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2018. 4.10 放送
サケ・マス流し網漁へ出漁

大(180410)00000000.jpg 日本の排他的経済水域である200カイリ内水域でのサケマス流し網漁が、きょう解禁になり、各地の港で小型漁船が漁に出ました。根室の歯舞漁港では大勢の家族らが見守るなか、きょう午前0時の解禁に合わせて14隻の漁船が出港しました。サケやマスは、生まれた川の国が漁の権利を持つという考えで、日本の200カイリ内でもロシアとの交渉で漁獲量などを決めています。先週東京で行われたロシアとの交渉で、漁獲量の上限は去年と同じ2050トン、漁獲量に応じて3億円前後の協力費を支払うことを決めました。しかし、去年の漁獲量は1273トンと上限を大幅に下回る不漁となりました。漁業関係者は今年の漁に期待を寄せてます。漁師からは「(去年は不漁だったので)今年は(まとまった)漁獲量があってほしい。量があれば値段が安くてもどうにかなる」という声や「他の船に負けないように頑張ってくる」といった声が聞かれました。漁船は早ければ1週間ほどで港に戻るということです。漁は7月7日まで行われ、根室市内からは去年より1隻多い27隻が操業する予定です。またロシアの200カイリ内での流し網漁はおととしから禁止されていて、試験操業として行っている曳き網漁は、去年よりも期間を延ばし、95トンの漁獲量が割り当てられることになりました。