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- 2019. 4.17 放送
- むかわ竜の全身骨格を復元
2003年に当時の穂別町、現在のむかわ町で見つかった国内最大級の恐竜、むかわ竜の全身骨格の復元作業が終わり、報道陣に公開されました。むかわ竜はハドロサウルス科の恐竜で、ほぼ全身の化石が見つかっています。復元した骨格は出土した化石から型をとって作った複製ですが、7200万年前に北海道をかっ歩していた姿を再現できました。竹中喜之町長は「北海道で復元された初めての全身復元骨格。これからの町の(胆振東部地震からの)復旧から復興への元気のはずみをつけてくれることを強く願う」と話しています。町は去年11月に「むかわ竜」を商標登録し、復興のシンボルにする考えです。復元作業には北大総合博物館の小林快次教授らも協力しました。復元した全身骨格は地元で公開した後、東京の国立科学博物館で7月から一般公開します。