放送番組審議会
第370回 放送番組審議会 概要
- 日時
- 日時:2026年7月23日(木)15時30分~16時40分
- 出席者の状況
(委員総数8名) -
- 出席委員(6名) 髙木真吾委員長、中田美知子副委員長、八木渉委員、YUKKY委員、塚原敏夫委員、佐藤昌和委員
- レポート出席委員(2名) 新沼彰人委員、十亀敬介委員
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会社側
下原口徹 代表取締役社長、坂本和之 常務取締役・報道制作担当、遠藤知樹
取締役・編成担当、細川祐司 編成局長兼放送審議室長、小澤良太 報道制作局アナウンス部長 - 事務局 細川祐司(放送審議室)
- 議題
- 『ラピダスで変わる~北海道ローカルビジネスの新潮流』
(令和8年6月13日(土)14時00分~14時55分放送) - 委員の意見の概要
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- ・ラピダス進出を契機とした北海道経済の可能性を前向きに描いた良質な地域経済ドキュメンタリーであった。全国的な半導体戦略を地域社会の文脈に落とし込み、北海道の企業や住民にとって何が変わるのかを考えさせる点で社会的意義も大きい。
- ・北斗交通社長の「今半導体と直接関係がなくても、将来的に人が増え産業が集積するとビジネスヒントが生まれるかもしれないので、情報を得て関わろうとすることが大事」という視点が、ラピダス進出によって道内企業がビジネスチャンスをつかむために重要だということを認識させられる場面だった。
- ・ラピダスや日本政府の狙い通り、先端半導体の量産や納品が進むかどうかは、なお見通せない部分がある。それでも、道内企業に「自分たちにできることはないか」と考えるきっかけを与える番組づくりは、定番ではあるが、説得力があった。
- ・番組全体としてラピダスの経済効果への期待が強く、住宅価格の上昇、人材獲得競争の激化、地域格差拡大などの負の側面への言及は限定的であった。実際、千歳市では住宅建設ラッシュや賃料上昇が発生しており、急激な経済成長に伴う社会的影響も顕在化しつつある。希望に満ちた未来像だけでなく、リスクや課題をより多面的に提示することが必要ではなかったかと感じた。
- ・番組タイトルからすると、もう少しラピダス(半導体)プロジェクトに直接的・間接的に参画している北海道企業の紹介をして欲しかった。
- ・地元経営者3人の対談や栗山監督講演も極めて面白い内容だったが、ラピダスと並べずに別番組か、もしくは番組の最後に別コーナーとしてやってほしかった。そもそもラピダスとローカルビジネス新潮流は全く関係ないので、ひとつの番組としてくっつけるのは無理がある。LBSの宣伝効果も2回に分けた方が大きいのではないか。
- ・今後は、経済効果への期待だけでなく、地域社会に生じる副作用や課題も含めた継続的な検証報道が欲しいところ。
- ・番組の締めくくりにあった「世界とローカルの両輪が交差した時、北海道、日本の新たな未来図が開ける」という視点を持ちながら、今後も関連報道を続けてもらいたいと強く感じた。
※ 次回の放送番組審議会は、2026年9月17日(木)開催予定
議題番組:調整中
第369回 放送番組審議会 概要
- 日時
- 日時:2026年6月25日(木)15時30分~16時40分
- 出席者の状況
(委員総数8名) -
- 出席委員(6名) 髙木真吾委員長、中田美知子副委員長、YUKKY委員、塚原敏夫委員、佐藤昌和委員、十亀敬介委員
- レポート出席委員(2名) 八木渉委員、新沼彰人委員
- 会社側 下原口徹 代表取締役社長、坂本和之 常務取締役・報道制作担当、遠藤知樹 取締役・編成担当、細川祐司 編成局長兼放送審議室長、藤平征 報道制作局制作部リーダー
- 事務局 細川祐司(放送審議室)
- 議題
- 『EXITのハッケン北海道!
