tvhテレビ北海道

番組表番組表

まだ、しゃべるんですかぁ〜!?

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

うずうずの時間

「大藤さん、しばらく(ファイターズの試合)

実況できてないんじゃないですかぁ?」

  

収録前、そう気遣う言葉をかけてくれたのは

昨シーズン限りで現役を引退し、

今季から球団のスペシャルアドバイザーに就任した

田中賢介さん。

初めて話をしたのは2005年秋。

番組の企画で

「来季ブレイクの予感漂う若手選手を紹介したいんですが」

と申し入れたところ、

当時の1軍広報だったチャス中原さんから

(ファイターズ、特に鎌ケ谷のファンの人なら知らぬ者はいない

現・ファーム運営グループ長。何故"チャス"なのかは調べてみてください)

「それならケンスケいきましょうよ!絶対ブレイクします」

とお墨付きをいただいて単独インタビューを収録、

そのシーズンの最終戦で放ったサヨナラホームランとともに

紹介した気がします。

(そのことについては、こちら↓もお読みいただければ)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/347687?rct=s_gogofighters

  

以来、現役時代はそんなに話した記憶はないのですが

今も名前をちゃんと覚えていてくれて

話しかけてもらえることが素直にうれしかったです。

...というところで

「はい、じゃあ収録入りまーす!」の合図。

   

その番組とは...

道内の民放テレビ局5局とファイターズがタッグを組み、

プロ野球開幕を待ちわびるファンに

「#おうち時間」を楽しんでもらう

「ダグアウト・トーク~おうちで100%BASEBALL~」

TVhが担当したのは、2012年のシーズン。

当時の実況用資料を見直しながら

「ああ、そうだったね、そうだった」と

「あれ、そうだっけ?」を繰り返して準備したのですが

この時間は、たまらなく楽しかったです。

野球そのものが身近にない今、

当時、現場で見た光景や聴いた歓声とともに

「ああ、このとき確かに自分はここにいた」と

改めて実感できる幸せを感じました。

当時は日常の暮らしの一部である

「野球がそこにあること」が

こんなにいとおしいことであることを再認識しました。

もちろん準備だけでなく

田中さんと、稲葉篤紀SCOとともに

いろんな裏話も聞きながら当時を振り返った収録も

極上の時間でした。

「ダグアウト・トーク~おうちで100%BASEBALL~」

5月31日(日) 午後1時55分からの放送です。

ちなみに冒頭の田中さんの言葉を受けた

私の答えは

「まあ、うずうずしてます」

野球ファンの皆様、

ご覧いただき、いっしょにうずうずしていただければと思います。