で、現在全国に3万人近くいるのだとか。





Still0410_00002.jpg札幌のライフケアコーポレーション。この日の依頼は札幌市内のアパートの一室。この部屋に住む一人暮らしの70代の男性が3か月ほど前に亡くなったという。
部屋は主を失ったとは思えぬほど生前の暮らしぶりが手つかずのまま。室内の家具のありとあらゆる箇所を開いては新品の手帳も雑誌の1ページの1ページに至るまですべて確認。年金手帳、通帳関係、証状、印鑑などの重要書類を探す。



Still0410_00003.jpgこうして朝8時から社員4人で作業すること6時間。一部探し出せなかったものもあったが、キャッシュカードや現金など10数点が見つかった。このケースでは値段のつけられる電化製品や骨董品などリサイクル品の買い取り分4万円分を差し引き、2LDKの部屋で料金は20万円~30万円。依頼者は仕事のため東京に戻ったが作業はこれで終わりではない。数日後、リサイクルできない家電や家具、衣類などを室内から運び出す。これらは家庭から出るごみとして一般廃物扱い。1立方メートルあたりで料金が決まる。


Still0410_00005.jpg総本山ともいえる遺品整理士の拠点は道内に。資格を認定するのは、千歳にある一般社団法人遺品整理士認定協会。今回の依頼をライフ社を紹介した組織でもある。8年前に立ち上げたこの協会。今では登録企業が全国8500社、会員数2万7.000人にのぼる。協会には電話やメールで毎日50件以上の依頼が寄せられる。
国民生活センターには遺品整理に関する苦情や相談が100件を超えている現実もあり、この協会は複数の会社を紹介するのを原則としている。



Still0410_00008.jpg札幌の遺品整理業「想いて」は遺品整理に関する電話対応を1人のスタッフに任せている。返答内容の確かさ、スピード、口調、全てに神経を使う。競争が厳しくなる中、営業方法は限られている。「複数社で見積もりになった場合、電話応対のパフォーマンスで決まる」と語る。
手元のパソコン画面には外まわりのスタッフ全員のスケジュールを常に表示。即座にスタッフを向かわせる体制をとっていた。




Still0410_00009.jpgこの会社が最も得意とするのはリサイクル品の売買。市内3箇所に倉庫を構え、売買を繰り返す。いかに短期間で品物を取引できるかがこのビジネスのカギで、6割ほどはインターネットでの出品になるという。6年前に立ち上げたこの会社はリサイクルと遺品整理業で年間の売上は約3億円。
「買い取りをやってできるだけお客さんの費用負担を下げようと取り組んでいる」とのこと。




Still0410_00011.jpg番組の最後は「太蔵の"薄口"コメント」。
コメントのノーカット版はYouTubeなどに公開。「けいナビ」で検索を。

【取材先】
ライフケアコーポレーション(札幌)、一般社団法人遺品整理士認定協会(千歳)、シンパシー(大阪)、想いて(札幌)

2019. 4. 4
杉村太蔵が斬る!?統一地方選

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リニューアル初回!
番組が「けいざいナビ北海道」から「けいナビ」へとタイトルも新たにスタートです。
新MCは元衆議院議員でタレントの杉村太蔵さん。番組でMCを務めるのはけいナビが初めてだそうです。






Still0403_00001.jpgもう1人のMCは才色兼備のモデル・タレントの鈴木ちなみさん。「北海道を明るく元気に!」と意気込みを語ってくれました。









Still0403_00002.jpg特集のテーマは放送日翌日に前半戦が始まる「統一地方選」。新元号「令和」の北海道のリーダーを決める知事選へ、道民の注目は?









Still0403_00004.jpg知事選の陰で地方議員のなり手不足が深刻に。統一地方選に先立ちことし2月、道内4つの町で町長・議員選があった。しかし、その半数で立候補が定数ちょうどとなり、無投票当選に。北竜町では、佐々木康宏議長自ら2人の新人を誘い、定数に届かせた背景がある。なり手不足を感じるようになったのは定数を減らしてからのことだという。一方で議会では保育所の移転に注目が集まり、傍聴席が埋まった。決して関心が低いわけではないと感じている。



Still0403_00007.jpg十勝の浦幌町。前回の選挙では、人口減少などを理由に定数を2人減らして臨んだ。しかし、立候補の数が足りず「定数割れ」。今も1人の欠員が続く。
危機感を感じた議会の取り組みが全国から注目を集める。
代表的なのが議員報酬の算出方法「浦幌方式」だ。





Still0403_00008.jpg現在、浦幌町の議員報酬は月額17万5千円。大卒の初任給の平均よりも低く、立候補へのハードルの1つだ。ただ増額するのではなく、町民に納得してもらえる計算方法として考えられたのが「浦幌方式」。議会活動に加え、「表に出にくい」、地域の会合や勉強会への参加などは半日とカウント。すると、実働日数は町長の3分の1になり、町長の給与をかけると、およそ23万円に。議会は調整を重ね、改選後から報酬を21万2千円に引き上げることを決めた。



Still0403_00009.jpg評価されているのはこれだけではない。議会が目指す「町民に身近な議会」への取り組みだ。町民に議会を傍聴してもらい、意見を聞く「モニター制度」。さらに気軽に話ができるようスーパーなどに議員が出向き、町民との会話の場を設けた。こうした取り組みが芽を出し、次のモニターには20代が2人加わる予定だ。しかし、議員にかかる負担は少なくない。
「本心を言うと大変。これで本当になり手不足の解決になるのか」と田村 寛邦議長。ことしの選挙には取材時点で少なくとも3人の新人が出馬への意欲を示している。しかし、数人の現職が引退を検討していて、定数の11人に届くかどうかは公示日まで分からないという。

【取材先】
北竜町議会、浦幌町議会

2019. 3.28
進化する「おうちごはん」 拡大続ける惣菜市場

Still0328_00001.jpg今回は惣菜や弁当などお店で買ってきておうちですぐに食べられる食事=「中食」がテーマ。
外で食べる外食、家庭で手作りの料理を食べる内食に対し、調理済みの食品を家で食べるのが中食。
市場は2017年度の数字で10兆円を超え、織物・衣服市場や医薬品市場に迫る勢いで伸びている。(日本惣菜協会・2018年度版惣菜白書)




Still0328_00002.jpg去年札幌市内中心部にオープンした、マックスバリュ北一条東店。調理の様子が買い物客から見えるオープンキッチンを導入した。イートインコーナーはマックスバリュ店舗の中でも最大規模。座席数90席のうち、昼時にはおよそ8割が埋まる。店舗面積を縮小しても、イートインコーナーを拡大することで売上が上がるというのが、近年の傾向だという。





Still0328_00004.jpg首都圏では「ミールキット」と呼ばれる商品が人気だ。東京の「オイシックス・ラ・大地」が手掛ける「Kit Oisix」(キットオイシックス)は、野菜と半調理されたひき肉などの食材、調味料が入る商品。簡単に手作りできるため、都市部の共働き世帯などに需要が高まっている。こうした中食とは必ずしも呼べない言わば中食と内食の「間」にあたるような商品も流行している。




Still0328_00005.jpgコンビニチェーンのセコマ。2002年にスタートした100円総菜は今や年間3000万個を売り上げ、セコマを代表する商品に成長した。全道1100店舗以上で総菜を提供するセコマ。それを可能にする2つのポイントがある。1つ目は安定供給。野菜や魚などの生鮮品はグループ会社から調達し、安定供給を実現している。
2つ目は容器の自社生産。大幅なコスト削減につなげた。冷蔵しても中が曇らないというこちらのフタも、技術開発のたまものだ。



Still0328_00006.jpg従来の惣菜商品の課題は消費期限の短さ。セコマが狙ったのは「冷凍」の惣菜だ。担当者は「菌が発生しない温度帯のため、冷凍という商品は有望」と語る。冷凍食品のノウハウはゼロ。惣菜商品をすべて冷凍し、冷凍に耐えられる食材を検証するところからスタートした。現在展開しているメニューは10種類。今後段階的に増やす予定だ。





Still0328_00007.jpg同じく惣菜の保存に狙いを定めたのが、コープさっぽろ。宅配サービスの「トドック」で、総菜を長期間保存できたらという声があった。真空パックの技術で、冷蔵状態で1週間以上保存できるチルド惣菜を開発した。
監修するのは、置戸町の「給食の母」佐々木十美さん。地元産の食材から手間をかけて作られる給食は、卒業しても記憶に残り、日本一の給食と評価される。定年退職した今は、食のアドバイザーとして全国を奔走する。

【取材先】『』は商品名
マックスバリュ、オイシックス・ラ・大地(東京)『Kit Oisix』(キットオイシックス)、セコマ、コープさっぽろ


Still0328_00008.jpg【番組からのお知らせ】
4月から番組がリニューアルします。
タイトルは「けいナビ」とシンプルに。
MCは、元衆院議員の杉村太蔵さんと、才色兼備のモデル兼タレント鈴木ちなみさんが務めます。
内容は、道内の経済をしっかり掘り下げてこれまで以上にわかりやすくお伝えしていきたいと思いますので是非ご覧ください。放送時間はそのまま土曜午前11時です。

2019. 3.21
日本の土産はISHIYAブランド 次の恋人は・・・?

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北海道土産の代表格「白い恋人」をつくる石屋製菓。最新の売上高は、184億円。過去最高だった2016年度を20億以上更新し、大幅に業績を伸ばした。
満を持して出店したのが、おととし4月に東京銀座の目抜き通りにできた商業施設、ギンザシックスの「イシヤギンザ」。
初めての道外店舗だ。




Still0321_00003.jpg石水創社長は「失敗したら撤退すればいいし、成功したら広げればいいしっていうシンプルな考え」と語る。丸2年を迎えるが、人気が続いている。店頭に並ぶお菓子はすべて北海道では買えない、銀座限定。「イシヤギンザ」オリジナルだ。






Still0321_00004.jpgメインのサクは1箱12枚入りのものでおよそ1300円。白い恋人より高級な価格設定だが、多くの人が複数、購入していく。
石水社長は「思った以上の手ごたえを感じている。見込みでは年間2億円くらいだったが、実際は開業初年度1店舗で年間4億5千万円の売り上げ。これ以上ないスタートを切れた。」と話す。





Still0321_00006.jpg道外への出店は、イシヤブランドの確立という狙いもある。道外の知名度アップや世界への発信の第一歩だ。
1996年からスポンサー契約を結ぶ北海道コンサドーレ札幌のユニフォームの胸のロゴ。今季は「白い恋人」ではなく「ISHIYA」。これもまたブランド確立への一手だ。





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商品力を支えているのは札幌の本社にある商品開発室。20人の社員が日夜、新商品を編み出す。白い恋人に似ている、ともいわれるサクも、実はいろいろな形を模索したうえの形。チョコレートの厚さや種類にもこだわり、幻の試作品も多数あったという。
取材日はパンケーキの試作中。これまで300回以上の試作をしてきたという。




Still0321_00009.jpg現在、石屋製菓の商品は土産菓子からデパ地下で販売する生洋菓子、カフェメニューなど全て合わせて約300種類。ここまで増えたのは、実はここ10年のこと。石屋製菓は2007年の賞味期限改ざん事件の後、安全対策に加えて「商品力の強化」へ注力。そこで生まれたのが、商品開発室だ。
店舗数も増やす予定。「年内だけで4店舗、催事を含めるともう少し多くなる。出店は関東関西両方」と石水社長。




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原料への投資も始めた。石屋製菓はおととし10月、農業生産法人アドワンファームと連携しバニラの試験栽培を始めた。カスタードクリームやチョコレートなどお菓子に欠かせないバニラだが、今のところすべて輸入品に頼っている。しかし、主な産地マダガスカルの天候不順や中国での需要が増えたことで、価格が高騰。1キロ当たりおよそ10万円で、「銀より高いバニラ」と言われるほど値上がりしている。栽培は順調で、担当者は「北海道ならではのバニラの味や風味が出るのでは」と語る。
【取材先】『』は商品名
石屋製菓、『白い恋人』、『サク』、アドワンファーム





2019. 3.15
大人も楽しむ!?今どき給食

Still0315_00014.jpg最近値上げが相次ぐ「給食」の話題。去年4月から札幌、旭川など都市部で値上げが相次いだのに続き、今年4月からは帯広、苫小牧なども値上げを決めた。帯広市の場合、学年によって1食あたり5~6円の引き上げ。年間では2000円あまり、保護者の負担が増える計算だ。






Still0315_00005.jpg札幌市立平岡公園小学校。調理室では、隣の三里塚小学校の分も合わせて1150人分の給食を1日で作る。北見産のジャガイモや富良野のタマネギ、江別のキャベツなどを使用。栄養教諭は「子どもたちが食べて地元の野菜を知り、そして生産者とのかかわりを持って地元をもっと好きになってほしい」と話す。こうした献立を維持する上で食材の高騰は影響が大きい。札幌市は2018年度から給食費を小学生で平均6%値上げした。




Still0315_00006.jpgその一方で給食費が「ただ」のマチも。十勝の足寄町では2015年、足寄中学校の隣に給食センターが完成した。21世紀構想研究会という財団主催の学校給食甲子園では、2016年の11回大会で見事全国優勝した。足寄町ではこうした給食が無料。家計の給食費負担を減らして子どもを持つ世代が暮らしやすくし、定住人口を増やすのが狙い。十勝管内ではほかに浦幌、陸別の2町も実施している。さらに道立の足寄高校でも給食を実施。志願者数を確保し、廃校を避けようという狙いだ。



Still0315_00008.jpg有珠山のふもと、伊達市中心部に去年1月、新しい学校給食センターができた。隣の壮瞥町の分も含め、1日3,000食つくる。市がおよそ20億円をかけて建設し、運営を札幌の給食会社に委託している。市民に開かれたセンターということで、モニターに調理室が映し出され、中の様子を見ることができる。さらに、2階は食育レストランに。学校以外で誰でも給食が食べられる場所だ。




Still0315_00010.jpg伊達市の教育部長によると「給食をつくる以外の空き時間を何かに利用できないか」考えた結果だという。旧大滝村と合併した伊達市は「合併特例債」を発行でき、市の単独予算で新しい施設の役割を自由に決められる裁量を得た。食育レストラン以外の活用も。
この給食センターはマチの中心部にある。隣の体育館などの公共施設は災害時の避難場所となり、その炊き出しの役割も持たせた。オープンから半年、胆振東部地震では3回、炊き出しに活用した。



Still0315_00013.jpg日本経済新聞社との紙面連動企画「北海道 食の王国」では、オール比布町でつくる「たまごかけご飯」(=TKG)を紹介する。









【取材先】『』は製品名
「給食」...札幌市立平岡公園小学校、足寄町学校給食センター、伊達市教育委員会、だて歴史の杜食育センター、食育レストランEスプーン(だて歴史の杜食育センター内)
「北海道 食の王国」...『北海道比布町のとっておき濃厚たまごかけごはんセット』、『かっぱの健卵』(大熊養鶏場)、『ゆめぴりか』『ななつぼし』(久保農園)、『ぴっぷ小ねぎ醤油』、ピピカフェ比布駅
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2019. 3. 7
鉄路は誰のもの?~JR夕張支線廃線~

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JR北海道が打ち出した「単独では維持困難」な8線区。路線の存廃問題について何が問題で地域の「足」を誰が守るのかを改めて考える。

※特別に許可を取り、車内で撮影。

一足先に鉄路の廃止を受け入れた夕張市。沿線の学生の通学事情を取材した。



Still0307_00002.jpg夕張市内6つの駅の一つ、南清水沢駅近くにある夕張高校。生徒は学校からバスの定期券が無料で支給されている。さらに、平日に比べて利用する生徒が少ない土日の部活動では、生徒の予約を受けて運行してくれるデマンド交通と呼ばれる仕組みも。予め決められた運行時間のなかから一人でも予約便を選ぶとそのバスの運行が決まる。個人のスマホからも予約が可能だ。





Still0307_00005.jpg夕張市は鉄道の廃止が決まる前からこうした交通体系を整えてきた。市内では南北に延びるJR沿線から離れた地区でもデマンド交通を取り入れている。利用者が少ないためワンボックスタイプの車両を使い、経費を抑える。市民向けのデマンド交通は一昨年から本格運行。市内のタクシー会社2社に市が合わせて年間およそ500万円を助成。市は廃線に伴いJRから7億円の支援を受け4月から夕張ー新夕張間をバス転換する。デマンド交通との組み合わせで地域の足を守りたいが、運転手の人手不足などの不安も残る。


Still0307_00006.jpg浦河町荻伏に住む高校2年の吉田桜子さん。毎朝6時20分ころ自宅を出る。高校は30キロ以上離れた新ひだか町静内にある。自宅は現在不通となっているJR日高線荻伏駅の目と鼻の先。バス停もほぼ変わらない距離にある。日高線の鵡川ー様似間はは高波の被害で4年前から列車の運行が休止しバスが走る。様似から出るバスもあるが平日のこの時間は吉田さんが乗る荻伏が始発だ。毎朝1時間半の通学だが、歩きも含めて列車と比べるとバスは学校まで運んでくれる分、移動時間にほとんど差が出ないのが現実。


Still0307_00008.jpg鵡川ー様似間(116キロ)は復旧に100億円ともいわれる莫大な費用が必要とされ、JRは廃止の方針を打ち出している。先月26日に開かれたJRを交えた沿線の自治体の協議。議論は非公開。協議では一部復旧を含めたバス転換を容認する自治体が大勢を占めるなか、唯一全線復旧を求めているのが浦河町だ。





Still0307_00009.jpgたとえ全線復旧したとしても1キロあたりの1日の平均輸送人員は(輸送密)1989年度538人から一昨年の調査では119人にまで激減。大きな赤字が見込まれる路線。浦河町の池田拓町長は「全線復旧は難しい。移動手段を持たない人の声も聞かなければ。経済的合理性だけでは推し量れない部分もある」と語り、鉄路を民間が担うこと自体に制度の不備を訴える。





Still0307_00012.jpg創業から30年がたつレストランおーやま。JRの民営化の翌年に沼ノ沢駅の駅舎に併設する形で創業。鉄道ファンが全国から集まる店だ。店では700円以上の食事をすると夕張市内を走る列車が風景とともに収まったカードをプレゼント。鉄道ファンに支えられた店にとって廃線は死活問題だ。店はJRとの賃貸契約のため、廃線後にどうなるか不安も。

【取材先】
JR北海道、夕張市、北海道夕張高等学校、浦河町、北海道静内高等学校、レストランおーやま

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2019. 2.28
復興ってなんだ④地震から半年 酒造りベンチャーが厚真へ