EXITが苫小牧の知られざる魅力をハッケン! 前後編』
(前編:令和8年5月16日(土)19時00分~19時54分放送)
(後編:令和8年5月23日(土)19時00分~19時54分放送) - 委員の意見の概要
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- ・地域の方々や街の雰囲気が感じられる、気軽に見られる良い番組だと思った。
- ・「台本無し・アポなし・忖度なし」、「地元市民ヒアリングを核にした“偶発性手動”の魅力発掘」、「EXIT起用により若年層へのリーチと軽快さ」が観ていて楽しかった。
- ・特産品や流行りのスイーツといった「モノ」の魅力に加えて、全道トップクラスの実力を誇るアイスホッケーの子供たちや、ホッキカレーの親切な女性店長、自分を宮里藍似と自然体で語る男性店主など、苫小牧に暮らす「ヒト」の魅力も伝えた番組だった。
- ・視聴する側にとってもハッケンと感じさせる明確なものを期待しているが、何となく楽しかった以上の感想を持つことが難しいように感じられた。
- ・前編=基礎(食・港)、後編=拡張(文化・娯楽)という構造は良かったし、「ホッキ一強」のイメージからの脱却を図る流れも良かった。但し、「各回が単発的で“続きが気になる設計”になっていない点」、「前後編の連続性が弱い(シリーズ構造としてのドラマ不足の)点」は感じた。
- ・漁業者は早朝から働くのはよく知られている。お題の設定や数になお熟考の余地があったのかもしれない。
- ・「流行りのスイーツ」では、有名な「三星」が紹介され、取り上げられたのは「よいとまけ」以外のケーキでしたが、あまりにも定番なお店なので、地元の隠れた名店のようなところを探した方が良かったと感じた。
- ・お笑い芸人(EXIT)を使っているわりに、前編は笑うポイントが少ないなど物足りなさを感じた。後編では笑えるシーンが次々出てくるのに加えて内容の質も高まり、前編の物足りなさを挽回した印象だ。撮影NGだった地元の温泉や親方の漁師飯も、資料映像でもいいので見てみたかった。
※ 次回の放送番組審議会は、2026年7月23日(木)開催予定
議題番組LBSフォーラム『ラピダスで変わる~北海道ローカルビジネスの新潮流』
6月13日(土)14時00分~14時55分放送
第368回 放送番組審議会 概要
- 日時
- 日時:2026年5月28日(木)15時30分~16時50分
- 出席者の状況
(委員総数8名) -
- 出席委員(5名) 髙木真吾委員長、中田美知子副委員長、YUKKY委員、新沼彰人委員、佐藤昌和委員
- レポート出席委員(3名) 八木渉委員、塚原敏夫委員、十亀敬介委員
- 会社側 下原口徹 代表取締役社長、坂本和之 常務取締役・報道制作担当、遠藤知樹 取締役・編成担当、細川祐司 編成局長兼放送審議室長、古谷将太郎 報道制作局報道マネージャー
- 事務局 細川祐司(放送審議室)
- 議題
- 「けいざいナビ 北海道新幹線10周年~青函圏の今と未来~」
4月11日(土)11時30分~12時00分放送 - 委員の意見の概要
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- ・北海道新幹線の開業10周年という節目をテーマに据えた番組だったが、単なる周年企画に終始せず、青森と函館という広域経済圏を、地域経済・医療・観光・物流など複数の視点から立体的に構成されていることに感銘した。
- ・北海道新幹線の地域経済効果について、「ストロー効果」や「投資の過大期待」の問題を示唆していた点も評価出来る。
- ・そもそも新幹線は函館を通っていないので、新幹線をテーマにし、それを「青函圏」とまとめることに違和感があった。JR北海道としては、当初目論んでいたのは、北海道と東北の経済圏を新幹線によって新たに成立させたいということでしたから、この経済圏がどのように進んで行くか、この域内循環の推移は、「けいざいナビ」として注目していただきたい題材である。
- ・経済効果・経済波及効果が何度か言及されているが、その使われ方が少し曖昧なように感じられる。経済効果というとき、「新たに生み出された価値(付加価値額)」そのものと「みんなが忙しくなった結果の総体(生産誘発額)」を区別した方が良いことが指摘されている。
- ・関係者が複数にわたる取材は大変だったでしょうが、開業10年の効果に関する明示的な評価の部分が乏しいため、ともすると「うがった見方」が可能になってしまうと思った。
