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2018. 3.27 放送
公示地価 道内住宅地 27年ぶり下げ止まり

180327a.jpg土地取引の目安となる公示地価がきょう発表され、道内の住宅地の平均価格が27年ぶりに下げ止まりました。

今年1月1日時点の住宅地の価格は前の年から横ばいでした。下落が止まったのは1991年以来です。札幌が堅調に上がったうえ、多くの地域でも底値感が強まり下落幅が縮小しました。上昇率の上位3地点は倶知安町です。外国人向けの別荘需要に加え、リゾート施設や新幹線の建設のために従業員用の住宅も増えています。札幌でも地価が上がるエリアが広がっています。

一方、商業地では外国人観光客の増加を背景に函館市が10年ぶりに上昇に転じました。札幌のすすきのエリアもホテルの需要が高まり全国でも高い上昇率を記録しました。道内全体の平均価格は0・6%の上昇と2年連続で上がりました。ただ、地価の下落が止まらない地域も多く、今後は差が広がりそうです。