Still0228_00000.jpgシリーズ「復興ってなんだ」の4回目。胆振東部地震からもうすぐ半年。2月21日には最大震度6弱を観測する余震にも見舞われた。今も多くの人が仮設住宅で暮らす厚真町で、ベンチャー企業の若き経営者がある挑戦をしようとしている。
ベンチャー企業の「ナオライ」はアイヌ文化に関心を持ち、この地での酒造りの可能性を探るためやってきた。




Still0228_00003.jpg地域での新事業を支援する厚真町には、多くのベンチャー起業家が視察に訪れる。地域おこしの担い手として大手通販会社「フェリシモ」から町への出向もあり、全国のベンチャー起業家と厚真をつなげる事業も展開。
「ナオライ」は広島県呉市の市街地から車・フェリーで約1時間の三角島という小さな島に拠点を置く。酒造りによる地域振興をテーマに無農薬レモンを原料としたスパークリング日本酒づくりに取り組む。




Still0228_00005.jpg日本酒市場は、ビールや酎ハイなどほかの飲料の増加を受けて低迷している。「ナオライ」はなくなってしまいそうな酒蔵にブランドとしての価値を付け、再生の道筋を付ける事業を展開。そのノウハウを厚真でも生かそうと取り組む。厚真では、地元の米農家と手を組み、どぶろく造りに挑戦したいとする。道内各地の酒蔵との連携も視野に入れている。
厚真町の大坪理事は「復興・復旧はする。その後いろんな人と新たなまちづくりが進めていけるような、今がまさにそういった準備の助走期間だと思っている。」と語る。


Still0228_00008.jpg日本経済新聞社との紙面連動企画「北海道 食の王国」はせたな町のブランド豚、「若松ポークマン」を紹介する。








【取材先】『』は製品名
ナオライ(広島)、『ミカドレモン』、広島県呉市 三角島、『淨酎(じょうちゅう)』広島県神石高原町
マーヴェラス(旭川)、フェリシモ(神戸)、厚真町役場
『若松ポークマン』、高橋畜産(せたな町)、小崎食料品店(せたな町)、温泉ホテルきたひやま(せたな町)
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2019. 2.21
ITで進化するリゾート~外国人観光客500万人への道~

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増え続ける外国人観光客。そんな中、北海道が掲げる目標が来道する外国人客500万人。
気軽に観光を楽しんでもらうため、観光地ではキャッシュレス化など、徐々にIT技術の活用が進んでいる。






Still0221_00001.jpg赤井川村にある『キロロリゾート』で、今シーズンから導入したのが『トレック・トラック』。長距離無線の技術を使い、スキー場内の3つのアンテナが端末の1分ごとの位置情報をキャッチ。さらに、指定した場所に入ったり出たりした時間を記録する。
ガイドツアーで訪れる外国人観光客のグループも多く、まずは、仲間とはぐれないように『トレックトラック』をグループ客に使ってもらい、徐々に利用者を増やしたい考えだ。



Still0221_00005.jpgニセコひらふ周辺の住民などでつくるまちづくり団体=『ニセコひらふエリアマネジメント』が、去年11月に電子マネーの実証実験『NISEKO Pay』を始めた。リゾートで働く従業員などを対象に、専用のアプリを使って、QRコードによるキャッシュレス決済ができる。『NISEKO Pay』はただの電子マネーではなく『地域通貨』としての機能を持つ。電子マネーによる地域通貨の取り組みは全国でも珍しいという。




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ニセコひらふエリアでは町内会といった地域のつながりがないため、ゴミステーションの管理や美化活動などまちづくりに、地域通貨を活用する。このため、アプリには協賛金を募る機能や、ボランティアがコインで報酬を得る機能も備えた。

今後、来年の東京オリンピックや
その先の北海道新幹線の札幌延伸を見据え、特に外国人観光客の囲い込みと、持続可能なまちづくりを目指す。



Still0221_00008.jpg函館朝市で年々増える外国人観光客。その買い物を手助けするのは、外国語ができる主婦や学生など市民のアルバイトだ。
取り組みの効果が出ている一方で、外国人観光客の数は、季節や時期などにより一定ではないため、通訳に通年で来てもらうのは、効率が悪くコストが課題だった。
そこで、IT企業と連携し考えたのが外国人観光客が多く訪れる時にだけ通訳に来てもらう『タビヤク』の仕組みだ。



Still0221_00009.jpgインタ―ネット上の専用サイトに函館朝市などの施設は通訳が必要な日程や希望する言語、時給など条件を入力。一方、外国語ができる市民などはあらかじめ自分が対応できる言語や、スキルを登録しておき、条件が合う日程などを探すことができる。まだ試験段階だが、すでに登録する通訳は、英語や中国語など20人を超える。

さらに忘れ物を通知するサービス『MAMORIO』を道内で初めて取り入れた。専用のタグをバックなどに取り付け、スマートホンのアプリで登録。函館朝市が設置した専用のアンテナが電波をキャッチし、スマホに通知。アプリの地図に忘れ物の場所が表示される。

【取材先】『』は製品名
キロロリゾート、ニセコひらふエリアマネジメント、函館朝市協同組合連合会

『トレックトラック』(博報堂アイ・スタジオ)、『MAMORIO』(MAMORIO)
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2019. 2.14
人生を「照ラス」家?シェアハウスのイマ

Still0214_00001.jpg シェアハウスの特集。テレビ番組などの影響で認知度・イメージが向上し、全国で数を増やしている。道内で最大手と言えるのがシェアハウス「BUIE(部家)」を運営するマッシブサッポロだ。
札幌・豊平区のBUIEはワンルームマンションを改装。1階はすべて共用部で個室はベッドなどの家具が付き、家賃は4万2千円~(管理費込み・水道光熱費別)。



Still0214_00003.jpg 普通の不動産業と違うのは「コミュニティーの管理」。入居者を集めるだけでなく、パーティーや旅行を企画するのも運営会社の仕事だ。「イベント自体で稼ぐのではなく、そうした体験ができることが選ばれる理由になる」と語る。コミュニティーづくりを重視していることから、入居を断ることもあるといい、逆に入居してからはサポートが手厚く、時には恋愛相談を受けることもあるのだとか。


Still0214_00004.jpg 入居者が社員になることも。2015年に事業の幅を広げるため、民泊事業に参入したことがきっかけ。英語ができる人材が必要になり、海外留学やワーキングホリデーの経験者が多いシェアハウスに着目した。入居者をスカウトする戦略は功を奏し、民泊事業でも道内最大手に。現在、社員のおよそ4割を入居経験者が占めるという。



Still0214_00006.jpg 新たな活用法も模索する。この日、シェアハウスの見学に訪れたのは札幌のイベント企画会社。シェアハウスの一部を企業に貸し出す「社員寮プラン」だ。道外から赴任する社員の孤立を防ぐため、シェアハウスが持つコミュニティーを活用できると考えた。企業にとっては自社で施設を持たずに数部屋単位から導入できる利点もある。マッシブサッポロは短期間の入居が多いシェアハウスで安定的な賃料収入を得たい考えだ。


Still0214_00016.jpg 新規参入も相次ぐ。札幌で語学学校などを運営するCO&CO(コー・アンド・コー)が運営するのは「国際交流型シェアハウス」。主に日本語を学びに来た外国人を受け入れ、これまで40ヵ国以上の外国人が入居してきた。各部屋にルールブックを設置するなどの工夫で、これまで近隣住民とのトラブルは起きていないという。



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 なぜシェアハウスなのか。CO&COは2012年に外国人向けの日本語学校を設立。その後、日本人向けの語学学校や会員制のラウンジを開くなど事業の幅を広げた。シェアハウスの運営を始めたのは2017年。狙いについて「今後、日本に定住して働きたい外国人のトータルサポートをしていきたい。まずは安心して住むところが必要」と話す。



Still0214_00013.jpg 日本経済新聞社との紙面連動企画「北海道 食の王国」では、肉・オイル・卵の活用が進む網走の大型鳥類エミューを紹介する。








【取材企業】
シェアハウス...MASSIVE SAPPORO(マッシブサッポロ)、CO&CO(コー・アンド・コー)
北海道食の王国...伸和ホールディングス、オホーツクエミューらんど、東京農業大学オホーツクキャンパス、東京農大バイオインダストリー
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2019. 2. 7
生放送!第70回さっぽろ雪まつり

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今年も大通公園・ススキノ・つどーむと3つの会場でスタートした「さっぽろ雪まつり」。平成最後で、70回の節目の年。
会場からの中継を交えて生中継で伝える。







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雪まつりの来場者は2017年の264万3千人が最高。去年はインフルエンザの流行と平昌オリンピックが重なり10万人も減少。今年は去年以上の数字が見込まれている。人気の要因の一つは外国人観光客の増加だ。
雪まつりの関連グッズを扱うのは札幌の北海道物産興社。ダントツの人気は記念バッジ。今年も去年とほぼ同じ8000個を用意。売れ残ることはないという。




Still0207_00006.jpg海外からの注目を集める一方、足が遠のく地元客。再び多くの市民にも足を運んでもらうための進化も求められている。
1950年に始まったさっぽろ雪まつりは当時、雪捨て場だった大通公園の大きな雪山を活用して地元の中高生が6基の雪像を作ったのが始まり。1955年には自衛隊が冬の訓練の一環で参加し、高さ10mのマリア像が作られた。これを機に大規模かつ緻密な雪

像が次々と誕生。最大の転機は72年、冬季オリンピックが開催され「ようこそ札幌へ」のテーマで海外からも注目を集めた。


Still0207_00007.jpg2013年に初めて登場したプロジェクションマッピング。札幌のプリズムが制作した。「雪なので大きい雪像だと重みで沈んだり風でゆがんだり、建築と違って何ミリ何センチと正確にできあがらないのが難しい」と語る。調整は開幕ギリギリまで続く。30年前から研究していたこの技術、何年も市にかけあい実現した。
ことしは体験型の新たな仕掛けも。




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2019. 1.31
外国人労働者 北海道は楽園か?それとも・・・

Still0131_00000.jpg外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法がことし4月に施行される。道内の外国人労働者の数は10年前の4倍に。国内全体では3倍で、道内は増加のスピードが早い。
中でもベトナム人の労働者が急増中だ。外国人労働者の国籍別の人数では中国に次ぐ2位。
札幌の成人式にはベトナムの民族衣装「アオザイ」で参加する2人のベトナム人女性が。中和石油が所有するホテルの清掃員として働く20歳の実習生だ。「日本の文化に少しでも触れてほしい」と会社が業務時間内での参加を促した。

Still0131_00003.jpg中和石油は一昨年からベトナム人の実習生の受け入れを開始。本業の石油販売では札幌市内のガソリンスタンド3ヶ所で5人を雇用。市内で2軒展開するビジネスホテルでも清掃作業員として女性15人を雇用している。いずれも途上国への技術提供を目的とする技能実習制度を活用して来日した。長年培ってきた自動車整備技術をベトナムで生かそうと去年1月、首都ハノイに現地法人を立ち上げたほか、ハノイに日本語学校を開校。現地の人材派遣企業にも出資した。「これから自動車社会になっていくベトナムでは車産業がこれから10、20年成長産業になっていくと思う」と双方向の効果に期待を寄せる。

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道北・士別市のしずお農場。サフォーク種という羊を飼育する牧場だ。しずお農場は「地方には若者がいない」と3年前からベトナムからの技能実習生を受け入れ始め、現在18人が働く。今井会長は指導のため1年間札幌で講座を受け、指導者資格を取得。平日の業務終了後、毎日1時間日本語教室を開く。





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一昨年しずお農場には実習生3人の募集に対しベトナム人150人が応募する人気ぶりだ。人気の理由は意欲を引き出す資格取得制度。ここで働く実習生たち6人が日本語の運転免許試験に合格し自動車免許を取得。運転ができると5千円が月給に上乗せされる。解体に使うショベルカーなどの特殊免許の取得でさらなる給与の上乗せも。





Still0131_00007.jpgそんな今井会長に、ショッキングな一報が。「道北の会社で働くベトナム人女性21人が、突然、全員解雇されることになり、1人でも受け入れられないか」という内容。今井会長はしずお農場のバスで向かい、面会をした。この解雇について今月、外国人労働問題に詳しい小野寺弁護士が調査を始めた。解雇の理由は業績悪化による整理解雇と説明しているというが、小野寺弁護士によると法律で定められた要件を満たしていない可能性があるという。



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2019. 1.24
商業捕鯨再開で道内への影響は?

Still0124_00009.jpgきょうのテーマはクジラ。
政府が先月26日にIWC=国際捕鯨委員会からの脱退を表明し、今年7月から商業捕鯨=つまり営業目的の大型クジラ漁が許可されるようになる。
道内ではこれまで網走と釧路、函館が捕鯨の拠点となっており、クジラにも馴染みが深い。





Still0124_00001.jpgそのうちの一つ網走市。
網走での捕鯨の歴史は大正4年、東洋捕鯨が進出したことに始まる。当時、良質なタンパク源となるクジラは重宝され、最盛期の昭和20年代には7社が操業した。
しかしその後の乱獲で資源が減少、捕鯨産業は衰退した。
1986年にはIWC国際捕鯨委員会がモラトリアム=捕鯨の一時停止措置を発動し、網走市などは調査捕鯨の拠点として学校給食にクジラを取り入れるなど鯨食文化を細々と守ってきた。市内の飲食店も今回の商業捕鯨にも期待を寄せる。

Still0124_00003.jpg日本がIWCを脱退することに対し、国際的な批判もある。
今回の判断について、北海道大学水産科学研究院でクジラについて研究する松石教授は「賛成」の立場だという。「適正なルールのもと漁業権が守られるべき。乱獲とならないよう、持続可能な資源管理が求められることになる」と語る。
一方で道東でホエールウォッチングを営む男性は「捕鯨船が追い回すとクジラは警戒して姿を現さなくなる」と不安をのぞかせる。漁師の立場を理解しつつ「見る方は見る方、捕獲する方は捕獲する方でウィンウィンになってほしい」と語る。

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今回、商業捕鯨を400年以上も前から盛んに行い全国的にもその名が知られるクジラのまち、和歌山県の太地町を取材した。紀伊半島の先端に位置する太地町。小高い山々に囲まれた入り江が特徴的で、独特な地形に3000人ほどが住む。マチのいたるところにクジラにまつわるオブジェや看板が。





Still0124_00006.jpg町唯一のスーパーには鯨やイルカの商品が20種類以上並ぶ。追い込み漁が行われたと聞きつけると、町民が鯨肉を目当てにスーパーを訪れ、クジラが獲れると肉のコーナーは売れにくいのだとか。
一方で常に反捕鯨団体からの激しい反対運動にさらされてきた。
追い込み漁を行う入り江の目の前には臨時の交番も。





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太地町ではただ獲るだけではない。港を歩くと若い人たちが...。彼らは全国から来た水族館のスタッフや研究者。太地町は全国の水族館にイルカを供給するほか、トレーニングの拠点などにもなっている。こうした人たちは長期間滞在、町にとって欠かせない住民だ。

IWC脱退で、一体何が変わるのか、正直まだ見通せない部分もあるが北海道への影響はどうなるのか、検証する。



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2019. 1.17
市場規模8,000億円!?ハンドメード雑貨

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国内の市場規模は8千億円とも言われ、道内でも作家数が増加しているハンドメード雑貨。ことし新たに始まるイベント「HOKKAIDO MAKER'S(北海道メイカーズ)」からの中継も交え、生放送で伝える。
3年前に起業し、オリジナルのスマホケースを販売する高橋さん夫妻。花柄のデザインが人気を集め、今では年間1千万円以上を売り上げる。
スマホケースは原価が高いため、手元に残る利益は社員時代と大きく変わらないが、自由な暮らしぶりに満足しているという。



Still0117_00001.jpg高橋さん夫婦のような、作家をサポートする団体も登場。
ハンドメード作家の支援団体EZZO(エッゾ)は、クラウドファンディングで74万円を集め設立。勉強会や作業会を開き、作家として収益を上げていくためのノウハウを共有する。
作品の値段設定から、接客方法、ネットでの売り出し方など、ハンドメード作家ならではのアドバイスが飛び交う。実際に「イベントでの売り上げが倍増した」という作家も。



Still0117_00002.jpg約90%を森林が占める下川町は、豊富な木材を生かしたモノ作りで、町を盛り上げる。
3年前、下川に移住した臼田さんは、人呼んで、「森の錬金術師」。原材料約500円の丸太を約2万5千円の器に加工。都内百貨店の展示会にも呼ばれる人気ぶりだ。





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こうしたクラフト事業の可能性に着目し、町も支援する。イベント出展の際の交通費など、町が年間最大50万円まで補助。移住者を支援する制度「シモカワベアーズ」も。
これらの制度を活用し、家族で移住した山口さん。東京大学農学部出身で、木材の強度研究をしていた知識を生かし、出張で木工作業を教えるビジネスで起業を目指す。町は給与として月20万円補助し、3年間に渡ってサポートする。



2019. 1.10
日経・紙面連動企画 食の王国SP

Still0110_00000.jpg日本経済新聞との紙面連動企画「北海道 食の王国」。
日経新聞の紙面変更に合わせ、名称・ロゴを一新。
今回から日経電子版に動画をアップする。







Still0110_00002.jpg小樽に本社を置く「北海道ワイン」は純国産のワインとしては国内首位の生産量を誇るワインメーカー。
日本最大の447ha(作付面積は100ha)の面積を持つ自社農園「鶴沼ワイナリー」を運営する。
25万本のブドウを栽培していて、試験栽培も含めると品種はおよそ50種類に上る。
最大の特徴は北海道ならでは、という「木を寝かせる」栽培方法。雪の重さで枝が折れないよう、木を斜めに植え、雪に埋もれるように育てる。


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わずかな気候の変化が味に影響を与えるワインづくり。温暖化などによって道内がより適した土地になっているという。追い風となるのが去年から始まった「GI制度」。地理的表示のことで、ラベルや箱に「北海道」と表示できる制度だ。ワインでは「山梨」に次いで2例目で、まだ歴史の浅い道産ワインにとっては品質が保証され、知名度の向上にも期待がかかる。
EUとのEPA発効後には海外産のワインとの競争が激化することも予想され、このGI制度の活用が重要となるだろう。



