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まだ、しゃべるんですかぁ〜!?

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

いざ、けん玉

札幌も冬が本格化し、

外に出るには気合いが必要な季節が

今年もやってきました。

これはこれで嫌いではないのですが

運動不足になりがちなのは

偽らざる事実です。

  

そんな冬におすすめなものとして

今回「5時ナビ道新ニュース」の企画で

「けん玉」を取り上げました。

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なぜ、けん玉だったのか。

きっかけは刺激的な名前の

ある大会の存在を知ったからです。

その名は「全日本けん玉道もしかめ選手権」。

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誤植ではありません。けん玉のあとに「道」がつきます。

そして「もしかめ」。

この語感のギャップに引き寄せられてしまいました。

  

大皿と中皿を往復させる技「もしかめ」を

ひたすら続けて、その時間を競う。

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そこに漂う空気は

「けん玉=玩具」というのどかさは皆無。

うかつに足音を立てたり声を上げてはいけないような

凛とした緊張感の中

皿に玉が載る音だけが規則的に響き続けます。

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「単調な技を長く続けるのには集中力が必要。

集中力は『けん玉道』の大事な要素の一つです」

日本けん玉協会北海道ブロック長の小嶌優希さんが

穏やかな口調で語れば、

「派手な技を繰り出すけん玉の世界とは違うけど

誰でもできる技を長く続ける大変さが私は好きです」

とは一般の部で優勝を飾った小坂維織さん。

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こんな精神性を与えるけん玉とは、何と奥が深いことか。

貴重な経験をしました。

  

その翌日に取材したのが

札幌のけん玉交流サークル「スペシャルダマーズ」。

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こちらは対照的に

「自由に、思い思いのやりかたでけん玉を楽しむ」。

初心者から世界大会出場者まで

老若男女が集まり、本当に好きなようにけん玉と"戯れる"。

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そんなリラックスした空気の中

幼稚園のとき、クラスの仲間と比べて明らかにへたくそで

「いじやけちって」(茨城弁です)挫折したけん玉を

約半世紀ぶりに手にしました。

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教えていただいた「けん玉先生」小山重樹さんの

的確な指導のおかげで

あのときのトラウマの払拭に成功!

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いい年したおじさんが歓喜の声を上げても

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周囲の人たちは笑顔で返してくれ

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その空気に背中を押された気がしました。

  

「どんなにうまい人でも

小さな成功体験を重ねてその領域にいくのが

けん玉の世界。

みんなその体験があるから

成功した人に素直に

『よかったね」という気持ちを抱けるんです』

と小山さん。

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他人の成功を、素直に喜べるー。

それて今の世の中、そんなに簡単じゃない。

でもけん玉の前では、自然とそんな気持ちになれる。

これまた、けん玉の持つ深みです。

  

適度な運動にも(これは本当に実感します)、

脳や手先の刺激にもなり

心にも作用する、けん玉。

皆様もいかがでしょう。

  

放送の内容はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=4Bz1r_kN3OM

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