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まだ、しゃべるんですかぁ〜!?

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

秋の味わい

北海道の秋の訪れは、

本州のそれよりも

あるときから一気にスピードを上げてやってきます。

なかなか言葉でうまく説明できないのですが

毎年、「おっ、きたな」と感じるときがあって、

たいてい、そこから足音がどんどん近づいてくる。

肌に触れる空気の質感だったり、においだったり

きっかけはひとつではないのですが、

これを契機にして、「わき目も振らず」季節が進む感じが

北海道で暮らす上での

楽しみの一つだったりします。

   

先月17日に行われた

北海道のアマチュア女性ボウラーと

本州でも活躍するプロボウラーたちによるチャレンジマッチ、

「Do League!2018」を

今年も実況しました。

プロ集合.jpg

今回参加したプロの皆さん

   

今年で4回目。

あくまで個人的ですが、

この大会を取材し、実況することは

「おっ、きたな」です。

北海道に秋の到来を告げるきっかけとして

自分の身体に組み込まれている感じがしています。

選手インタ.jpg

   

2015年の1回目のときは、

自分にとっては14競技目となる

新たなスポーツ実況ということで

いい年して、結構張り詰めた気持ちで臨んだ記憶があります。

(この心持ちは、何度味わっても楽しいものです)

あれから4年。

大会の日の朝、会場となる厚別パークボウルにつめかける

大勢の人たちのにぎわいに出会うと

「おっ、きたな」と感じるようになりました。

毎年、北海道の地に足がついたボウリング熱と、

競技としてのボウリングの奥深さに出会えると思える、

この時間と空気は、

私の中では既に、秋へと向かうスイッチになっています。

会場にぎわい.jpg

    

今年は北海道胆振東部地震や台風21号など

自然災害の爪痕が残る中での開催となり、

支援チャリティも行わるなど例年にない光景も会場にはありましたが、

地震チャリティ看板.jpg

だからこそ、「日常の楽しさ」を味わう尊さも

現場にいて実感しました。

    

一投に集中してボールを投げるときの、締まった空気。

ピンが倒れるときのカタルシスと開放感。

狙い通りに倒れたときの喜び

惜しくも残ってしまったときの残念さ

ボウリングならではのこうした体験を

当たり前のこととしてできるのは、幸せなことなのだと

改めて思いました。

   

「Do League!2018~ボウラーガールの熱き戦い~」は

10月8日(月・祝)、午前10時5分から放送です。

そんなボウリングが持つ楽しさを

是非、画面を通じて味わっていただきたいと思います。

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