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行列店も珍しくない帯広のご当地グルメ「豚丼」。客の中には観光客も多い。
テレビなどで取り上げられたことで一気に人気が広がり、帯広市内には豚丼を提供する店が150店以上。
豚丼の専門店が増える中、各店舗はそれぞれのこだわりを磨く。
「ぶた丼のとん田」は元々精肉店。その時のノウハウを生かし、質の高い豚肉を卸し、手切りで提供する。秘伝のタレは約50年磨き続けたおいしさの秘密だ。


豚丼3.jpgそんな人気の豚丼だが、新たな悩みもあるという。それが、「帯広の豚丼」が「北海道の豚丼」になりつつあり、他の地域にお店が増えていること。このままでは客が帯広まで足を延ばさなくなるのでは、という危機感を持っている。
対策としては「発祥の地である」ということ、「帯広に来たらおいしい豚丼の店がたくさんある」を市全体でアピールしていく必要がありそうだ。




なよろジンギスカン1.jpg名寄の煮込みジンギスカン。
50年以上前から親しまれてきた、すき焼き風の郷土料理だ。
しかし元々家庭料理なだけに、飲食店での提供はほとんどなかった。
そこで立ち上がったのが「第746なよろ煮込みジンギス艦隊」という有志の若者による団体だ。
ご当地ブームに乗り、この煮込みジンギスカンで名寄をPRしようと活動を始めた。
2011年頃から市内の飲食店に提供を呼びかけ、今では市内9店舗にまで広がった。

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名寄に煮込みジンギスカンが生まれたのは、羊毛の国内自給を目指した戦前の国策が理由だという。名寄でも羊が飼われ、食用としての活用も研究された。
現在名寄で羊は飼っていないため、地場の食材を使っていない活動に批判の声もあるというが、「ジンギス艦隊」の目的はあくまで町おこし。この煮込みジンギスカンを通じて歴史も知ってほしいと話す。




Still0110_00004.jpg見逃せないのが商品化による経済効果だ。帯広の豚丼は、土産品としてはもちろん、札幌のスーパーなどにも関連商品が数多く並ぶ。
名寄の煮込みジンギスカンも商品化されている。製造するニチロ畜産によると、ジンギスカン商品は年間の約7割が花見やバーベキューが盛んな春~夏に売れるという。煮込みジンギスカンは鍋料理ということもあり、冬に売れる商品としても期待がかかる。

2018.12.20
忘年会シーズン!激戦居酒屋

Still1220_00001.jpg年末の忘年会シーズン。「せんべろ」をウリにするススキノの「まねき屋」から競争の激しい居酒屋について伝える。
「せんべろ」とは1,000円でベロベロになるまで酔えるという意味で、近年の流行のひとつ。






Still1220_00003.jpgせんべろ以外にも昔の流行りを取り入れ新たな形を加える「ネオ大衆居酒屋」も注目を集める。札幌・中央区の狸小路商店街に店を構える「酒と銀シャリせいす」。白く大きい暖簾が印象的だ。

運営するのは、去年1月に設立したアンドセイス。わずか2年間で、札幌市内に5店舗を出店した。





Still1220_00002.jpg梶原社長は「出店のペースとしては早めだが、急いでるわけではなく偶然物件がいい状況で巡り合った」と話す。アンドセイスでは基本的に、アクセスの良さや集客の見込める良い空き物件が出たら、出店を考える。のれんこそ共通だが、展開する店の業態はすべてばらばらだ。一方で「明確なコンセプトづくり」という点は全店舗で共通している。





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老舗の居酒屋「串鳥」。外食チェーンの札幌開発が運営する創業から40年、今まで一度も、店を閉めたことはない。人気を保ちながら店舗網を道内外へ広げ、現在46店舗をチェーン展開する。繁盛の秘訣は「安さへのこだわり」だ。






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契約農家から直接仕入れることで
市場価格の変動に対応。去年11月には1億5千万円をかけて、栃木県に工場を新設。セントラルキッチン方式で仕入れと製造を一括で行い効率化。メニュー端末は中国語と英語にも対応し、1品1品に写真を添え料理か一目でわかる工夫を加えたことで外国人の客単価は以前より2割伸びた。





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札幌・中央区、道の指定有形文化財「旧永山武四郎邸」に今年6月、オープンしたカフェ「ナガヤマレスト」。プロデュースしたのは札幌の外食ベンチャーワンダークルー。2011年に創業、7年で市内にイタリアン居酒屋など18店を展開、年商5億円の急成長中のベンチャーだ。






Still1220_00008.jpg成長を支えるのは「デザインの専門部署」。5人のデザイナーを自社で雇い、店のロゴやメニュー表、オリジナルグッズなども制作。次第に外部からの依頼も増え、2016年にエヌワンダーとして分社化した。北海道日本ハムファイターズが新千歳空港に出店した飲食店もプロデュース。デザイン部門を自社で賄ったことで浮いた広告費を人材の増員や教育費にあてた。





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節目の年を迎える観光名所や企業を対象に179市町村を巡る
「いななくプロジェクト」。
今回は室蘭の測量山ライトアップを紹介する。山頂の電波塔から照らされるライトアップは胆振東部地震による中断を除いて30年間毎晩続く。その運営は、市民の有志で発足した室蘭ルネッサンスが担っている。運営は市民や企業からの寄付頼りだが、寄付は年々減少。1日でも長く、と活動を続けている。



2018.12.13
工場にカメラが潜入!「やき弁」の秘密に迫る

Still1213_00000.jpg今や日本の食卓に欠かせない存在となった即席麺。全国では年間57億食が生産され、日本人1人あたり1年に45食を消費している計算だ。(2017年度 日本即席食品工業協会調べ)
中でも、「北海道と言えば...」と名前が挙がるのが1975年に生まれた北海道限定販売のヒット商品「やきそば弁当」だ。





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今回は小樽・銭函の工業団地にある東洋水産の北海道工場を訪ねた。2012年におよそ60億円をかけて札幌から工場を移転。








Still1213_00004.jpg特別にやきそば弁当の製造工程を撮影させてもらえることに。すべての製造過程に長年積み上げてきたノウハウが隠されていた。中でも「やき弁」の最大の特徴とも言える縮れ麺の秘密に迫った。しかし、目で見ただけではよく分からない。どういう仕組みなのか解説してもらった。






Still1213_00005.jpg工場の見学ルートには「赤いきつねうどん」「緑のたぬきそば」「やきそば弁当」の1食分の麺の長さを比べる仕掛けも。皆さんはそれが1番長いか分かりますか?
(長い順にやきそば弁当78メートル、緑のたぬきそば50メートル、赤いきつねうどん18メートル)





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東洋水産によると、赤いきつねうどんと緑のたぬきそばは地域によってつゆの味が異なるそう。製造当初から東日本と西日本では違う味つけをしており、その後より細やかな好みに応えたいと北海道や関西でも違うダシを使うように。全国で4種類となったということ。






Still1213_00001.jpgStill1213_00007.jpg



2018.12. 6
カメラ初潜入!都市部のエネルギー支える"地下ビジネス"

今回はStill1206_00000.jpg札幌の地下の話題。
9月の胆振東部地震で道内は全域停電、いわゆるブラックアウトに見舞われた。その中で、地下にエネルギーセンターを持つビルでは、地震の時も停電しなかったという。
札幌中心部にはそうした地下の施設が5つ。大型の発電機などで電気を作り、発電の過程で出てくる排熱や排ガスを有効活用して蒸気や温水、冷水をつくり、中心部のおよそ90のビルに供給している。



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日本経済新聞の札幌支社が入るビルの地下にカメラが初潜入。地震時の停電を防いだ施設だ。数億円はするという発電機でビル内の電力をまかなう。一般家庭だと1200軒ほどの出力に相当するという。発電機の燃料は天然ガス。エンジン内部はピストンが1分間に1500回という超高速で回転。このエネルギーが、ビル内で使う電気を生む。その際、500度もの排気ガスと、およそ90度の熱が生じる。このエネルギーも蒸気と温水作りに転用し、近くの施設に送っている。



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センターを活用すれば個別に暖房や冷房の設備を持つ必要がなく、ビルオーナーは空いたスペースをオフィスなどの用途で使うことができ、収益のアップに期待できる。また、設備は通常10年くらいの周期でメンテナンスが必要だが、それを個別にする必要がないため、コストの削減にも。
火を使わないため、火災のリスクが低く、テナントの誘致活動にも効果的。




Still1206_00006.jpg背景にあるのが1972年の冬季オリンピック。
1960年代の初めにはビルの暖房用ボイラーから排出される煙が放射冷却の影響で冬場の上空を覆っていた。そのスモッグの解決策として注目されたのが地域熱供給だ。
現在は、停電に関係なく電気を生み出せる災害への強さを売りに、センターの設置を各ビルに働きかけている。地震で実証された災害への強さ。今後この点をよりアピールし、テナントを増やす狙いだ。



Still1206_00009.jpg節目の年を迎える企業や施設を取り上げる179プロジェクトでは、設立45周年を迎えた新篠津村の大塚ファームを紹介。約18ヘクタールの敷地で農薬を使わない有機栽培に取り組む。
主力の葉物野菜ではビニールハウスではなく屋外で育てる露地(ろじ)栽培にこだわる。朝晩の寒さに耐えたほうれん草は、生育期間は通常の倍かかるがエグみがなく甘味が強いのが特長だ。




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年間1億4千万円を売り上げる。大塚社長は自身がもつアレルギー体質がきっかけで有機栽培を始めた。虫が付きやすい有機栽培は収穫量が少ない上に当初は市場に卸してもほかの野菜と価格が変わらず利益が出なかった。価値を認めてくれる売り先を探し22歳で東京の大手飲食店と契約。味は良くても形の悪い規格外の野菜は干し芋や野菜スープなどに加工。当初290万円だった売上は26年でおよそ50倍に。
現在は3人の息子を経営者に育てあげるのが今の目標。その3人は、農林水産分野で目覚ましい功績を上げた団体に贈られる天皇杯の受賞を夢に掲げる。

2018.11.29
復興ってなんだ③地震から3ヵ月 それぞれの復興は

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胆振東部地震からまもなく3ヵ月。震災を乗り越えようと新たな一歩を踏み出している人たちを追った。

厚真町富里で農業と看板店を営む佐藤泰夫さん。家の背後は地震で崩落。自宅は難を逃れたが、隣に住む従弟の正芳さんが地震で亡くなった。





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食用米の水田には土砂が。佐藤さんの酒米だけが無事だった。思いを込めて刈り取る。道内の酒蔵に運ばれ、12月下旬には新酒に生まれ変わる予定だ。

しかし厚真町は用水路などおよそ800カ所で被害を受け、来年のコメ作りは難しいと語る。

住まいの問題もある。避難所から仮設住宅へ。入居の目途が立つまで時間がかかった。それでも再建に向け、前に進み続ける。

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道外からの移住者などおよそ30世帯が暮らす厚真町のフォーラムビレッジ。山内香さんは3年半ほど前、神戸から夫と移り住んだ。阪神淡路大震災では神戸の自宅に。フリーアナウンサーとしてラジオ局に泊まり込み、1週間災害放送を続けた。

そうした経験から1週間暮らせる水と食料を備蓄し、屋根には、一般家庭4戸分の電気を賄える太陽光発電機を設置。地震発生後はすぐに自宅を開放し、近所に備蓄品を配った。9月中旬に町が開いた救援物資の集積所も山内さんが管理を任された。



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2度の大地震の経験から、心配りを忘れない。集積所には励ましの張り紙も。子どもや大人、それぞれに不安が広がることを知っている。

ある日、山内さんは子どもたちを集めハロウィンイベントを開催。参加した子どもたちや親には笑顔が戻った。山内さんは「元の生活に戻ることが大事」と語る。








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札幌市清田区里塚。古い水路のあった谷に盛り土をした造成地が、陥没や液状化した。

町内に住む中川さんの家は、市の1次判定で一部損壊だったが、2回目で大規模損壊と判定された。地割れは徐々に広がり、家の傾きで頭痛がするように。

町内会は住民の困りごとを集約し市と協議するための組織を作った。市とのやりとりがスムーズになる一方で、時間の経過とともに住民の意識の差が広がっていくことが心配だという。工事の着手は早くても来年春以降。復旧には長い月日がかかりそうだ...


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一昨年熊本地震で多くの犠牲者を出した益城町。県内でも数少ない住宅密集地だったことが災いし、関連死を含め43人が亡くなった。

熊本では今もおよそ2万3千人が見なし仮設などで生活を送り、益城町でもおよそ1千900世帯が仮設住宅で暮らす。

それぞれの立場から、復興とは何なのか考える。



2018.11.22
常識覆す"弱い魚"のブランド化

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北海道が誇る秋の味覚、サケ・サンマ。どちらも去年記録的な不漁。今年は回復傾向にあるものの依然低調。
そんな中、好調なのがマイワシ。一時は不漁だったがこの6~7年で急回復し、道内では最も多く取れる魚に。これを絶好の機会と捉え新たな挑戦に乗り出した会社がある。





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広尾町の池下産業。今年、道内で水揚げされたイワシの3分の1にあたる4万トンを受け入れ、魚の養殖用のエサ=フィッシュミールに加工、出荷する。イワシのミールは売り上げの8割を占める稼ぎ頭で、原料が足りないほど需要があるという。






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ここで今、池下社長が力を入れているのがレボフィッシュ=大トロイワシだ。全国でイワシをとっている漁師の「道東沖のイワシは脂がのっている」という言葉から、イワシのブランド化に取り組んでいる。







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イワシは非常に傷みやすい、足の早い魚。その弱点を補うべく導入したのが液体窒素を使った急速冷凍機だ。一台3,000万円の機械を2台導入。マイナス120度の液体窒素によってイワシが5~6分で芯まで凍りつく。細胞を壊さず獲れたての鮮度を保てるという。






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レボフィッシュの売り先は関東の飲食店、さらには道内の高級旅館にも。仕入れ値は生のほぼ2倍だが、それでも取引されるのは「凍結によっていつでも提供できる」という利点だけでなく「生と同じくらい、下手すればそれ以上に味が良い」という理由だった。






Still1122_00003.jpg「凍結」というマイナスイメージを覆し、
「旬」という概念を変えることはできるのか。



2018.11.15
未来の勝ち組?ヤフー式

Still1115_00000.jpg日本最北の農業高校で行われている"ネットショッピングの授業"。

先生は、インターネット検索大手"ヤフー"の現役社員だ。

授業では、地元の産品や自分たちが育てた野菜や羊の肉などを

ヤフーのショッピングサイトで実際に販売。

インターネットのビジネス活用を"肌で感じる"のが狙いだ。





Still1115_00002.jpg2年ほど前から美瑛町に出向しているヤフー社員も。
IT大手としてのノウハウと、町内出身ではない外者(そともの)の感覚で
地域の課題解決に取り組む。







Still1115_00001.jpg美瑛町内の30以上の観光スポットや、各ホテル、飲食店などに
QRコードを設置。
性別や国籍だけではなく宿泊日数や消費金額を聞くなど
5,000人分の美瑛の「顧客データ」を集め、分析を始めた。







Still1115_00004.jpg1万人の町に年間170万人が訪れる美瑛町を観光の課題先進地域と位置づけ、「ここでいろんな課題解決をできれば、それを全国に生かせるのでは」と意気込む。
検索やショッピングに留まらない、ヤフー式の町おこしに商売術などの戦略に迫る。





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2018.11. 8
シリーズ 復興ってなんだ②窮地救う切り札? ふっこう割

higai.jpgシリーズ復興ってなんだの2回目。
胆振東部地震から2ヵ月。北海道の基幹産業である「観光」について
考える。
地震直後から宿泊のキャンセルが相次ぎ、食事などを含めた影響額は
356億円に上るという。(道調べ)





post.jpg道内では「元気です北海道」キャンペーンが始まり、多くの観光地や
自治体が安全性をPRする写真や動画を投稿した。
そんななか、一風変わった取り組みが話題に。「元気ないです」と謳う、音更町・十勝川温泉のポスターだ。






gyoretsu.jpgもう一つ話題を集めたのはふっこう割。
インターネットでの販売は即日完売。
店頭での販売が始まると販売前に行列ができる店舗も。
交通付きの旅行商品は条件付きで最大7割引きに。
観光地や交通機関による独自のクーポンも続々と発行された。






effect.jpg観光地には早くも効果が。
札幌の温泉街、定山渓温泉では紅葉シーズンに客足が戻りつつある。
なかには外国人観光客=インバウンドの姿も。
しかし、観光協会がふっこう割に期待するのはこれから迎える閑散期への効果だという。

2018.11. 1
「車サービス」の新たなカタチ

サトウ.jpg私たちの生活に欠かせない車について特集する。

旭川の東旭川地区で始まった乗り合いタクシーのサービス。

住民の足としての役割はもちろん、予約の空き時間で宅配便を届ける

「貨客混載」のサービスを行っている。







タク.jpg
高級外国車で観光ができるレンタカーや自転車ツーリングをサポートするタクシーなど高齢化・過疎化に悩む地方を支える車や増加する外国人観光客を取り込む車を紹介。









チャリ.jpg

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2018.10.30
シリーズ 復興ってなんだ①最強主婦登場!災害時に頼れるモノとは

水タンク.jpg9月に発生した胆振東部地震と直後の大規模停電から2か月近くがたった今も人的・経済的に大きな打撃を受けた道内には随所に爪跡が残る。徐々に生活の復旧は進み、もとの状況を取り戻しつつある=いわゆる復興の段階に入った。






主婦.jpg
しかし過去の東日本大震災や熊本地震を振り返っても復興に何が必要なのか、そもそも復興とはなんなのか、素朴な疑問もわく。シリーズで改めて"復興"について考える。初回は家庭で緊急時に万全の態勢で備える最強主婦が登場。






トレーラーハウス.jpgさらにトレーラーであっという間に仮設住宅を運び込み災害時の住まいを提供する住宅メーカーや畜電池と太陽光パネルを搭載したライブ用のトラックなど緊急事態にすぐに対応できるビジネスを追う。災害時に頼れる企業とは。






ダンボール.jpg炊き出し.jpg

2018.10.23
マチのけいざい♯㉒恵庭

花.jpgマチの産業や観光スポット、特産物などからマチの姿を掘り下げるシリーズマチのけいざい。1年ぶりとなる今回は札幌の隣・恵庭市。








端.jpgスタッフが事前に恵庭市民からとったアンケート調査をもとに市内各所を取材。










こども.jpg拡大を続ける工業団地や自然豊かな渓谷。観光客や地元住民で混み合う花と野菜の直売所、特産のカボチャ、老舗のそば店など恵庭が一体どのようなマチなのかを探った。







赤.jpg南.jpg
















2018.10.17
大手企業も注目!農×福 連携

両陛下.jpg天皇・皇后両陛下もご訪問された北広島の農家は人手が不足する農作業の担い手として障がい者に高い期待を寄せる。









納付.jpg障がい者が苦手な作業を無理に教えることより「自分たちが変わる」ことを意識。それぞれの特長を生かした農業を探る。









カゴメ.jpgこうした農業と福祉の連携に大手の食品メーカーも新たなビジネスとして動き出した。農福連携で製造したトマトジュースは200億円売り上げる通販サイトの一品として注目を集める。道内で進む農×福連携に迫る。

2018.10. 9
あたなの会社は幸せですか ㊦ ~100円総菜に飲料菓子無料!?幸せ企業とは~

うまい棒.jpg今、道内の学生が就職先に選ぶ条件として最も重視しているのが「福利厚生」という驚きのデータが!福利厚生といえば住宅手当や家賃補助、家族手当、交通費などが一般的。







ゲーム機.jpgしかし、札幌のIT企業は福利厚生に人気お菓子の食べ放題やダーツや麻雀の遊び放題などを取り入れる。









惣菜.jpg歯科医院では福利厚生の代行サービスを活用。治療で忙しい合間を縫って食べられる100円総菜を冷蔵庫に保存。自宅にも持ち帰ることができる仕組みも。今どきの福利厚生から社員が求める幸せな職場を考える。




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2018. 9.28
あたなの会社は幸せですか ㊤ ~メンタルヘルスケア最前線~

がんばり.jpg2週連続シリーズの1回目。道内でも進む社員の心のケア=メンタルヘルスの取り組みに焦点をあてる。










精神科.jpgIT業界から一人、社内ベンチャーでメンタルヘルスビジネスを始動した男性を取材。彼は出張カウンセリング、講習会等を展開。のべ8千人の相談実績をもつ。








健康経営.jpgこのほか健康経営企業に認定された道内の設計会社の取り組みにも注目した。働き方改革が叫ばれる昨今に社員が求める働く幸せとは。

2018. 9.21
道内スイーツ最前線 ヒットの仕掛けは甘くない!

