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2019. 1.18 放送
病気克服した麻薬探知犬 新千歳で活躍

顔に皮膚病の痕が残り、飼い主が見つからなかったラブラドルレトリバーが先月から、麻薬探知犬として新千歳空港で活躍しています。全国的にも珍しい、病気を克服した探知犬の姿を追いました。
②00000000.jpg新潟生まれの1歳のメス「クリスティン」。遊び好きが高じて、擦り傷から細菌性の皮膚病にかかりました。目や鼻の周りは毛が抜けて黒い斑点が目立ち、ブリーダーが飼い主を捜しましたがなかなか見つかりませんでした。そんな中、好奇心旺盛な性格を生かそうと、千葉にある麻薬探知犬の訓練施設で訓練を受けさせることに―。
去年夏から、函館税関職員の谷拓磨さんとペアを組み、約4カ月間、麻薬の臭いを嗅ぎ分ける訓練をしました。
①00000000.jpg去年11月、難関の認定試験に合格。今は、主に新千歳空港国際線の税関検査場で手荷物を持つ旅客の間を所狭しと動き回っています。犬の嗅覚は人間の数万倍。麻薬の臭いを見つけたらこんなご褒美が―。「一緒に走ったりして遊びます。麻薬を良く見つけたと褒めてあげます」(税関職員・谷さん)
探知犬との信頼関係は重要で、犬舎の掃除やブラシで毛並みを整えたりしながら関係を深めています。税関職員の「鼻」となり、薬物汚染防止の最前線できょうも活躍しています。