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- 2019. 1.16 放送
- 平岸爆発から1カ月 今も残る影響
52人が負傷した札幌・豊平区平岸の爆発事故からきょうで1か月です。現場には今も、事故の爪痕が残ったままです。
先月16日の夜、不動産仲介会社「アパマンショップ平岸駅前店」で爆発があり、従業員や隣の居酒屋の客など52人が負傷。建物42棟と車32台に被害が出ました。
「爆発があった現場です。1か月たってもがれきの撤去作業が続いています。再開した店舗がある一方で、いまだに再開できない店舗もあります」(岡田記者)
周辺の道路は通行できるようになっていますが、マンションなど建物は1カ月たっても修理ができず、板を貼ったままの窓も多く見られます。
現場の向かいにある飲食店の店主は、客足に影響が残っていると打ち明けます。
「割れたガラスが入口まで飛んでいった。トラウマになってしまい、大きな音を聞くとびっくりしてしまう」(飲食店店主・山下さん)
壊れた看板や店内の楽器などの補償について、不動産仲介会社と話し合いを進めていますが、先は見通せていません。完全な復旧には相当な時間がかかりそうです。