- ・北斗市の池田市長の話に出てきた企業進出の可能性や、小西医師が話された県を跨いだ医療連携の課題、また、延伸が延期されたことで影響を受ける沿線自治体の取り組みなど、これからのことに触れてもよかったのではないか。
- ・全体を通して、札幌延伸依存の構造分析、交通ネットワーク全体(航空・在来線)との比較、将来シナリオの複線提示などがあれば、より良かった印象。
- ・できればそれぞれのテーマで1つの番組を作っていただき、もう少し内容を深堀りしてもらいたかった。
※ 次回の放送番組審議会は、2026年6月25日(木)開催予定
議題番組「 EXITが苫小牧の知られざる魅力をハッケン! 」 前後編
5月16日、23日放送
第367回 放送番組審議会 概要
- 日時
- 日時:2026年4月23日(木)15時30分~16時45分
- 出席者の状況
(委員総数8名) -
- 出席委員(7名) 髙木真吾委員長、中田美知子副委員長、八木渉委員、YUKKY委員、新沼彰人委員、塚原敏夫委員、佐藤昌和委員、十亀敬介委員
- レポート出席委員(1名) 新沼彰人委員
- 会社側 下原口徹 代表取締役社長、坂本和之 常務取締役・報道制作担当、遠藤知樹 取締役・編成担当、細川祐司 編成局長兼放送審議室長、竹本満 報道制作局報道部長
- 事務局 細川祐司(放送審議室)
- 議題
- 「ザ・ドキュメンタリー ヒグマを越えさせない~箱わなの匠・つなぐ境界線~」
令和8年1月31日(土)11時00分~11時30分放送 - 委員の意見の概要
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- ・地域の課題である「学校統合」に光を当て、バラエティらしい明るさを保ちつつ、児童・生徒たちの不安や期待に寄り添っている地域メディアだからこそ制作できる番組だと思った。
- ・ヒグマ出没というニュース性の高い題材でありながら、緊迫した効果音や断定的なナレーションに頼らず、淡々とした映像の積み重ねで現場の「重さ」を伝えていた。
- ・主人公である原田さんの育った環境、60歳で熊に襲われ重傷を負い、それでも熊の駆除を続ける理由が端的に描かれている。現在、熊の駆除か、共存かと真っ二つに意見が分かれているが、原田さんは「山には入らない。人里と羆の生息圏の境界に箱罠をしかけ、そこを脅かす熊は電気槍で気絶させ駆除する」という明確な姿勢が示されており、神社にお参りし冥福を祈る姿に原田さんの心の痛みが描かれている。
- ・社会を騒がせている熊を敵と扱うのではなく、人間が自然の中で生きていくかぎり、共生していくことを目指そうとすることの気高さと過酷さが伝わってくる内容だった。
- ・原田さんを中心としたためだろうが、猟銃を使った駆除は誤射の危険があり、費用負担や手続きが大変であることや、電気やりはシカやアライグマ用の従来品の改造で、安全面も優れていること、専業猟師としての原田さんがヒグマに割いている労力など、番組内でもう少し深掘りが可能だったのではないかという印象を持った。
- ・作り手の伝えたいことがはっきりせず、視聴者が知りたいことに応える意識も足りないと感じた。せっかく取材を尽くして数多くのファクツをそろえたのにもったいないというのが正直な印象だ。
- ・適切な知識のもとで箱わなを運用すればクマの駆除に効果的ということは伝わったが、危険性はもちろんのこと,野生動物駆除には法的な規制もあるので,生半可な知識で箱わな運用を行わないような警告があってもよかったかもしれない。
- ・世の中では緊急銃猟が認められ、また、若い頃には銃で猟をしていたにも関わらず、「銃を使わなくても、檻で安全に捕まえられる」と、なぜ銃を使わないのかその理由を紹介してもらいたかった。
- ・ファクツが淡々と並んでいる印象で、もっと深掘りしてほしいと視聴者に感じさせてしまう。視聴者をストーリーと画像にのめりこませる工夫があっていいのではないだろうか。
- ・ゾーニングという言葉も初めて聞いた。人里とヒグマの生息域の境界線に箱わなを仕掛けることにより、年間 3,000 万円の農作物の被害が 10 分の 1 になっただけではなく人への被害もなくなったと言った情報にゾーニングというものの効果の凄まじさを感じた。
- ・原田さんの弟子の様子、共和町での取り組みも伝えた。86歳になる原田さんは「まだ3年くらいはできる」と語った。関係者の成長を含め、続報に期待している。
※ 次回の放送番組審議会は、2026年5月28日(木)開催予定
議題番組「けいざいナビ 北海道新幹線10周年~青函圏の今と未来~」
4月11日(土)11時30分~12時00分放送
第366回 放送番組審議会 概要