卵.jpg工場直送"は店ではなく自宅に直接届く時代に。 しかも届くのは生鮮品同様に鮮度が命という菓子!?










直送.jpg中小の菓子メーカーが1分でも早く消費者へ配送する驚きの仕組みや道内大手菓子メーカーは自社で5千羽もの養鶏に挑戦する姿も取材。








鶏.jpg 菓子作りに重要なこだわりの卵を自社で手掛けるそのワケは。そのほか、津別町で見た目のかわいさから大ヒットした菓子がマチ興しにつながるケースも。ヒットを狙う菓子メーカーを追った。

2018. 9.20
緊急生放送 検証 ブラックアウト

ブラックアウト.jpg緊急生放送「検証ブラックアウト」。震度7の激震に見舞われた北海道。直後に発生した大規模停電(ブラックアウト)は暮らし、経済に大きな打撃を与えた。







18分.jpgなぜ、ブラックアウトは起きたのか。地震発生からブラックアウトまでの18分間に何があったのか。









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番組は発生直後の映像や北電元幹部への取材から、その真相に迫る。

2018. 9.20
人口増に10億円?秩父別・沼田町の挑戦

秘策.jpg道内で急速に進む人口減少がテーマ。今年、空知管内で唯一人口が増えた秩父別町では子育て世代を町に呼び込もうと子どもたちが喜ぶ大型遊具を2年連続でオープンさせた。








学園祭り.jpg隣町の沼田町は人口減少に備え診療所やデイサービスセンターなどが入る複合施設を建設。町の主要機能を中心部に寄せるコンパクトシティーを進める。








学園.jpg学生を活用した空き家のリノベーションで移住者の促進にも取り組む。人なし、金なし、秘策なし。住民を食い止めるためにもがくマチの姿を追った。

2018. 8.30
層雲峡温泉に新風!若おかみは22歳東大生

フロント.jpg道内有数の温泉街層雲峡で廃業した旅館の再生を託された龍崎翔子さん22歳。









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東京大学で学業に励む傍ら京都や大阪などのホテルも運営する経営者の顔も持ち合わせる。









スタッフと.jpg従業員も同世代の20代を多く採用し若い感性を生かしたアイデアを次々に盛り込む。ホテル業界から今、注目を集める新進気鋭の経営者。観光客がピークの6割に落ち込む層雲峡温泉で新風を吹き込む彼女の挑戦に迫る。

2018. 8.23
室蘭・鉄づくりの現場にカメラ潜入

空撮.jpg鉄のマチ室蘭で100年以上に渡って続く新日鉄住金室蘭製鉄所の大迫力の鉄づくりを特別な許可を得て撮影。









転炉3.jpg鉄鉱石などとコークスをミルフィーユ状に混ぜ合わせてできる1500度超えの「銑鉄」やどろどろに溶けた大量の銑鉄を巨大な鍋に移す「転炉」、次の工程に運ぶディーゼル機関車「トーピードカ―」など普段は目にすることのできない貴重な現場にカメラが入った。






ガール.jpg一方で武骨な現場に近年女性の姿も増えてきた。20代の男女が多い現場社員からは鉄づくりに携わる熱い思いも。自動車産業など日本の鉄鋼を支える北海道の鉄づくりに迫る。







その他にも放送内では貴重な映像の数々が・・・
転炉2.jpgなべ.jpg引きえ.jpgトーピ.jpg







2018. 8.17
道内122駅!進化する道の駅

1.jpg日経紙面連動企画「道内122駅! 様変わりする道の駅」1993年に14駅でスタートした道の駅。今では道内122駅にまで拡大。単なるトイレ休憩や軽食をとるだけの立ち寄りの場所から最近では観光や情報発信など滞在型の拠点へと様変わり。





2.jpgツーリング客用にアウトドア店を誘致したりシャワールームを備えたり、工夫を凝らした駅づくりの「白金ビルケ」が新たに誕生。









4.jpg新鮮なカキなどの海産物がその場で焼いて食べられる「厚岸グルメパーク」。道の駅ごとに異なる魅力を日経の記者と取材した。

2018. 8. 9
ピーチ釧路就航 狙え!関西女子

ピーチより.jpg今月釧路と関西を結ぶピーチアビエーションが就航。関西圏の女性をターゲットに動き出した「女子旅」の提案。









馬.jpg「若い女性が喜びそうな地域の観光資源を掘り起し、発信することを目指す「ひがし北海道」地域の取り組みなど滞在型観光の拠点を目指す取り組みに注目する。








ステーキ.jpg地元では女子目線で女子の好みを探る動きも。関西女子をリピーターに。ピーチ就航をめぐる地元の取り組みを追った。 

2018. 8. 6
"ブランド豚天国"北海道

生後40.jpg全国でも豚肉の消費量が多い北海道。そんな道民が大好きな豚肉。あなたはどうやって食べる?豚丼?生姜焼き?選ぶ時のポイントは?









マンガリ.jpgハンガリーの国宝マンガリッツァ豚や放牧育ちのこな雪とんとん、健康成分のアマニを使用したサロマ豚など道内にはブランド豚が40種類以上!








シェフ.jpg"ブランド豚天国"ともいえる北海道。各地の取り組みを紹介した。

2018. 7.26
「バブル再来?2極化?札幌×地方 住みたい家とは」

こえだ.jpg札幌は不動産が高騰し中古市場が活性化。低金利も相まって今がチャンスとリノベーションなど新築よりは手ごろな価格帯の物件に注目が集まる。




ジョンソン三田に.jpg



札幌の中古専門の仲介企業はこの数年毎年120%の伸び率で業績を拡大。築47年のリノベーション物件も。







平屋.jpgさらに南幌では同業者が100人集まる新築展示場も。札幌と地方、2極化とも言われる不動産市場のなかで求められる物件とは。

2018. 7.21
生中継!本格高校生レストラン

厨房.jpg遂に三笠の高校生が運営するレストランがオープン。メニューの提案から実際の調理まで生徒たちがゼロから作り上げた和食御前にスイーツの数々。








菓子.jpgオープン翌日に迫った高校生レストランから直前の仕込み、店のオペレーションの確認など準備の様子を生中継で放送する。









外観.jpg生徒たちがこれまでに苦労した様子も事前に取材。地域に与える経済効果なども検証。

2018. 7.12
イケテル宝島・利尻

ノース.jpg汚い・きつい・危険から稼げる・かっこいい・革新的な新たな3Kへ。海産物の宝庫・利尻島で立ち上がった漁師たち=ノースフラッガーズ。








フラ写.jpg地元の漁師のこれまでのイメージを変え、ウニや昆布など高い人気を誇る海産物のPRに乗り出している現役の漁師集団。









自休.jpg東京からシェフを招いたり札幌の飲食店とコラボしたりと新たな漁師像を作る彼らの取り組みを取材する。このほか利尻と札幌などの一大消費地を結ぶNPO法人の仕掛け人の動きにも注目する。

2018. 7. 5
夜の経済 ドル箱!?客も店も夜活

夜の経済.jpg

北海道の"夜"の経済がテーマ。日中にめぐる観光名所や景勝地、体験ツアーなどは数多くあるものの、夕方以降に食事以外で観光客が楽しめるメニューはそう多くはない。








花魁2.jpgこうした隙間となる時間から観光需要を掘り起こそうと旅行会社大手JTBが札幌で外国人向けに「花魁ショー」を仕掛けた。









omo.jpg一方、函館と変わらない観光客数にもかかわらず宿泊客が伸び悩む旭川のホテル業界。ホテルのスタッフが飲食店を案内する新たなサービスも登場。道内の夜の顔に迫る。

2018. 6.28
絶品!甘エビ 羽幌×増毛 日本一争奪戦!

タイトル食.jpg日経紙面連動企画~築け!食の王国~「絶品!甘エビ 羽幌×増毛 日本一争奪戦!」日本経済新聞社との紙面連動企画がスタート。









えび寄り.jpg初回は"甘エビ"がテーマ。水揚げ量全国1、2を争い一大産地として知られる日本海に面した増毛町と羽幌町。札幌などの大消費地に近い優位性からブランド力は増毛が一歩リードする一方で羽幌も甘エビの消費拡大に向け試行錯誤を続ける。





えび流し.jpg 地元漁師たちの実際の漁にも密着。取材陣が驚く甘エビ漁の実態に迫る。

2018. 6.22
北海道は民泊の楽園?

ベッド.jpg今月施行された民泊新法=住宅宿泊事業法。一般住宅を有料で貸し出すことが可能になった。










事務所.jpgインバウンドを中心に増加する観光客受け入れ先として期待される民泊。事前申請は札幌市が全国で最も多い。なぜ札幌が多いのか。









松浦物件.jpg市内に16件を運営する個人のオーナーなどホストと呼ばれる民泊提供者が増える。目立つのは投資家の存在。高利回りを期待する投資家が集まる道内の現状と課題を探る

2018. 6.14
ゲームは遊びじゃない!プロeスポーツ!

プロゲ.jpgPCゲームやTVゲームを使った対戦を"スポーツ競技"とみなす、eースポーツ。KDDIや吉本興業、プロスポーツ界などをはじめ、様々な企業が相次いで参入している。








海外.jpg道内でも今年3月、プロバスケットボールチーム・レバンガ北海道を運営する北海道バスケットボールクラブが参入を表明した。5月から4人のプロ選手と契約を交わし、カードゲームのプロリーグに出場している。






対戦.jpg 今年度、世界での市場規模が965億円を超えるとも試算されるeースポーツ市場の展望と課題を探る。

2018. 6. 7
旭川家具の概念変えたパイオニア

直営8.jpg今年創業50周年を迎える旭川のカンディハウス。旭川の家具業界をけん引する存在。国内のみならずアメリカ、韓国、シンガポールなど今では6か国に展開する。単に家具を販売するだけでなく生活全体=ライフスタイルやその人にあったコーディネートを提案する。





ガージー.jpg
カンディの影響を受けた若手職人集団の成長も見逃せない。技能五輪金メダルなど技も確かな5人の職人。社内の雰囲気もウリの一つ。









インド.jpgカンディも負けじとホテルや病院など法人相手のビジネスも強化。次なる市場はインド。その進化も追う。

2018. 5.31
個性派ワイナリー続々登場!聖地はどこだ?新生×老舗

おさ.jpg道内のワイナリーの数は現在35か所に及ぶ。その数は10年前の2.5倍。今なぜ、急速に増えているのか。
小樽のワイナリーは市街地にあえて醸造所を置くことで観光の町小樽の一部にとけ込み集客を図る。






ぶどうの木.jpg

厳しい競争環境から差別化を図り"スパークリングワイン"にかける老舗ワイナリーも。







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米カリフォルニアのナパバレーを目指し仁木町に高級リゾート施設の建設を急ぐ動きも。

道内ワイナリーの最新事情を追う。











2018. 5.24
小売りの王様はどこへ~デパートは生き残れますか~

婦人服.jpg道内一の老舗丸井今井札幌本店の各売り場を磯田キャスターがリポートするほか、大丸札幌店の新たな売り場や東急百貨店札幌店がとった大型専門店を入居させる戦略などを紹介する。







栗原憲二社長.jpgネット通販の拡大など多様化する消費や客層の高齢化と変わる時代のなかでデパート(百貨店)の今後を札幌丸井三越の新社長栗原憲二氏に聞いた。

2018. 5.17
秀岳荘驚きの経営 逆転の発想で売り上げ1.5倍
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道内に3店舗の秀岳荘。ノルマなし?トップは遊んでばかり?1年目の従業員にバイヤー?などなど一見いい加減な経営。でもなぜか売上はこの10数年で1.5倍の右肩上がり。
ちょっと不思議な経営に密着。







店員.jpgスタッフは全員がバイヤー。つまり自分で仕入れて自分で販売するのが基本。一般的なチェーン店とは対極をなす販売の仕組み。結果品揃えの豊富さを生み熱烈なファンを増やす。







クライミング.jpg休みの日は社員・スタッフが思い思いのアウトドア体験。そうした経験をブログやホームページにアップ。遊びのプロ集団が売り上げを伸ばす。








赤レンガ.jpg テレビ北海道は来年、開局30年を迎えます。道民の皆さんへの感謝の気持ちこめまして今日から「いななくプロジェクト」を実施します。








二重.jpg10周年、20周年など節目の年を迎える観光名所や企業を対象に179市町村を巡る企画。初回は創建130周年の赤れんが庁舎。

2018. 5.14
北ガスは社会人野球・旭川ではプロバレー その経営戦略とは

キタ1.jpg企業がスポーツチームを有するのは今は昔?ではなく、道内では社会人野球に北海道ガスが参戦を表明。








バレー2.jpg旭川の防水加工会社はプロバレーボールチームのスポンサーに。広告料で支援するだけではなく、選手も雇用。社内に活気を生むとともに最大の課題、高齢化対策にも。




2018. 5.14
買い物難民を救え!北竜町と西興部村が選んだ道

スーパー5.jpg北竜町にオープンしたスーパー「COCOWA」。町から日々の生活を支えるスーパーが消えかけた時どういった選択をするのか。北竜町は自ら経営する。オープン初日から賑わいをみせ上々の滑り出し。民間の手に負えなかった過疎地での経営。その課題と将来像に迫った。





スーパー6.jpg北竜町では店舗で販売する商品仕入れから在庫管理などすべての業務を第三セクターの振興公社が担う。実質的に町が経営者。

2018. 4.28
大樹町・生中継 MOMO2号機宇宙へ 2度目の挑戦

ベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」が大樹町に製造中の観測ロケット「MOMO2号機」が完成。いよいよこの日が打ち上げ予定日です。高度100キロメートルの宇宙空間へ民間初となる挑戦に乗り出す。緊迫の模様を現地大樹から生中継でお送りします。前回は去年7月、打ち上げは目標に到達せず失敗に。今回に向けて改善を重ねたMOMO2号機についても詳しく紹介。新たな改善策にも加わった道内企業にも注目します。MOMO1.jpg

2018. 4.20
小さな規模でも大きく稼ぐ地方のビジネス

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規模なんて関係ない! キーワードは「アイデア」と「最新設備」。
地方で稼ぐスゴ腕経営とは。

上士幌町の高木牧場は、親子2人で170頭の乳牛を管理しています。通常1人当たり管理できる乳牛は40頭から50頭。高木牧場の場合、少なくとも4人必要となる計算です。2人で管理できる秘密が、最新鋭の「ロボット牛舎」。効率経営で、年間収入2億円、利益1000万円を稼ぎ出します。




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過疎化が進む港町・寿都町には、地元の名産品「寿かき」を武器に、町おこしに挑む1人の男性がいました。
手掛けるのは「かき小屋」。道内産のかき食べ放題の店です。最大の売りは、目の前の海でとれる新鮮な「寿かき」。漁期が決まっているため「寿かき」は1年中提供することはできませんが、代わりに厚岸や知内など道内各地から取り寄せるルートを作り、安定供給と手ごろな価格を実現させました。


2018. 4.12
終活最前線!寺もビジネス

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目前に迫る超高齢化社会。最期のときを考える「終活」に注目が集まっている。同時に、「終わりを受け入れ、弔う」よりどころの一つであった寺の在り方も変わろうとしている。過疎化や核家族化などによる檀家減少で、新たな存在価値を生み出す必要に迫られている。最新の終活事情とともに、新たな「ビジネスモデル」を模索する寺の動きを取材する。





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東京のお寺では早朝通勤前の会社員が立ち寄り、境内の掃除などの奉仕活動を行う「テンプルモーニング」を実施。道産子僧侶松本さんが企画した。東大を卒業後、寺の事業としての成長力を見込み仏門入りした松本さん。「未来の住職塾」という寺を持続させる経営感覚を磨く場も提供するなど全国の若手僧侶と新たな時代のお寺像を描く。

2018. 4. 5
激戦!新風!札幌ラーメン

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次回7日放送の特集は「激戦!新風!札幌ラーメン」。
札幌のラーメン店の数は現在680軒。
10年前に比べておよそ80軒増えています。
独自の味を追求する店、サイドメニューで売上アップを目指す有名店。
全国有数の「ラーメン激戦区」といわれる
札幌のラーメン業界の今を探りました。




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「鯛」に「煮干し」に「鶏」。
みそラーメンの本場・札幌に、
いま「新しい味」が続々と登場しています。
味は様々でも、共通するのは素材にこだわる「本物志向」。
背景には、消費者の健康志向や国産食材への信頼感もあるようです。
「食べてみたい!」と思わずにはいられないラーメンが満載です。


2018. 3.26
緊急生放送!全編ファイターズの30分!

