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おざりょうのつぶやき

小澤 良太 アナウンサー

出身地
鹿児島市(生まれは福岡県)
入社
2004年6月

小澤 良太 アナウンサー

出身地
鹿児島市(生まれは福岡県)
入社
2004年6月

歯車

優勝候補にあがっている今年のコンサドーレ札幌が、
開幕ダッシュはおろか、なかなか、勝てない。
ここまで5試合を戦って1勝1分3敗。
去年チームを引っ張ったブラジル人助っ人クライトンが残留したし、
個々の選手たちの体にも去年J1で戦った経験が色濃く残っていて、
J2では優位な戦いを展開できるはずなのに・・。

なぜか、勝てないのだ。

今年のチームスローガンは“戦う”。
1年でのJ1復帰に向けどんな困難にもひるむことなく戦っていこう!
という意味がこめられている。石崎監督の下、選手たちはこの戦う
姿勢を前面に押し出し、アグレッシブにプレーをしている。
守備的サッカーだった去年のスタイルとは明らかに違い、
相手ゴールに果敢に攻め込んでいくシーンが多いし、
ここまで完封試合はなく、失点はあるもののディフェンス陣も気迫を
前面に押し出し全力プレーをしている。

なぜ勝てないのか?
試合後の石崎監督のコメントで多いものが
「一瞬のスキをつかれてしまった」「わずかなミスが・・」という
趣旨の内容。今年のコンサドーレはボール支配率も高いし、
選手の動きもいい。勝てない原因は、監督の言葉を総合すると
ちょっとした集中力の欠如ということになるのかもしれない。
もう一つ石崎監督が今のチームに足りないものとして挙げるものが
「ゴールを決めたいという貪欲な気持ち」。当然のことだが、
いくら攻めても、得点を挙げなくては勝てないのがサッカーだ。

新生コンサドーレ。選手たちの戦う気持ちは十分にある。
ただ今は、その歯車がかみ合っていない。1年でのJ1復帰という、
目標が遠のく前に、1日でも早く選手の気迫が、勝利という結果に結びつく

よう願わずにはいられない。

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