- 日時
- 日時:2026年3月26日(木)15時30分~16時45分
- 出席者の状況
(委員総数8名) -
- 出席委員(6名) 髙木真吾委員長、中田美知子副委員長、八木渉委員、YUKKY委員、新沼彰人委員、川合朗委員
- レポート出席委員(2名) 髙野真純委員、塚原敏夫委員
- 会社側 下原口徹 代表取締役社長、坂本和之 常務取締役・報道制作担当、遠藤知樹 取締役・編成担当、田中信章 編成局長兼放送審議室長、細川祐司 編成局次長兼編成部長 田本健朗 ビジネス開発部チーフ
- 事務局 田中信章(放送審議室)
- 議題
- 「おたすけ NORD #3」12月21日(日)11時30分~12時00分放送
- 委員の意見の概要
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- ・地域の課題である「学校統合」に光を当て、バラエティらしい明るさを保ちつつ、児童・生徒たちの不安や期待に寄り添っている地域メディアだからこそ制作できる番組だと思った。
- ・「小中 4 校統合前の交流」を目的とした一体感が徐々に生まれていく様子が丁寧に表現され、番組の意図が視聴者にしっかり伝わったと思った。
- ・「カレー作り」という共同作業を、学校統合という環境変化の「架け橋」に捉えた点が良かった。
- ・企画の進行テンポが良く無駄なシーンが少なく、気持ち良く視聴できる構成になっていると思った。
- ・なぜこの時期に統合が行われるのか、岩内町が抱える少子化の現状など、フリップやナレーション等で補足があれば、より視聴者の理解が得られたのではないか。
- ・小中 4 校が統合すると紹介しながら、インタビューに中学生が一人も出てこなかったのは疑問だった。
- ・食材を扱っている場面でマスクを着用しないで喋るシーンは、衛生面で配慮があっても良かったのではないか。
- ・番組スタートから全員がサングラスで登場し、調理シーンでも着用、エンドもサングラスで締めるなど全体的にスポンサーの PR 感があった。
- ・放送後、実際に統合された後の児童・生徒たちの学校生活など、フォローアップも期待したい。
- ・今後も地域を応援する番組を企画し継続してほしいと思った。
※ 次回の放送番組審議会は、2026年4月23日(木)開催予定
議題番組
「ザ・ドキュメンタリー ヒグマを越えさせない ~箱わなの匠・つなぐ境界線~」
2026年1月31日(土)11時30分~12時00分放送
第365回 放送番組審議会 概要
- 日時
- 日時:2026年1月22日(木)15時30分~16時45分
- 出席者の状況
(委員総数8名) -
- 出席委員(6名) 髙木真吾委員長、八木渉委員、YUKKY委員、髙野真純委員、塚原敏夫委員、川合朗委員
- レポート出席委員(2名) 中田美知子副委員長、新沼彰人委員
-
会社側
坂本和之 常務取締役・報道制作担当、遠藤知樹 取締役・編成担当、田中信章
編成局長兼放送審議室長、藤平征 制作部チーフ - 事務局 田中信章(放送審議室)
- 議題
- 「北海道宇宙レボリューション」2025年12月20日(土)19時54分~20時55分放送
- 委員の意見の概要
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- ・大樹町が宇宙ビジネスの最前線へと成長しつつある様子が、番組を通してよく伝わってきた。
- ・地域経済に好循環を生み出している様子が具体的に示され、地域と産業の結びつきの強さを実感できた。
- ・「宇宙」・「ロケット」を巡る動きを、視聴者にも分かりやすく伝えようという姿勢が伺えた。
- ・ロケットの燃料に入れたお酒「紀土(キッド)」の情報は面白いと思った。
- ・大樹町の「宇宙景気」を強調したのは、現状を正しく伝える意味で適切だったかどうか疑問を感じた。
- ・いたずらに資産価格の上昇を煽るような内容とならないよう、少し慎重に扱った方が良いのではないかという感想を持った。
- ・飲食店の食リポは、今回の番組では必要性を感じなかった。
- ・町長がイラストを示すだけで終わった「宇宙版シリコンバレー」構想について、具体的に語ってもらえば、変わる町の将来図をより伝えられたのではないか。
- ・今回のバラエティ番組は面白かったが、正面から北海道の宇宙産業を多角的に取材した番組も見てみたいと思った。
※ 次回の放送番組審議会は、2026年3月26日(木)15時30分予定
議題番組
「おたすけNORD! #3」
2025年12月21日(日)11時30分-12時00分放送