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ファイターズのボールパーク建設候補地がついに決定! ということで、
次回31日は【緊急生放送!全編ファイターズの30分!】。
今季のファイターズの活躍を占うとともに、
ボールパークが持つ可能性やまちづくりとの関係など、
期待と課題を探ります。
30日の開幕戦の模様はもちろん、ファイターズOBもスタジオに。
ぜひご覧ください! 

2018. 3.22
JR北海道・鉄路半減の未来⑥【最終回】~人口減少時代の公共交通

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24日放送の特集は、シリーズ「JR北海道・鉄路半減の未来」の6回目。

最終回です。

今後、人口がどんどん減少し利用者も減っていく中で求められる
「新しい公共交通」のあり方を考えます。
ゲストは、道の運輸交通審議会会長を務める北大の石井吉春特任教授と、
「攻めの廃線」を打ち出した鈴木直道夕張市長です。


2018. 3.15
進撃のベイク~急成長の戦略に迫る!

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17日の特集は「進撃のベイク」。
札幌の老舗洋菓子店「きのとや」の3代目が立ち上げた
「ベイク(BAKE)」が急成長しています。
会社設立4年で年商36億円を稼ぎ出した原動力は
「ひとつの店舗で販売するお菓子は1種類だけ」というユニークな戦略。
そこには緻密な計算が隠されていました。



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ベイクの菓子作りの基本にあるのは
「きのとや」から受け継いだ【おいしさの三原則】。
それは「手間をかけること」「鮮度の高さ」「良い原材料」。
今後の事業拡大を見据え、長沼真太郎会長は、自ら全国の牧場に
足を運んでパートナーとなる酪農家を探しています。
欧米への店舗展開を狙う長沼会長の次の一手は。
磯田キャスターが直撃しました。

2018. 3. 8
変わる生乳流通~酪農家は?

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10日放送の特集は「変わる生乳流通」。
乳牛から絞られたミルク(生乳といいます)には、
ほかの農産物とは違う特徴があります。
1)毎日生産される
2)腐敗しやすく液体のまま貯蔵しておけない
このため、生乳はメーカーに運んで牛乳やヨーグルトなどに
素早く加工することが必要です。



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道内の生乳流通はこれまでホクレンが担ってきましたが、
法律の改正で4月からは他の卸業者も参入しやすくなります。
酪農家から見ると、
価格などを比べながら出荷先を選択できるようになるわけです。
こうした変化は酪農家や消費者にどんな影響を及ぼすのでしょうか?

2018. 3. 1
生産性に注目 働き方改革最前線

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3日の特集は「働き方改革」。労働力人口が減少する中、経済を回していくためには「生産性」の向上が不可欠です。大胆な人事制度改革で生産性の向上を目指すのがサツドラ。在宅勤務や副業など「多様な働き方の促進」や「外部人材の登用」など、多面的な取り組みを進めています。「生産性」をキーワードに道内企業の取り組みを取材しました。





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札幌のIT企業・アートシステムは、特定の社員に仕事が集中する状況を変えるため、業務量の「見える化」に取り組みました。それぞれの業務量がはっきりわかるようになったことで仕事を分担する意識が高まり効率化につながっています。その方法とは?

2018. 2.22
変わる狸小路~役割と将来像は

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24日の特集は、今年145周年を迎える道内最古の商店街「狸小路」に注目。外国人観光客の増加や老舗の閉店などで、大きく変わりつつあります。さらに大型の再開発計画も進行中。変化への対応に知恵を絞る店主たちや商機を狙って参入した企業の姿から、狸小路商店街の役割と将来像に迫ります。



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関西が拠点のからくさホテルは、先月狸小路に道内1号店をオープン。12か国語対応の通訳システムをはじめ、インバウンド向けのサービスを充実させました。ドン・キホーテは、「狸小路2店舗展開」でインバウンドと地元客両方の取り込みを狙います。一方、創業105年の「斉藤印房」の店主・斉藤岩男さん(83)は、時代の変化ではんこは売れなくなり経営は厳しいと話します。息子に継がせる気はなく自分が最後と考えています。



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人口減少を見据え、狸小路商店街ではインバウンドに頼らない、地元住民の取り込みが急務ととらえます。刃物専門店「宮文」は、包丁研ぎの宅配サービスを始めました。9年前に開設した「HUGマート」は、販売する道産食材が市民のニーズを確実に捉えています。

2018. 2.15
北海道でLCC空中戦~安さだけでは生き残れない

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17日の特集はLCCに注目。新千歳空港は全国で唯一すべての国内LCCが集結する激戦区です。LCC元年といわれる2012年から6年。利用者が頭打ちになる中、北の空を舞台に新たな顧客の掘り起こしに挑む各社の戦略を追います。LCC誘致の動きや再来年に控えた空港民営化への課題も。安さだけでは生き残れない空中戦に注目!




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国内LCCの先駆け、ピーチ・アビエーション(大阪府)は2016年の累積損失解消を機に地方路線の開拓を加速化。去年の新千歳-仙台・福岡線開設に続き、今夏には釧路-関西線を就航します。LCC初の道東就航に、採算を疑問視する声もありました。しかし、ピーチには勝算が。就航先自治体と連携して地域の魅力を掘り起し需要を開拓する特命部署がありました。






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バニラ・エア(千葉県)はドル箱路線の新千歳-成田線でトップシェア (4割)を握ります。原動力はビジネス層の需要をしっかりつかんでいること。さらなる囲い込みを狙う秘策の現場を直撃しました。かつて就航から1年で撤退したエアアジア・ジャパン(愛知県)は、新体制で再参入。激戦区の新千歳に路線を開設した戦略にも迫ります。

2018. 2. 8
クラフトビール戦国時代

19.jpg10日の特集は「クラフトビール」に注目。ビールの国内出荷量が減り続ける一方、原料や製法にこだわったクラフトビールの消費は伸びています。2014年にオープンした札幌の「月と太陽BREWING」。自家製ビールを提供しています。1回の仕込みで作るのは200リットル。月に2~3回仕込みます。森谷祐至代表のモットーは「オリジナリティにこだわる」こと。クラフトビール人気の高まりを肌で感じる中、自家醸造ビールの種類を増やしていきたいと話します。



11.jpgかつての地ビールブームの中で誕生したメーカーも、新たな商品開発とは販路拡大を狙います。「大雪地ビール」(旭川)は道内産の原料を使った個性的なクラフトビールづくりを進めています。また「網走ビール」(網走)は、看板商品の「青いビール」の味とラベルを刷新、4月には新商品も発売します。





17.jpgホップが取れる上富良野町に工場を作り、今年からクラフトビールを醸造する堤野さん。事業立ち上げには1億円が必要で、このうち発酵タンク8基分の650万円をクラウドファンディングで集めました。一方、自前の醸造設備や店舗を持たない作り手も登場。さて、その方法とは?

2018. 2. 1
冬の観光資源を掘り起こせ

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3日放送の特集は「冬の観光資源を掘り起こせ」。冬の北海道に元々ある資源を観光に生かすアイデアや取り組みを取材しました。美唄市のゴルフ場が今シーズン始めたのが、ウインターゴルフ。「冬の北海道でゴルフは無理」という思い込みを取っ払ったら実はできてしまって、体験したゴルファーも大満足。口コミでじわじわと人気が広がっています。今後は海外を含めた観光客の利用も促していきたいということです。




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冬の支笏湖といえば「氷濤まつり」ですが、実はもう一つ冬にしか体験できないアクティビティがあります。それが「アイスウォーク」。支笏湖は日本最北の不凍湖ですが、一部、結氷する場所があります。ダイビング体験などを手掛ける会社が3年前に始めました。「アイスウォーク」といいながら、このアクティビティの楽しさは「割れた氷から水に落ちる」こと。磯田キャスターが水没しまくります。




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この冬、最も注目を集めている観光スポットといえば豊頃町大津海岸。美しい名前と幻想的な写真が広まったことで、浜辺に打ち上げられた氷が「ジュエリーアイス」という観光資源に変身しました。急増した客のため、豊頃町は今年初めて休憩所やトイレを設けました。観光客をひきつけてやまないジュエリーアイスですが、常にあるわけではありません。発生のメカニズムを解明し「ジュエリーアイス予報」を出せるようになれば、観光客の役に立つのでは」。そんな視点から、北見工業大学の研究者も調査を始めました。

2018. 1.25
JR北海道・鉄路半減の未来♯5~貨物列車との共存へ


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27日の特集は、シリーズ「JR北海道・鉄路半減の未来」の5回目。鉄道は人の移動手段とばかり思いがちですが、同じ線路の上を貨物列車も走ります。路線見直しによる物流網への影響を考えます。見直し対象になっている石北線と同じ区間を走る通称「タマネギ列車」は、かつて存廃論議に巻き込まれたことがあります。地元自治体や運送会社が、路線廃止を回避するために打った手とは。




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北海道新幹線開業に伴いJR北海道が経営を分離、第3セクターで運営される道南いさりび鉄道。この区間は、本州と北海道をつなぐ物流の「玄関口」の役割を担っています。いさりび鉄道の収入のおよそ9割は、JR貨物が支払う線路使用料。貨物があるからこそ、人を運ぶ事業も成り立っています。






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JR貨物が、線路を持つ会社に支払う線路使用料。路線見直しにからみ、にわかに関心を集めました。島田社長が引き上げを求めたためです。トラックの運転手不足を追い風に輸送量が増え、JR貨物の鉄道事業は昨年度に初めてめて黒字に転換したばかり。経営の根幹を揺るがすこの議論には慎重に対応するとしています。

2018. 1.18
北海道のおもてなし新技術で向上

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20日放送の特集は、道内観光のサービス向上にAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の新技術を生かす取組みです。札幌のIT関連企・エコモットは去年、「北海道IoTビジネス共創ラボ」を立ち上げました。IoTを活用して道内産業の生産性を高める狙いです。インバウンド誘客へ8KのVR動画を導入する取り組みなどを始めています。






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観光産業が直面する「人手不足」に対応するため、札幌国際大学が試みるのは人型ロボット「ペッパー」の活用。観光情報を入力したペッパーを、斜里町のホテルに"入社"させ、「観光案内係」として活躍してもらいます。情報の更新は大学側が行うため、ホテル側の負担はなし。道内の観光地どこででも活用することができます。20日放送の特集で詳しく。






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北都交通函館支店は去年、道南で運行する観光バスに、最大17か国語に対応できる「多言語対応システム」を導入しました。人手不足もあり、ガイドが外国語を学ぶ時間がないことから決めました。GPSと連動して、観光名所に近づくと自動的にその場所の情報を数か国の言葉で案内してくれます。現在システムの更新中で、この春からより詳しい観光地情報を提供します。

2018. 1.11
スキー場集客 あの手この手~にぎわいを取り戻せ

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13日の特集は、集客に知恵を絞るスキー場の最新事情です。星野リゾートトマムには、先月、ゲレンデの中の商業施設「ホタルストリート」がオープン。スキーヤーが使いやすいだけでなく、子供連れやスキーをしない人にも楽しんでもらう狙いです。一方、さっぽろばんけいスキー場は、花火を打ち上げるイベントをスタート。今後もファミリーや海外観光客向けに、雪遊びのコンテンツに力を入れる考えです。





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上級者向けのイメージが強いニセコアンヌプリには、18年ぶりに新しいリフトが登場。特徴は、秒速1.6メートルと通常リフトの半分の「遅さ」です。東南アジアなどからの客が増え、初心者向けのコースを拡大したのに伴って導入しました。海外からのスキー客が増える一方、指導できるインストラクターは不足気味。そこで、札幌では留学生にスキーを教え、指導員の資格を取ってもらう取り組みも行われています。





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ルスツリゾートは、スキー場を柱としながら「通年型リゾート」としての魅力を高めようとしています。2015年にウエスティンホテルを誘致、今春には温浴施設や高級コンドミニアムを着工します。今後の総投資額は800億円。ゴルフ場など夏型施設との相乗効果を狙います。




2017.12.28
地方の未来を切り開く 地域商社

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新年最初1月6日の特集は「地方の未来を切り開く 地域商社」。地域商社とは特産物や観光資源を国内外に売り込む「地域に根差した」商社のこと。政府も地域創生の切り札に全国に設立を働きかける中、札幌の地域商社が注目されています。仕掛けたのはベトナムでの「北海道トマトハウス事業」。北海道の技術と素材で商機を見出す現場に密着しました。


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北海道総合商事(札幌)は道銀行員の天間幸生さんが行内ベンチャーとして立ち上げました。道内企業とロシアとの取引を担当していた天間さんは、ロシア進出の際の企業の苦労を痛感し、融資などの銀行業務からもっと踏み込んだ支援をしたいと地域商社を構想しました。最初に手掛けたのが、農業不毛の地で「地産地消」をかなえる事業です。




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ロシアに続き、ベトナムでも「北海道トマトハウス」を始動。農業法人アド・ワン・ファーム(札幌)、現地で食品事業を展開する企業とタッグを組みます。ところが、工事が全く進まないという想定外の事態が!?






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地方創生の担い手「地域商社」に注目する特集では、地域商社の先駆けとして知られる、栃木県のファーマーズ・フォレストにも取材。「道の駅」を核にした物販や観光事業、地元特産物の販路拡大を進め、年間22億円を稼ぎ出します。松本謙社長に地域商社の経営の極意を聞きました。






2017.12.21
北海道経済2017⇒2018

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23日(土)の「けいざいナビ」は年内最後の放送です。
今年も番組をご覧いただき、誠にありがとうございました。
特集は「北海道経済2017⇒2018」。
JR北海道の路線見直しなど3つのニュースをピックアップ、
今年の動きを振り返りながら来年を展望します。





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23日(土)の特集では、
「メガ信金誕生」「減反廃止」「民泊解禁」などなど、
来年に予定されているトピックスを、
大ネタ小ネタ取り混ぜて一挙紹介します。
VTRは約6分40秒、ネタの数は18。結構駆け足です。

2017.12.14
まちづくりの主役は「子ども」 浦幌町10年の取り組み

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16日(土)の特集は、十勝・浦幌町のまちづくりの取り組み「うらほろスタイル」に注目します。取り組みの主役は「子ども」、特徴は小中学校の9年間で徹底して地域について学び、マチに対する「誇りと愛着」を育てること。中学生は地域学習の総まとめとして「活性化案」を発表、その中から大人たちが可能性のある提案を選び、実現に向けて練り上げます。
開始から10年を迎えた「うらほろスタイル」の成果と課題を考えます。



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「うらほろスタイル」開始から10年、「将来浦幌町に住みたい」と考える子どもの割合は増えています。一方で、より現実的な課題として浮かび上がってきたのが「働く場が足りない」こと。そこで生まれたのが、町の花「ハマナス」を使う新事業。今年、第1弾として化粧品を作りました。販売とブランド化を担う地域商社も設立、来年度は売上1000万円を目指し、ハマナス農園のスタッフなどとして新たに数人を雇用します。



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都会で働く企業人との協働で、マチに「働く場」を作る新たな取り組みも始まっています。参加しているのは「副業OK」の企業に勤める人たち。つまり実際の事業に結び付く可能性があるというわけです。林業でビジネスチャンスを探るグループからは「タイニーハウスを作り、食など北国のライフスタイルと合わせて商品化できないか」というアイデアも。地元住民とのミーティングも重ねて、来年2月には新規事業案を発表する予定です。



2017.12. 7
開園50周年旭山動物園 あせない魅力の秘密

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9日の特集は、今年開園50周年を迎えた旭山動物園です。
一時の熱狂的なブームは落ち着いたものの、今も年間150万人
(旭川市の人口の約5倍)もの入園者を集め続けています。
北海道を代表する観光地・旭山動物園の「あせない魅力」の秘密が
どこにあるのか探りました。




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廃園の危機からの奇跡の復活。
その原動力になったのが「行動展示」です。
動物が本来持っている能力や行動を自然な形で引き出す展示は、
どのように生み出されているのでしょうか。
秋の休園期間に磯田キャスターが現場を取材。
さらに、坂東園長からは、行動展示の意外な「仕掛け」も
教えてもらいました。




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動物園の大きな役割の一つが「種の保存」。
希少な動物の命を次の世代につなぐことです。
旭山では今年、21年ぶりにアムールヒョウの赤ちゃんが誕生しました。
自然界の生息数は50~70頭とみられる、
絶滅の恐れがとても高い動物です。
担当の大西さんは、2年前の「苦い経験」を糧に、
細心の注意を払ってアムールヒョウの出産・子育てを見守ってきました。

   

2017.11.30
家畜に優しく 食に安心を~広がる?アニマルウェルフェア

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12月2日の特集は「広がる?アニマルウェルフェア(AW)」。AWとは、家畜を快適な環境で育てることが食の安心・安全につながる、という考え方。欧州ではAW食品の認証制度が進んでいます。日本ではほとんど知られていませんが、東京五輪の選手村で使う食材調達の基準にはAWへの配慮が盛り込まれました。国内では北海道がけん引役で、全国初のAW認証制度が始動しました。



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コープさっぽろでは、アニマルウェルフェア(AW)に配慮し、一般的なケージ飼いではなく、鶏が自由に動き回れる「平飼い」の卵の販売を全店で始めました。平飼いの卵の価格は一般的な卵の約3倍。特売品の印象がある卵ですが、あえて価格の高いAWの卵を販売する理由には「食料王国・北海道が担う責務があるから」と大見理事長は言います。




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国内初のアニマルウェルフェア(AW)認証制度が、北海道で始まりました。まずは酪農からです。道内では去年、生産者や研究者などで作るAW畜産協会が発足。欧州の事例などを参考に、認証の審査態勢を作りました。牧場やチーズ工房などで行われたAW審査に密着しました。生産者・消費者にとってのメリットや課題を考えます。



2017.11.23
クラウドファンディングで広がる起業の輪

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25日(土)の特集は「クラウドファンディングで起業」。
インターネットを使って事業や組織への資金提供を広く呼びかける仕組みです。国内の市場規模は745億円で年々拡大。クラウドファンディングで
目標の14倍の創業資金を集めた上川大雪酒蔵のような例もあります。
クラウドファンディングは資金を集めるだけでなく、
創業前から「ファン(客)を増やす」という効果もあります。



