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- 2018. 8.15 放送
- 夏の楽しめるスポット③豊浦の秘境駅で到達証明書
夏休みに親子で楽しめる道内各地のスポットを紹介するコーナーです。3回目のきょうは「日本一の秘境駅」として知られる道南のJR室蘭線小幌駅の「秘境到達証明書」の話題です。無人駅の小幌駅は上り下り合わせて1日6本の列車が止まります。列車を使わなければ険しい林道を1時間ほど歩かないと行くことができず、鉄道ファンからは「日本一の秘境駅」と呼ばれています。
「私は小幌駅に来ています。ここはトンネルとトンネルの間にあり、周りは山あいの深い緑に囲まれています」(斉藤和浩記者のリポート)。証明書は地元の噴火湾とようら観光協会が小幌駅で記念撮影した人を対象に今月4日から発行しています。噴火湾とようら観光協会の岡本貴光事務局長は「特別感のある証明書。豊浦町を知っていただくきっかけにしていきたい」と話しています。駅名看板と本人が写った写真を町内の道の駅や天然豊浦温泉「しおさい」に持っていくと、無料で証明書を受け取れます。東京から駅に来た観光客は「事前に情報を取っていたけど期待通りの場所だった。証明書を受け取りに行きたい。楽しみです」と感想を話してくれました。
JR北海道は3年前、利用客の少ない小幌駅の廃止を表明しました。豊浦町は駅を観光振興の核にしようと、維持費用を負担し、駅は生き残りました。豊浦町の村井洋一町長は「何もないというのが小幌駅の魅力。観光につなげていかなければならない」と語ります。この夏、親子でめぐってみてはいかがでしょうか。
(後受け)
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