tvhテレビ北海道

番組表番組表

おざりょうのつぶやき

小澤 良太 アナウンサー

出身地
鹿児島市(生まれは福岡県)
入社
2004年6月

小澤 良太 アナウンサー

出身地
鹿児島市(生まれは福岡県)
入社
2004年6月

8年ぶりの観覧

2001年の岩盤崩落以降、中に入ることが禁止されている支笏湖の
すぐそばの観光名所、苔の洞門。
切り立った岩肌をコケが覆う、まるで映画のセットのように幻想的な雰囲気の
峡谷を、420メートル歩いて見られるとあって、中に立ち入ることができた
2000年は年間17万人を超える観光客がやってきた人気スポットでしたSmile

今は、観覧台の上から眺めることしかできないため、訪れる人は5万人を
割り込んでいるそうですが、再び中に入ることができるようにしようと、
新ルートを作るための調査がスタート。
先日、市民モニターが調査員として洞門の中に入るツアーに取材で同行。
一般の人が中に入るのは、実に8年ぶり、私も初めて洞門を見てきましたSmile

岩盤が崩落した個所を避けた安全なルートを通って、山の中を歩くこと
およそ40分、洞門にたどり着きました。

岩盤崩落以前は出口だったという場所から洞門に入ります。
因みにその場所の景色はこんな感じ。

ozawa_0811_1.jpg

確かに、魅力的な雰囲気。
この先どうなっていくのかワクワクしてきますLaughing

岩の間を奥に進んでいくと・・・
Surprised

ozawa_0811_2.jpg


だんだんと幻想的に!Wink

コケの緑も深みを増していきます。

ozawa_0811_3.jpg



そしてこの苔の洞門で一番人気の見所がこちらSmile

ozawa_0811_4.jpg


高さ10メートルを越す峡谷の間に直径2メートルもあろうかという
大きな岩が挟まる通称「はさみ岩」と呼ばれるスポットです。
この岩の下をくぐる時は、ちょっとしたどきどき感が
あってなかなか楽しいですWink
懐かしくて、応募したという人がほとんどだった市民モニターも
久しぶりに目の当たりにする光景にやや興奮気味。
デジカメでせっせと撮影していましたLaughing
ozawa_0811_5.jpg
この苔の洞門、調べてみると「樽前山が噴火したときに流れ出た
溶岩の割れ目が、沢水等により浸食されてできた自然の回廊状
の地形」なんだそうで、まさに自然が作り上げた宝物。

まだ新ルートなどの調査が始まったばかりで、一般の立ち入りが
再開される時期は決まっていないということですが早く、多くの人
の目に触れて欲しいと願わずにはいられません。