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起業を目指す人たちの注目を集めているのが「地域クラウド交流会」。
クラウドファンディングの仕組みを応用して、事業を起こしたい人とその事業を応援したい人を結ぶ新しい取り組みです。ソフトソフトウエア開発のサイボウズ(東京)が2015年に提唱、全国36か所で開催されていて、
これまでにおよそ300人が起業したといいます。
今年5月には、札幌でも初めて開かれました。




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道内で初めて、去年6月に地域クラウド交流会が開かれたのが釧路市。
これまでに6回開催、新たに「ドッグカフェ」や「イベントスペース」を
開いた人や、水耕栽培事業を大きくしたりする人が相次いでいます。
人と人とのつながりで起業を後押しして、地域の活性化にもつなげる。
地域クラウド交流会に金融機関も注目し始めています。

2017.11.16
拓銀破綻20年~道内金融界の「今」と「これから」

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18日の特集は「拓銀破綻20年」。
北海道経済に大激震をもたらした北海道拓殖銀行の経営破綻から20年が経ちました。翻弄された企業の「いま」や、激しさを増す道内金融界の今後を展望します。家具販売で国内最大手に成長したニトリホールディングスも拓銀破綻でピンチに陥った会社の一つ。似鳥会長は、当時の混乱を振り返ると同時に「拓銀破たんが会社を筋肉質に変えてくれた」と話します。




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道内の民間金融機関の預金残高は増加傾向にありますが、貸出金はやや伸び悩んでいます。
そんな中、金融機関が力を入れる分野のひとつが創業・ベンチャー支援です。北海道銀行は7月、上場予備軍の発掘を狙い、地銀で初めて東京証券取引所と提携しました。昨年度、道内全域で約1000件の創業融資を実行した政府系金融機関もあります。



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一方、地域密着が特長の信金が念頭に置くのは、「地域活性化」につながる支援や融資です。かつては、都銀・地銀・信金信組と業態別に「すみ分け」ていましたが、「近年はメガバンクや地銀も我々と同じ土俵で相撲を取るようになった」と語る信金も。融資先を求める金融機関の競争はますます激しくなっています。18日の特集は「拓銀破綻20年」、道内金融界のいまとこれからを展望します。

2017.11. 9
熟成肉・オーガニックパン・・・高めろ「食」の付加価値

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11日の特集は、生産者と飲食店・食品加工会社が組んで「食」の付加価値を高める取り組みです。イタリアンの「テルツィーナ」と北石狩農協が進めるのは「北海道イタリアン菓子」。オーナーシェフの堀川さんは、北石狩産の野菜を食べたとき「味が濃い。これはいける」と感じたそうです。お土産などを含めて幅広い販売を目指す新作スイーツ、年内の発売を予定しています。



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飲食店などを運営するフードクリエイトジャパン(岩見沢)が製造するドライエイジングビーフ(乾燥熟成肉)。一定期間かけて熟成させ、旨味を凝縮させた肉です。専門機関の分析でも、1か月ほど熟成させた肉は旨味成分のグルタミン酸が2倍に増えると立証されています。この加工技術を使えば、安価で取引されている「あの牛」の肉の付加価値を高められるのでは?生産者もうれしい取り組みが始まりしました。 



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シロクマ海食品(札幌)とファーム田中屋(新篠津)が組んで製造しているのが、オーガニックパン。道内では唯一「有機JAS認証」受けているパンです。食の安全を追求して、道内産小麦にこだわってきたシロクマ北海食品、「食べ物で健康になる」ことを目指して、難しい有機栽培に取り組んできたファーム田中屋。首都圏ではオーガニック食品への関心が高まっているといい、ホテルや飲食店、スーパーなどからの引き合いが増えています。

2017.11. 2
人気シリーズが1年ぶりに復活~マチのけいざい北広島



Still1101_00025.jpg4日(土)の特集は「マチのけいざい㉑」。番組調査隊が地域経済に迫る人気企画が1年ぶりの復活です。今回の舞台は北広島市。
「北広島を代表する企業」「マチの自慢」「ファイターズ誘致への本音」など400人の市民アンケートと独自取材で、様々な角度から北広島のけいざいを徹底解剖します。




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北広島市には6カ所の工業団地があり、約300社の企業を誘致。地元の雇用拡大に貢献してきました。トンネル建設に伴う電気工事を手掛ける北英電工は、分譲中の輪厚工業団地への移転を決めました。
背景には新幹線延伸による事業拡大と人材不足への対策があります。






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アウトレットモールのような集客施設はあっても、目立った観光スポットがないのが北広島の弱み。
そんな中、ハム製造のエーデルワイスファームは田園にある直売所の観光スポット化に着手。観光客が様々な農業体験できるような場所にすることを目指し、今年、農業生産法人も設立しました。




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北広島といえば、ファイターズ新球場の誘致。"ライバル"の札幌市では、真駒内を新たな候補地とするなど動きが活発に。誘致活動の手応えや勝算を、磯田キャスターが上野市長に直撃します。





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また、北広島が発祥といわれる道内の稲作。道産米の元祖と言われる赤毛米から地酒を生み出す地域の取り組みも紹介します。







2017.10.26
JR北海道鉄路半減の未来④ 路線見直し表明から1年 島田社長を直撃

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JR北海道が路線の見直しを発表してから間もなく1年。28日(土)の特集は、シリーズでお伝えしている「JR北海道・鉄路半減の未来」の
4回目です。JR北海道の島田社長をスタジオに招き、さまざまな疑問を
磯田キャスターが直撃。交通計画に詳しい北海道大学の高野教授にも、
専門家の立場からご意見をうかがいました。




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JR北海道の島田社長をスタジオに招き、トークを中心に構成。
主な質問は・・・・
・民営化から30年、なぜいま見直しなのか?
 
・これまで赤字問題にメスを入れなかったわけは?
 
・稼ぐ努力は十分?無駄な投資はなかったか?
 
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・地域での議論がなかなか進んでいない。どう受け止めている? 

・いつまで議論を続けるのか、期限は?

・駅の廃止や値上げ、利用促進で路線は維持できるのか?

・上下分離方式は、赤字の分担に過ぎないのでは?



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また、JRの路線で全国初の上下分離となった福島県の只見線も取材。
只見線は東日本大震災と同じ年の7月、大雨による水害で多くの橋が
流されました。JR東日本は復旧に約100億円かかるとしてバス転換
を打ち出しましたが、地元は鉄道での復旧を強く要望。地元が線路や橋
を保有するのに加え、運行経費の4分の3を負担することで、今年6月、
鉄道復旧に合意しました。



2017.10.19
カボチャの経済学

Still1018_00015.jpg今月31日は「ハロウィーン」いうことで、21日(土)放送の特集は、このイベントに欠かせない「カボチャ」に注目。北海道はカボチャの
生産量全国一、そして消費も盛んです。産地や消費の現状や関連産業、
食育など様々な角度から「カボチャの経済学」に迫ります。






Still1018_00024.jpgハロウィーンで使われる観賞用カボチャは、市場では「花」として
扱われます。ハロウィーン商戦を控えた9月下旬、花の取扱量日本一
の太田市場(東京)では、観賞用カボチャを集中取引する「かぼちゃ大市」が開かれました。栽培歴20年の深川市の生産者も参加、自慢のカボチャで競りに臨みました。果たして結果は!? 




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ハロウィーン商戦の高まりで、観賞用カボチャの需要が伸びています。
生産量全国一の北海道ですが、最近は福島や千葉などでも作付けが進み、
産地間競争も激しさを増してきています。観賞用カボチャの消費を後押ししようと、道内ではふるさと納税の返礼品に採用する自治体も増えています。





Still1018_00029.jpg食用カボチャ生産量日本一の和寒町では、「実」ではなく「種」を食べるカボチャ「ストライプペポ」の栽培が広がっています。4年前に地元農家が立ち上げた「和寒シーズ」は、お菓子のトッピングなどの業務用に加え、小売り向け商品も販売し売り上げを伸ばしています。今後は果肉の活用にも取り組む考えです。





2017.10.12
第1回ノーマップス開催中~札幌が「実証実験」の先進地に

Still1011_00028.jpg14日(土)放送の特集は、札幌で開催中の「NoMaps(ノーマップス)」です。IT・音楽・映画の祭典で、去年のプレ開催を経て
今年がいよいよ第1回。番組では、数々の最新技術が公開されたIT分野に
注目しました。ゲストは、ノーマップス実行委の伊藤博之委員長(クリプトン・フューチャー・メディア社長)と小島紳次郎副委員長(ウエス社長)。



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NoMapsで公開された最新技術のひとつが、AIを活用した「ゆずりあう車」。北大とKDDI総合研究所が共同開発しました。複数の車が関わる「合流」や「追い越し」といった、自動運転の大きな課題の解決に結びつく可能性のある研究です。



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世界最大のシェアサイクル「モバイク」の国内初の試験運用が札幌で
行われています。創業から3年弱で世界5か国・150都市で利用される急速な成長を遂げたモバイク。国内初の試験運用が札幌で行われることになった背景には、NoMaps実行委員会の強い働きかけがありました。
狙いは「札幌を実証実験の先進地に」。


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札幌市が産学官連携で立ち上げた「札幌AIラボ」。AI関連技術を活用した新ビジネスの創出や企業の集積を目指します。スタートしたプロジェクトのひとつ「AI一茶くん」の開発の現場を取材。その実力のほどは?
ちなみに「AI一茶くん」は14日、チカホ北3条交差点広場でお披露目されます。

2017.10. 7
台風1年~再起に臨む生産者を商品開発で応援

Still1004_00022.jpg7日(土)放送の特集は「台風1年~再起に臨む生産者を商品開発で
応援」。
JA十勝清水町が3年前から販売するブランド野菜「とれたんと」。
名前の由来は、とれたての野菜をたんと(たくさん)届けたいとの思いから。もりもと(千歳市)では、ベテラン職人たちが収穫されたばかりの「とれたんと」で商品開発にチャレンジします。そして「とれたんと」を育む土には、ある秘密が...。

Still1004_00025.jpg「とれたんと」の特長は、それを育む「土」。
化学肥料に頼らない健康な土づくりを目指し、町内の牛・鶏のふんによる完熟堆肥「しみず有機」を使っているのです。耕農連携による循環型農業です。
しみず有機を使い始めたおととしはまだ戸数が少なく、2年目の去年は台風被害に。順調に収穫が進んだ3年目の今年が「とれたんと」の本格スタートです。

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町内の牛と鶏のふんから作る完熟堆肥「しみず有機」は、清水町と農協、帯広畜産大学が共同開発しました。
中心的な役割を担った谷教授は、
「よりおいしく栄養価も高い作物が作れる可能性がある」と話します。
さらに、台風で根こそぎ流された畑の土の回復にも効果が期待できるとも。そのわけは。

2017. 9.30
欧州・アジア最短で結ぶ~北極海航路で物流変革どう生かす? 

Still0927_00016.jpg30日(土)放送の特集は「北極海航路」です。
北極海は温暖化の影響で氷が解け、年間5か月ほど貨物船が
運航できるようになりました。
アジアと欧州を最短で結ぶルートで、物流を大きく変えるものとして
世界が注目しています。
北海道は北極海航路の「アジアの玄関口」で、その地理的な優位性を
地域経済に生かそうとする取り組みが始まっています。

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道内企業も北極海航路に注目しています。日欧経済連携協定(EPA)とのセットで消費者にも大きなメリットが生まれるとみるセコマ。
"Hokkaido Ramen"人気の波に乗り、麺の海外輸出で活用を検討するのは西山製麺。
北極海航路が開く新たな商機とは?


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北極海航路の「中継港」にいち早く名乗り上げたのは苫小牧市。
今月、中国最大の海運会社の貨物船が苫小牧に寄港し、
ノルウェーから北極海航路を通って来た「国内初の荷物」を
陸揚げしました。中継港として一つ実績を作った苫小牧市ですが、
課題も山積しています。
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期待を寄せるのは企業だけではありません。
あの流氷のマチに北極海航路の学校を生む計画が!
流氷砕氷船ガリンコ号が運航する紋別市では、流氷が押し寄せる環境を
生かし、北極海航路を走る船の操縦士を育てようという構想があります。

2017. 9.23
奏でよう僕たちの未来~子ども楽団でマチづくり

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23日(土)放送の特集は
「奏でよう僕たちの未来~子ども楽団で町づくり」。
子どもの楽団を町づくりの一つの核としている
自治体の取り組みを紹介します。
倶知安町を拠点に活動する小中学生のジャズバンド。
結成のきっかけは、町のオヤジの飲み屋での会話から。
ステージが集中する夏、奔走するオヤジと子どもたちに密着しました。




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ことし、結成5年目を迎えたマウントようていジュニアジャズスクール。
年間運営費およそ350万円のうち、
3分の1を町内の企業・個人からの協賛金で賄います。
スクールの活動への理解が広がり、
スポンサーは結成当初の2倍に増えました。
お金だけではなく、中古の楽器や機材を提供してくれる人も。



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「えべつ楽友協会」は、
20年前、クラシック音楽の愛好家たちが設立した鑑賞団体。
国内外の一流アーティストを招いた公演を成功させてきました。
しかし、設立10年ころから集客に苦戦するようになり、
解散の危機に。そこで再建を託されたのが企業の役員を務め、
定年目前だった石川さん。
収入アップとコストダウンに打った手とは。



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江別市には、
小中学生で作る「江別ジュニアオーケストラ」があります。
えべつ楽友協会は、このオーケストラの支援にも本腰を入れます。
音楽を通じて子供たちを育むという理念とともに、
将来音楽ホールに足を運ぶ「聴衆」を育てる狙いもあります。



2017. 9.16
働き方革命・テレワークの今

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16日(土)の特集は、ITを使い時間や場所にとらわれずに仕事ができる「テレワーク」です。
子育てや介護との両立ができる、通勤や移動時間を仕事にあてられるといったメリットの一方、課題もあります。
去年11月にテレワークを導入した札幌の会社のテレワーカーを
磯田キャスターが取材、良い点・不便な点などを聞きました。



Still0913_00012.jpgテレワークを地域活性化につなげる取り組みが進む北見市。
過去2年間で延べ400人を超えるテレワーカーが北見に滞在、
東京のIT3社が市内にサテライトオフィスを開設しました。
IT企業が北見に熱い視線を送る理由の一つが、北見工業大学があること。人材不足に悩むIT企業にとって、
北見はいわば「人材の宝庫」というわけです。
一方、北見市も企業に対して、異例の"注文"を付けています。
商店街の空き店舗に新しく開設したテレワーク拠点では、
大学生と商店街が連携したプロジェクトも始まる計画です。



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北見市と連携して、テレワーカーの誘致を進める斜里町。
去年行ったモニターツアーでは、
延べ50団体96人が100日以上町内に滞在しました。
先日は東京の大企業8社が参加する「働き方改革リーダー会議」を開催、
自然豊かな環境の中で行うテレワークの良さを体験してもらう狙いです。
地方のマチがテレワーカーを呼び込むヒントが、斜里町にありました。



2017. 9. 9
「北の台所」に変革の波 活性化の道は

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9月9日(土)の特集は、私たちの生活に欠かせない生鮮食品を扱う
「卸売市場」がテーマ。
大型店の増加でマチの八百屋さん・魚屋さんが減った影響で、
競りの参加者は昔に比べて大幅に減少。
卸・仲卸の商売も厳しくなっています。
パック詰めなど加工部門や物流の強化、海外への輸出拡大などで
生き残りを図る取り組みを、道内各地で取材しました。



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道内最大の札幌市中央卸売市場も、取扱量の減少に直面しています。
その理由には、道央圏の人口減少のほか、
ネット通販や「道の駅」との競合があります。
こうした変化に対応するため、規模を拡大し経営力を高めようと、
青果卸2社は来年経営統合すると発表しています。





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深川市では、公設卸売市場が去年限りで廃止になり、
卸会社は国道沿いの「道の駅」の隣に引っ越しました。
市場から飛び出したことで業務用の卸売りだけでなく、
小売りもできるようになり、移動販売にも取り組んでいます。
ライバルの「道の駅」のビジネスモデルにもならい、
生き残りを図ります。



2017. 9. 2
通年型リゾートへ ニセコエリアの課題

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9月2日の特集は「通年型リゾートへ ニセコエリアの課題」です。

この夏、ニセコエリアでは道内初開催となる食のイベントや

大型のスポーツ大会が相次ぎました。
冬だけではなく、

夏もますますにぎわうニセコエリアですが、

人手不足も深刻化しています。
現状と課題を取材しました。


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夏場の人手不足が深刻なニセコエリア。

外資系企業などが、給与やアルバイトの時給を引き上げていて、

地元企業は苦戦。

そして、人手確保の大きな障害になっているのが

「住む家が確保できない!」ということ。

集合住宅も建設されていますが、

家賃は札幌の地下鉄沿線並みに高騰しているといいます。


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大勢の観光客で潤っているかと思いきや、

実はニセコエリアは「観光で稼げていない」というデータもあります。

その理由は? 

そして、そうした状況を踏まえて、

自治体が次に取り組むべきこととは。


2017. 8.26
<JR北海道・鉄路半減の未来>#3鉄道の支え手とは

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26日(土)の特集は、
年間シリーズ「JR北海道・鉄路半減の未来」の3回目。
今回のテーマは「鉄道の支え手」です。
JR北海道は「単独では維持できない」と表明していますが、
では誰とどういう形なら鉄路を維持できるのでしょうか?
他県の事例のほか、国鉄⇒3セク転換から廃止となった
「ふるさと銀河線」についても取り上げます。



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旧国鉄・池北線。140キロに及ぶ赤字路線は、30年前の民営化の際、
廃止の危機を迎えます。道も加わっておよそ80億円の基金を積み、
3セクの「ふるさと銀河線」として再出発。
しかし利用者の減少などで赤字が膨らみ、2006年に廃止されました。
存続運動に関わった中川さん(元留辺蘂町収入役)は、今後、
鉄路残していくためには、国からすぐに資金が得られるとは考えず、
ふるさと納税を生かす仕組みなどを提言しています。


Still0823_00022.jpg若桜鉄道(鳥取県)は、国鉄から3セクに変わった後、全国でもいち早く2009年に「上下分離」に取り組みました。自治体が【下】土地や線路などの設備を持ち、鉄道会社が【上】列車を走らせる仕組みです。
国は上下分離にすれば、全国の赤字地方鉄道の8割が黒字に転換できると試算、鉄道を補助する仕組みも導入しました。若桜鉄道は20キロに満たない路線で観光にも力を入れ、社員17人で維持。3セク会社の経営はいったんは持ち直しましたが、人口減少という厳しい流れは変わりません。
関係する2町は線路や土地などに加え、去年から鉄道まで保有して支援。
今後、10年間はなんとか維持する覚悟です。


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100キロを超える長距離で上下分離に至った三陸鉄道(岩手県)も取材。
鉄路に対する地元愛が強く、
8つに及ぶ関係自治体を岩手県が主導して支援を続けています。
さらに震災で被災したJR東日本の路線の一部も引き受けて復旧します。JR東日本が協力金として30億円を拠出。
6年目から自治体もカネを出せば、基金は20年間は持つと見込みます。
しかし、その先は・・・?


