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- 2017.01.29 放送
- 特 集農民が作った乳業メーカー 半世紀の歩みと新戦略は?
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1月23日に創業から50年を迎えたよつ葉乳業。
誕生した当時は牛乳の買い取り価格を乳業メーカーが決めることが多く、酪農家が価格の主導権を握り経営を安定させようと、十勝の8つの農協が母体となって生まれました。
本州や業務用の需要を開拓し、いまでは売上高1000億円を超えるまでに成長。その要因を探ります。ビンの牛乳による宅配が主流だった時期に、初めて紙パックを導入して一般向けの販売に対応したのがよつ葉乳業です。いまでは国内の2%強のシェアを占めます。
北海道産の質の良さを訴え、首都圏では消費者運動と結びついた共同購入も長年続けています。
裏方の業務用としては、脱脂粉乳がカルピスウオーターにも使われていました。