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- 2017.01.15 放送
- 特 集幻の亜麻で繊維を再び 若手農家の1年に密着
- 札幌の「麻生」という地名に代表されるように、北海道の繊維産業を支えたひとつが亜麻(リネン)です。
化学繊維に押されて姿を消しましたが、繊維の材料として改めて復活を目指す試みが動き出しています。
空知の農家が幻の種「あおやぎ」を手に入れて栽培を開始。
育成から収穫、活用法の模索など、その1年間を追いました。
「亜麻色の髪の乙女」で知られるように、金茶色が美しい亜麻。
国産の亜麻はテントや幌など丈夫さを生かした産業用で使われた一方、欧州ではファッションの素材で生かされました。現在、洋服などに使われる亜麻はほとんどが輸入品です。
本業の合間を縫っての栽培では、生育がバラバラになったり、うまく繊維が取り出せなかったり。
試行錯誤の末に見えてきたものは...