2017. 8.19
創業100年北洋銀行 トップに聞く「次の布石」

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8月19日(土)放送の特集は
「創業100年北洋銀行~トップに聞く『次の布石』」。
磯田キャスターが石井純二頭取に、
北海道経済と北洋銀行の「いま」と「未来」について
たっぷりとお話を聞きました。




Still0816_00003.jpg歴史を振り返ると、北洋銀行は、1917年、
小樽市で地元の経済人が設立した「北海道無尽」が始まりです。
1951年「北洋相互銀行」に、
1989年に普通銀行に転換し「北洋銀行」が誕生。
そして世界的な金融危機に見舞われた1997年、大きな転機を迎えました。
経営破綻した北海道拓殖銀行の道内の営業を譲り受けたのです。
当時は「小が大を飲み込んだ」といわれた営業譲渡。
道内3位から一気に北海道最大の金融機関になりました。


Still0816_00020.jpg北洋銀行が力を入れる取り組みの一つが、製造業の支援です。
「これから花咲くような技術を持った企業をどう応援していけるか
考えていた」という石井頭取の肝いりでスタートしたのが、
別名「石井ファンド」と呼ばれる「イノベーションファンド」。
出資先には、ユニークな技術を持つ企業が多いのが特長です。
その一つ、札幌のシステム開発「エコモット」は、
6月に札証アンビシャスに上場しています。



2017. 8.12
ニッチ市場のトップ企業

Still0809_00002.jpg「ある需要」に特化した市場でトップに立つ企業は
どんな強みや戦略を持っているのでしょうか。
イチムラ(札幌)は、学校向けの机・椅子製作で道内シェア7割。
道内では唯一、木と鉄の両方を加工できる自社工場を持つ強みを生かした製品づくりで、老健施設や商業施設などへも販路を拡げています。
次の一手は、デザイン家具の製作です。
学校向けの製品づくりをベースにしながら、
今後はこうした新分野にも積極的に挑戦します。




Still0809_00014.jpg足寄町の農業機械メーカー・日農機製工は、
ビート収穫機の製造で9割という圧倒的なシェア誇ります。
参入したのは1983年と、メーカーの中では後発でしたが、
客の要望にとことん応える製品づくりでシェア伸ばすとともに、
技術力に磨きをかけてきました。
保有する特許や商標登録などは120件を超えます。
常に改良を心がけ、
同じ機械を2年続けて同じ仕様で作ることはないといいます。


2017. 8. 5
IT・AI活用~ムダを省いて稼ぐ1次産業

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8月5日(土)午前11時放送の特集は
「IT・AI活用~ムダを省いて稼ぐ1次産業」です。
磯田アナが、十勝と道南に飛び、
酪農と漁業の現場で最新の取り組みを取材しました。
はこだて未来大学のマリンIT・ラボは、網を上げなくても、
どんな魚がどの程度入っているか予測できるシステムを開発。
これまでは漁師の「経験と勘」に頼るところが少なくありませんでしたが
近年の海の環境変化がそれを許さなくなってきているといいます。


Still0802_00003.jpg全国1600戸の酪農家で16万頭の牛の個体情報を管理、
現場で働く人たちの負担軽減に大きな効果を上げている
スマートフォンアプリがあります。
帯広のベンチャーが開発した「ファームノート」です。
多くの酪農家は、出産や病気、乳量などの履歴を
紙の台帳かパソコンで管理。ファームノートは「いつでもどこでも」
履歴を確認できるところが特長です。



Still0802_00007.jpg牛の発情を見逃さず確実に繁殖させることは、
酪農家の経営にとって、とても重要です。
しかし、主に「人の目」でチェックしている現状では「見逃し」も。
牛の行動を細かく収集・分析することで
発情兆候をとらえることができるのが「ファームノートカラー」。
発情見逃しをなくすことで、全国で年間560億円の利益を
生み出すことができると、開発したベンチャーは試算しています。


2017. 7.29
20年ぶりの酒蔵 上川大雪酒造の挑戦はじまる

Still0726_00005.jpg北海道に今年、ほぼ20年ぶりに日本酒の酒蔵が誕生しました。
その名は「上川大雪酒造」。
日本酒の醸造免許の新規交付は、全国的にもほとんど例がありません。
上川大雪酒造は、三重県で酒造りを休止していた酒蔵を
移転する形を取りました。
新しい蔵で新しい酒造りに挑戦するのは、
新進気鋭の杜氏、川端慎治さんです。
7月29日(土)の特集は、
上川大雪酒造誕生までの様子と地域おこしへの思いを取材しました。

Still0726_00003.jpg年間の製造量は一升瓶3万本あまり。
酒米は全て北海道産を使い、
全ての酒を大吟醸と同じ贅沢な手のかけ方で作ります。
試験醸造に使ったのは、酒造りには扱いが難しい古米。
初仕込みから1カ月、大雪山の水を使った日本酒が出来上がりました。
増毛町出身の三國清三シェフの評価は
「国稀といい勝負。
秋からは新米で造るので相当キレのいい日本酒になる」。



Still0726_00016.jpg今年のコメで仕込む酒は、道内の地酒専門店でも販売する計画です。
杜氏自ら営業に回り、出来を伝えるのが川端流。
新しい酒蔵の誕生は酒米を生産する農家のモチベーションにも
つながっています。
「地方創生蔵」とも呼ばれるている上川大雪酒造。
酒蔵を観光や地域の産品と結び付け、
新たな価値や雇用を生み出す、という理念からです。



2017. 7.22
利尻・礼文・奥尻~離島が熱い!魅力生かし活性化

Still0719_00005.jpg利尻島に、平均年齢82歳!のラップグループがいます。
メンバーは現役漁師3人。
島の基幹産業である漁業をPRしようと、町が仕掛けました。
みなさん、とってもお元気です!
22日(土)午前11時~放送の特集は、道内離島が取り組む、
あの手この手の活性化策を追いました。






Still0719_00012.jpg人口減を食い止めるため、礼文町はこれまで、
移住者が取り組みやすい養殖コンブ施設や住宅の整備などに
取り組んできました。
福岡県から移住した人もいます。
今年4月、離島への国の財政支援を手厚くする特別措置法が、
今年4月に施行。
離島の活性化に追い風が吹いています。






Still0719_00018.jpg定員割れが続く奥尻高校は、
今年度、初めて全国から生徒を募集。
札幌などから来た4人の「島留学生」が学んでいます。
奥尻高校では「まなびじま奥尻プロジェクト」と銘打ち、
生徒確保に向けた学校の魅力アップに取り組んでいて、
今後はプログラミング教育にも
力を入れていくということです。



2017. 7.15
生産から加工・販売も けんぶちVIVAマルシェの挑戦

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真っ白なシャツに身を包み、さわやかな笑顔を見せる男性たち。
彼らの職業は、

「シェフ」でもなく「ソムリエ」でもなく...「ファーマー」。

剣淵町の若手農家のグループは、全国でも珍しい200種類もの野菜を栽培、軽トラックに積んで自ら販売する「軽トラマルシェ」など
独自の取り組みに加え、今年、株式会社「けんぶちVIVAマルシェ」を
設立。

加工・販売まで一貫して手掛けることで販路拡大を目指します。



Still0712_00012.jpg「けんぶちVIVAマルシェ」が、
いま栽培に力を入れている野菜が「ビーツ」。

砂糖の原料となるビートの仲間で、

その豊富な栄養から注目が高まりつつある野菜です。

ビーツと剣淵産の蜂蜜で作った「ジャム」も完成。

輸出することを見据え、容器にはロシア語とタイ語の表記を加えました。



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けんぶちVIVAマルシェの取引先は、
全国の卸やホテルなどおよそ60社。

栽培する野菜の種類の豊富さから、
独自メニューの開発に熱心なホテルやレストラン、
食品加工会社から高い評価を受けています。

今年は新たにインターネットで全国販売する
「野菜のギフト」も始めます。



2017. 7. 8
より快適に豪華に!変わるフェリー

Still0705_00011.jpg今年、北海道と本州を結ぶ航路に、新造船の就航が相次いでいます。
フェリーの旅客が減少傾向にある中、ホテル並みの設備とサービスの船で「快適で豪華な旅」を提供。
お金と時間に比較的余裕のあるシニア層を取り込みます。






Still0705_00023.jpg物流面でも、フェリーは改めて注目を集めています。
背景にあるのは「トラック業界の人手不足」です。
長時間労働が問題となる中、乗船中(=移動中)に休憩が取れるフェリーの利点が見直されています。






Still0705_00020.jpg1999年にフェリー航路が消えた釧路市では、航路復活の検討が始まっています。
観光面・物流面ともに「不便」という声が高まってきたためです。
一方、室蘭市では来年6月、岩手県・宮古港を結ぶ定期便が就航。
10年ぶりにフェリー航路が復活します。




2017. 7. 1
高騰!集中!札幌マンション4000万円時代

170701manshon1.jpg5年前に2800万円ほどだった札幌の新築マンションの平均価格が、2016年には4000万円を超えるまでに急上昇しています。

物件は中央区周辺に集中し、数も約1400戸とピークの1割あまりにとどまります。
なぜ価格がこんなに上がるのか、どうして増えないのか、そして一部の地域に集中するワケは...
買い手不在のまま、供給側の論理で新築マンション市場が変容していたのです。



170701manshon2.jpgベロッパーが口をそろえるのは「震災復興や東京五輪に向けて建設現場が人手不足で、賃金が上がって建築費が高まっている」。
首都圏に比べて土地が安いために、札幌ではマンション価格に占める建物の費用が2~3割にとどまります。そこで建築費の上昇がすぐに販売価格に跳ね返るのです。
割安感が乏しくなる郊外にはマンションは建たず、中心部に集中。
人気の円山公園の近隣の駅では、すぐ近くに5つもの新築マンションがせめぎあいます。



170701manshon3.jpg本州から進出してきたデベロッパーが一部の土地の価格を引き上げてきました。
8000万円を超えるようなタワーマンションの高層棟では、地元で買える層は限られ、首都圏からセカンドハウスとして買う人が3~4割に上るそうです。
地元向けにはモデルルームを作らずにコストを抑えるなどの手立ても。
東京での土地争奪の過熱と比べるとまだ余地があるとして、新たに札幌に進出する首都圏のデベロッパーもありました。



170701manshon4.jpg受けて立つ格好となる地元勢。同じ土俵での競争を避けて工夫を凝らします。
中心部を避けて、例えばミサワホーム北海道がJR手稲駅前に作ったマンションには想定以上に顧客が集中。
地場最大手のクリーンリバーは、営業・開発・管理を少人数で一体にして、間接経費を抑えます。
日本グランデは温泉やカラオケ、さらにはビリヤードといった充実した共用部が売り物。マンションの隣に鉄筋コンクリート(RC)3階建ての戸建てを並べたところ、割安感が出て売れ行きは好調だそうです。

2017. 6.24
商品の魅力高めるニクい脇役

170624waki1.jpg商品の販売には欠かせないラベルや箱。
あくまでも「脇役」に過ぎませんが、商品の訴求力を高め消費者が手に取ってみたくなるよう様々な工夫を凝らしています。
"脇役道"を究める札幌の企業で、独自技術を探りました。







170624waki2.jpg札幌市内のホテルで使うおせち料理用の重箱は、約7割をひとつの会社が作っています。
モリタが手掛けるのは木箱ではありません。
牛乳パックを原料とした特殊紙「ミルクラフト」による紙の箱です。
「Vカット」という特殊加工で、木製に劣らない角の美しさを生み出します。





170624waki3.jpgシールやラベルの製造で北海道では草分けともいえるのがシモクニです。
コストにとらわれずに技術を磨こうと、社員を毎年コンテストに参加させ、受賞も重ねてきました。
そこから生まれるのは浮き上がったり色が変わったりするように見えるラベルです。
開けた時に跡が残る封かんシールでも機械化に道筋をつけました。



2017. 6.17
<JR北海道 鉄路半減の未来>#2新たな「地域の足」を生み出せ

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公共交通の手段といえば、鉄道や路線バス、タクシーが思い当ります。

ただ、人口が減り現行の仕組みだけではひずみも生じています。
運行側の負担を抑えつつ利用者の使い勝手をできるだけ保とうと、様々な手法が北海道内外で動き出しています。
新たな地域の足を生み出そうとする挑戦と課題を追いかけました。






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東日本大震災で被災した岩手・気仙沼周辺では、JR東日本が鉄道ではなくBRT(バス高速輸送システム)での復旧を選びました。
線路跡の一部を専用道路としてバスを走らせ、高校や病院前にも新たに"駅"を作ります。
便数を鉄道より増やし、時間は以前よりかかりますが基幹交通となる特急バスとして、地域を細かく走る路線バスとのすみわけを図ります。
ただ、運転手不足もあって一部の地域では既存の路線バスの便数が減ることも。



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安平町では行政が無料バスを走らせていたところ、あおりを受けた地域のハイヤー会社が撤退を表明。
あわてた町は5年前に大型バンを予約制で走らせる有料デマンドバスに変換、運行もハイヤー会社に委託しました。民間企業あってこそとの考えです。
一方、30年近く前に天北線が廃止となった稚内―音威子府では今、転換したバスの維持に苦労しています。
鉄道廃線の時に得た転換交付金により、沿線の5市町村はバスの赤字を穴埋めしてきましたが、残高が半分まで減っているのです。


170617jr4.jpgそんな悩みを克服しようと中頓別町は配車サービスのウーバーと組んで、住民がボランティアで運転手を務める相乗りサービスを2016年8月に始めました。
無料だった3月までの利用は1日1件ほど、4月には実費相当に変わりました。
近隣の天塩町でも、東京のベンチャー企業、ノッテコと組んだ相乗りサービスを3月に開始。1時間ほど離れた稚内に行く際に、相乗りしたい人をガソリン代を分割して乗せてあげます。
いざというときの移動の安心感を、住民の共助で作る試みです。

2017. 6.10
更別村に「熱中小学校」開校 地域創生の芽も生まれる

170610nettyu1.jpg地域に大人の学ぶ場を作る全国プロジェクト「熱中小学校」。

十勝の更別村に4月に誕生し、東京からを含めて100人を超える"学生"が集まります。
企業経営者や大学教授を講師に呼び、地域おこしに向けて食を生かした活動などが早速動き出しました。
開校から2か月の現状と、今後の可能性は。





170610nettyu2.jpg水谷豊が主演し人気を呼んだ学園ドラマ「熱中時代」にちなんで名付けた熱中小学校。
更別村の学校では、新潟のアウトドア用品メーカー、スノーピークの山井太社長を校長に迎え、交流が始まりました。
帯広の百貨店、藤丸の活性化に向けて、山井社長に直談判に臨む女性も。






170610nettyu3.jpg学生たちで自主的に開く"部活"も魅力のひとつです。

早速生まれたのが「ピザ部」。
地元で農場を経営する男性が、小麦からトッピングまですべて更別産のピザを作ろうと提案しました。
小麦を巡っては、東大のIT農業の研究拠点にもなっています。






170610nettyu4.jpgほかの地域との違いは食に関する部活が多いこと。
本別町の豆をアピールする「豆研究会」も立ち上がりました。
移住してきた女性が先導し、新たなメニューをSNSを通じて紹介します。
農業の現場を紹介するため、撮影用のドローンを飛ばしてくれる農家も現れました。
ワクワクを求める大人たちが集っています。


2017. 5.27
目指す姿は?ボールパーク構想

170527park1.jpgプロ野球、北海道日本ハムファイターズの新球場構想が浮上してからおよそ1年。

札幌市と北広島市が候補地を提示し、議論が少しずつ進んでいます。
そもそも球団が掲げる「ボールパーク」とはどのようなものなのか。
そして、北海道に例を見ないものと期待されるアミューズメント施設は、地域にどのような経済効果をもたらすのでしょうか。
全国の先進事例を訪ねました。




170527park2.jpg日本一に輝いた2016年のシーズン、札幌に移転してから初めてファイターズの観客動員が200万人を超えました。
それでも経営面でみると、親会社からの広告宣伝費で何とか黒字を確保している状態です。
プロ野球12球団のほとんどが球場を管理し、座席の工夫や売店などの販売を収入源にしていますが、札幌ドームを借りるファイターズはそれができないのです。




170527park5.jpgメジャー流をいち早く導入した広島市のマツダスタジアムを訪ねると、座席の種類は34にも上り、売店も充実して来場客を飽きさせません。
グッズの販売額は50億円に達し、遠方からの観客もあって地域におカネが落ちています。
周辺ではスポーツジムやショッピングセンター、マンションも組み合わさり、試合がある日以外にも地域の新たな核となっています。





170527park4.jpg新潟県長岡市のアオーレ長岡は、バスケットボールBリーグの新潟アルビレックスの本拠地と市役所を組み合わせた施設です。
新国立競技場の設計者である隈研吾氏が設計した施設は、地域のためのイベントをいつも催し、人が集まる拠点になっています。

さて、ファイターズのボールパークの行方は?
札幌市は交通アクセスの良さ、北広島市は広さを売りに候補地を示し、球団は2018年3月には方向性を出す予定です。

2017. 5.20
道内菓子店 ユニーク新作続々のワケは?

170520kasi1.jpg道内の老舗菓子店がユニークな菓子を相次ぎ開発しています。

ようかんを「飲んで」みたり、クッキーの糖質を抑えたり。

既存の生産設備を生かしつつ、目新しさや新たな用途を打ち出して、これまでにない顧客を開拓しようと試みています。
歴史に安住しない取り組みの現場を辿りました。






170520kasi2.jpgチーズケーキの「赤いサイロ」で知られる北見の清月。
地元の小豆を生かした「きたみあずき屋」というブランドでどら焼きやクッキーを展開するなか、4月に投入したのが「飲む羊羹ICHIZU」です。

通常のようかんよりも小豆の量を2倍に増やし、ワインボトルに入れてねっとりとした触感を楽しみます。
少しずつ飲んでもよし、アイスクリームやトーストに乗せてもよし。
創業時の主力商品だった「薄荷羊羹」が全く新たな形に生まれ変わります。


170520kasi3.jpgクッキー「き花」の壺屋総本店(旭川)は、低糖質クッキーを生み出しました。
地元の顧客の年齢層が高まり糖質を気にする人も増えているなか、健康に配慮したクッキーです。
自社の店舗ではなく全国の高級スーパーやドラッグストアで販売し、ブランドをあえて示さずに流通させます。
き花の生産ラインを生かしながら、一種の健康食品としてこれまでと異なる販売チャネルの開拓をめざします。



170520kasi4.jpg札幌にあるもち店の白谷は大福が主力商品。
若い世代を取り込もうと、ミルクティー大福やモンブラン大福など、洋風で見た目もキレイなユニーク大福を次々と生み出しています。
洋菓子店のように、見た目も味もさまざまな商品を選べることからみやげの需要も増えているそうです。




2017. 5.13
ばんえい競馬 存続の危機!?売り上げ好調の裏側で

170513banba1.jpgこの数年、馬券販売が好調のばんえい競馬。
2016年度は過去最高の161億円を売り上げ、十勝への経済波及効果も60億円を超えて地域経済のひとつの柱となっています。
ところが活況の裏側で、レースを支える仕組みそのものが揺らいでいるのです。
馬が足りない――。
その余波と存続に向けた地元の取り組みを追いかけます。



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農耕馬(ばん馬)の数は2015年に1100頭ほどと20年前に比べて7分の1にまで減っています。
ばんえい競馬に出走するための「能力試験」でも馬が集まらず、かつては2割を切っていた合格率が、7割を超えるまでに。能力に多少、目をつぶっても合格させざるを得ません。
馬は繁殖が難しいうえ、価格の高い和牛へと生産が移り、高齢の馬好きの人しか携わらなくなっているためでした。



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影響は意外なところにも及んでいました。食用の馬肉です。
ばんえい競馬で不合格となった馬が熊本で肥育され、食用に回ります。ただ供給が減り、価格が上がっています。
飲食店がメニューを増やして観光客の人気が広がっていることも、不足感を高めています。





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馬の生産を少しでも増やそうと、帯広市では生産者に与える賞金も設定。
帯広畜産大学では妊娠した馬の血液中のホルモンを調べ、早い段階で妊娠の異常を診断する技術を高めています。
将来は人工授精も視野に入れています。





2017. 5. 6
東京進出で大変身! 道内食ビジネスの挑戦

170506ginza1.jpg道内の食品メーカーなどが東京に進出して、新たな業態に挑戦する動きが目立っています。
業務用の冷凍コロッケを主力とするサンマルコ食品(札幌)は有名シェフと組み、再開発施設の「ギンザシックス」に高級惣菜店を4月に開店。
石屋製菓(札幌)も主力の「白い恋人」は置かず、新商品だけをそろえた道外初の店舗を同じ施設に設けました。
開店までの準備にも密着し、狙いを探りました。




170506ginza2.jpgサンマルコ食品が手を組んだのは、海外でも知られるTAKAZAWA(東京・赤坂)のオーナーシェフ、高澤義明さん。
300円前後のコロッケ、2000円近い弁当を主力として、これまでの大量生産冷凍コロッケとは異なる分野に挑戦します。
メニューへのこだわりも大きく、開店直前まで内容が変わるほど。






170506ginza3.jpg石屋製菓は「銀座の手みやげ」をめざし、全く新しい商品を銀座用に開発します。
「白い恋人」のDNAを引き継ぎ同じ生産ラインを使いますが、当初は機械のタイミングが微妙にずれてクッキーの周辺が欠けてしまいました。
東京で採用したスタッフをわざわざ札幌に呼び、研修も重ねます。
開業前に銀座の売り場を訪ねると白を基調とした雰囲気はすばらしいですが、周りと比べると看板が目立たず...




170506ginza4.jpg東京で新しい業態に取り組むのは単に売り上げを伸ばすというより、先進的な市場でマーケティングをしてブランド価値を高める狙いがあります。
また、工場の人手不足という背景もありそうです。
東京・早稲田に昨年末に手作りおはぎの店を出した吉川食品(砂川)が主力とするのは、スーパーなどに向けた業務用の冷凍おはぎ。
これまで直に接することがなかった客からの反応を受けてブランドと商品力を高め、価格競争で量を追う経営からの脱却を進めます。


2017. 4.29
百年企業・強さのDNA 時代の荒波を乗り越えて 

170429hyakunen1.jpg170429hyakunen5.jpg創業から100年以上の歴史を重ねる老舗企業。

時代の荒波を乗り越えて、長い期間にわたって生き残り成長してきた強さの秘密はどこにあるのでしょうか。

共通するのは「時代の変化に柔軟に対応する力」。
私たちの生活に身近な2つの企業を訪ね、会社の転換点を探りました。


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帯広の山下家具店は1914(大正3)年の創業です。刑務所で作っていた家具の仕入れ販売からスタートしました。
道内の家具産地の低迷から主力の取引先が2000年前後に相次ぎ破綻。
逆にそれを契機に全国を巡り、取引先を開拓して品ぞろえを増やしました。


170429hyakunen6.jpg170429hyakunen2.jpg1872年(明治5)年に源流を持つ札幌の日本清酒は「千歳鶴」の銘柄で知られます。
ただ1990年代後半には日本酒の消費が落ち込み、利幅の薄いビールの卸が中心に。北海道拓殖銀行(当時)から移った白髪良一さんは卸部門を売却。足元では女性の杜氏を抜擢し、ススキノに近い立地を生かした「生」の鮮度を生かせる酒造りをにらみます。

2017. 4.22
<JR北海道 鉄路半減の未来>#1鉄道が消えたマチの現在

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経営難を背景に、路線の半分は自力では保てないと打ち出したJR北海道。

地域の交通、そして北海道の生活の未来はどうなるのか。シリーズで探ります。

初回は、列車が来なくなったマチ。
訪ねてみると意外な実態が見えてきました。

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2016年12月に廃線となった留萌線の留萌―増毛。朝晩の代替交通手段として乗り合いタクシーが走りますが、利用があるのは月の半分ほどと予想より少ないのが現状です。
1995年に廃線となった深名線では代わりにバスが走ります。ただ、途中の幌加内町では公共交通がない旭川との結びつきが強くなっています。町は無料のバスを運行。周辺とのつながりの形は変わっています。

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2015年1月から運休が続く日高線。代行バスはすでに2年を超えて、列車で通学した経験のある高校生はいなくなっていました。もはや「代行」ではありません。
単に鉄道を守るのだけではなく、将来を見据えて移動の手段を探る必要があるようです。

2017. 4.15
2つの会社で働く人たち  一体どんなメリットが?

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勤め先に隠れて...といった、後ろ暗い響きもあった「副業」。
先ごろまとまった政府の働き方改革実行計画には、副業・兼業の普及促進が盛り込まれました。
多様な働き方を求める人々を後押しする狙いがありますが、副業の現実はどうなっているのでしょうか。
東京や北海道の例から、メリットと課題を探りました。

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IT関連のサイボウズ(東京)は2012年から会社に届け出なくても副業ができるようになっています。狙いは副業で培った知見を本業に生かすこと。農業など3つの職場で働く人がいました。
結婚式場運営のグローヴエンターテイメント(札幌)では副業する社員の税金の処理まで請け負ってくれます。
ただ、組織への忠誠心や長時間労働といった課題も。モデル作りは簡単ではありません。

2017. 4. 8
来たれ!働きたいママ "休眠"資格者の復職支援

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保育士や看護師などの国家資格を持ちながら、今は働いていない潜在資格者。
様々な分野で人手不足が深刻化するなか、どうやって働きに来てもらうか。
保育園で働いてもらうために保育士の子どもを預かる学校法人や、ブランクのある美容師向けの店を開く美容室を訪ねました。

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札幌で幼稚園や保育園を運営する大藤学園は、保育士が結婚・出産しても働ける環境づくりに力を入れています。自ら運営する「企業主導型保育園」では30人の定員のうち半分をグループで働く保育士専用にしています。初めて子供を預けて復職した女性は・・・
美容室の芭里絵はカット専門やカラーリング専門の店を設けています。仕事を離れて技術に不安を持つ美容師でも、こうした専門店なら復職しやすいというわけです。

2017. 4. 1
SXSW 世界が注目のITイベント 磯田キャスター突撃取材!

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ツイッターを広めた、米国最大のビジネスイベント「サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)」。
地元の音楽祭から始まったイベントは30年の間に映像やITを取り込み、人口90万人の米テキサス州オースティンに10日間で300億円を超える経済効果を生み出すようになりました。
今年3月の開催では仮想現実(VR)の新潮流が続々登場。そこにはイベントの熱気を札幌に持ち込もうとする人々の姿も...。
磯田キャスターが現地に飛びました。

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日本では一般の人にはあまり知られていないSXSWですが、企業の注目は抜群。
ソニーやパナソニックなど名だたる電機メーカーに加え、新技術を世界に売り込もうとベンチャー企業も集まっています。
このイベントを手本としているのが、10月に札幌で本格的に始まる複合イベント「NoMaps(ノーマップス)」。
ITや映像技術を核に札幌を盛り上げるには何が必要かも、オースティンで探りました。

2017. 3.12
農業を変える女性のチカラ 様々なアイデアで新風

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男性中心だった農業の世界に変化をもたらしている、道内の農業女子の活動に密着しました。
嫁ぎ先の経営に関わり、時には親とケンカもしながら、高値で売れるパクチーを冬に作って雇用を確保。
国も「農業女子プロジェクト」と題して、農業にかかわる女性が使いやすい洗濯機や軽トラックを企業とコラボして開発しています。

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士幌町の畑作農家の3代目に嫁いだ堀田悠希さんは、農協に出荷するだけに飽き足らず、「夢想農園」というブランドでパクチーやアーティチョークといった地元で十勝では珍しい野菜を生産。
直販をしてじわじわと売り上げも増やしています。
農家と結婚した女性やこれから農業を学びたい女性を応援するグループ「農と暮らしの委員会」も結成して、参加者もやりがいを感じています。

2017. 3. 5
都会の若者が地方のマチに 追跡!ふるさとワーキングホリデー

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都会の若者が地方で暮らし・働く体験をするのを、国が後押しする「ふるさとワーキングホリデー」。
今年始まった制度により、道内では2~3月に6エリア、21事業所へ大学生などがやってきています。
「外国人の多いニセコで語学力を高める」「学んでいる地域創生を深めるため実地を経験したい」。
やってくる若者と受け入れ側の思いを現場で探りました。

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「英語ばかりで日本語が通じないくらい」と驚きつつ喜ぶ、ニセコのスキー場で働く女子大生。日本人スタッフの確保に苦労するリゾート会社にとっては大きな戦力となり、正社員への内定を出すケースも。
富良野のレストランにやってきた男子学生は、昼間は生産者を訪ね初めて農業の現場を目にします。
道庁は観光業での人手確保や若者の滞在による地域の盛り上げ、将来の移住へのきっかけづくりを狙います。
海外でのワーキングホリデーはそもそも、旅行をしながら資金稼ぎのために短期で働けるビザを発行するもの。国内版は就労体験の面が強いようです。

2017. 2.26
増える子ども食堂 頼れるシェフはご近所さん

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子どもの貧困や孤食が増えるなか、この1年ほどで札幌周辺に子ども食堂が相次ぎ誕生しています。
約30にも達した「食堂」はNPOや社会福祉法人だけでなく、飲食店や学生も支え手となっています。
運営の実態や課題を探ろうと、現場を訪ねました。

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子ども食堂は寄付やフードバンクを利用して、安価に食事を提供する仕組みです。
高校生が献立作りを担う「なまら食堂」は学生の学びの場ともなり、住宅街で多いときには60人もの子どもが集まる「西の子ども食堂kaokao」は子育てを終えた近所のお母さんが運営します。
桑園にある食事処「陸海喰」は余る食材を生かして食事を出していました。
貧困への対策だけでなく、にぎやかな食事を通じて子どもたちの成長を手助けする狙いもあります。

2017. 2.19
お客様は宅配便 広がる貨客混載

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バスや鉄道でお客と一緒に貨物も運ぶ――。「貨客混載」が全国でじわじわと広がっています。
北海道内でも2015年夏から4ルートの路線バスに宅配便の荷物を積んでいて、4月にはさらに拡大する見込みです。
乗客減に苦しむバス会社と、運転手不足に悩む運送会社。
双方の利害を一致させるコツと今後の可能性を探ります。

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名寄と士別を結ぶ名士バス。バスの座席のひとつがヤマト運輸の荷物置き場に早変わりします。
バスは運賃を受け取れ、運送会社はドライバーの移動時間や距離を減らせます。
航空便と連携し、逆に地元の農作物をいち早く東京に出荷もできるようになりました。
京都では街中を走る京福電鉄が宅配便の荷物を運んでいました。
乗客の安全を確保するため、荷物用に1車両を貸し切っています。

2017. 2.12
新・企業城下町ものがたり 工場だけが支え手ではない

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苫小牧や室蘭などの企業城下町。大工場が病院やスーパーなども運営し、地域の生活まで抱えてきました。
ところが最近では、地域で様々な事業を手掛けるサービス業の企業が、思わぬ形で地域の支え手となっている例が目立ちます。
カラオケ店がバスや観光船を走らせ、ガソリンスタンドが体育館の建設に...。背景と狙いを探ります。

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流氷が訪れる網走で観光船を運航するのはタカハシ。道内各地でカラオケ店を運営します。売りに出たバスやタクシーの会社も引き受け、地元の交通インフラを守ります。
帯広で2020年に予定する新体育館の建設や管理には、セルフ型ガソリンスタンドで知られる地元のオカモトが手を挙げました。全国に展開するスポーツクラブのノウハウも生かします。

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津別にある町唯一の病院の運営は、地元の合板会社でした。

2017. 2. 5
トップアスリート育てたら 地域経済が潤う関係とは?

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冬季アジア札幌大会が目前に迫り、札幌五輪の誘致も盛んになってきました。
ウインタースポーツの本場であるべき北海道で、地元選手の育成に新たな形で力が入っています。
単に強い選手を育てるだけではありません。設備を整えたりものづくり企業と組んだりして、トップアスリートの存在を地域経済の底上げに生かそうとしているのです。

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かつては北海道のお家芸だったスノーボードのハーフパイプ競技。近年は室内設備が整う本州勢に後れを取っています。道内でも年間を通じて練習できる施設が一昨年に開業。また、ばんけいスキー場(札幌市)では1億円以上を投じて国内最大のコースを設け、長い目で誘客を狙います。
パラリンピック競技でもあるシットスキーでは、大学やものづくり企業が組んで器具を開発。
クラウドファンディングで資金を募る取り組みも広がりつつあります。
札幌市も冬季競技のナショナルトレーニングセンター構想を掲げます。地元のバイオ企業も健康づくりに絡む商品開発への波及を期待します。

2017. 1.29
農民が作った乳業メーカー 半世紀の歩みと新戦略は?

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1月23日に創業から50年を迎えたよつ葉乳業。
誕生した当時は牛乳の買い取り価格を乳業メーカーが決めることが多く、酪農家が価格の主導権を握り経営を安定させようと、十勝の8つの農協が母体となって生まれました。
本州や業務用の需要を開拓し、いまでは売上高1000億円を超えるまでに成長。その要因を探ります。

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ビンの牛乳による宅配が主流だった時期に、初めて紙パックを導入して一般向けの販売に対応したのがよつ葉乳業です。いまでは国内の2%強のシェアを占めます。

北海道産の質の良さを訴え、首都圏では消費者運動と結びついた共同購入も長年続けています。
裏方の業務用としては、脱脂粉乳がカルピスウオーターにも使われていました。

2017. 1.22
身近な食材にビジネスチャンス 肉も卵もしっかり活用

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鶏肉や卵といった、身近で手軽に手に入る食材を使ったビジネス。
参入障壁が低い一方で競争も激しいこうした分野で、目立った成長を見せている企業があります。
焼き鳥とザンギの店を組み合わせたり、B級卵をうまく活用したりと、商売の工夫と底力を探りました。

道内シェア半分を誇る卵のホクリヨウ。本州への進出に加えて今年、新たな工場が稼働しています。大きさや殻のひびのためにパックに入らない卵を自社で割って、液卵にします。

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同じ卵でも白老町のマザーズは、自ら菓子を製造して店も開きます。

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居酒屋の「炎」と持ち帰り総菜店の「炎」。ザンギや焼き鳥を二つの出口で売ることで、伸和ホールディングスは生産性を向上。
焼き鳥店、串鳥を運営する札幌開発(札幌市)は飛行機で東京に焼き鳥を運んでおり、近く関東にも工場を設ける考えです。

2017. 1.15
幻の亜麻で繊維を再び 若手農家の1年に密着
札幌の「麻生」という地名に代表されるように、北海道の繊維産業を支えたひとつが亜麻(リネン)です。
化学繊維に押されて姿を消しましたが、繊維の材料として改めて復活を目指す試みが動き出しています。
空知の農家が幻の種「あおやぎ」を手に入れて栽培を開始。
育成から収穫、活用法の模索など、その1年間を追いました。

「亜麻色の髪の乙女」で知られるように、金茶色が美しい亜麻。
国産の亜麻はテントや幌など丈夫さを生かした産業用で使われた一方、欧州ではファッションの素材で生かされました。現在、洋服などに使われる亜麻はほとんどが輸入品です。
本業の合間を縫っての栽培では、生育がバラバラになったり、うまく繊維が取り出せなかったり。
試行錯誤の末に見えてきたものは...
2017. 1. 8
2017年これがブレークします!
2017年、北海道の変化を先取りします。
札幌中心部の変貌が一歩進み、北海道新幹線に続いて新しい列車が北海道に上陸。
北海道を代表するみやげ菓子メーカーの新戦略や海外でも人気の日本酒の新酒蔵も要チェック。
ロケットの打ち上げにも注目です。

札幌駅近くには新たな顔となる複合ビル、札幌フコク生命越山ビルが3月にオープンします。チカホとつながって、地下には幅36メートルもの巨大空間が誕生。人の流れをさらに変えそうです。
JR東日本の豪華観光列車「トランスイート四季島」が道南を巡り、大樹町のベンチャー企業であるインターステラテクロノジズは小型ロケットの宇宙への打ち上げをめざします。
食べ物では「白い恋人」の石屋製菓が東京へ初進出し、「脱みやげ菓子」に挑みます。道内では20年ぶりとなる酒蔵が上川町に誕生する狙いも聞きました。