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まだ、しゃべるんですかぁ〜!?

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

会社魂の魂② 北海道名販(伊達市)

「腕時計とか、ICチップのような

精密機械を作るのと同じですね」

 

一杯100円のきのこ汁は

運転時の緊張をしばし解きほぐしてくれる、癒しの味。

そして、種類豊富で試食も自由、ついつい夢中にさせられる

なめたけの“ワンダーランド”。

道内に4店舗を構える「きのこ王国」を経営している北海道名販は

ドライブイン業界の会社ではない。

様々な種類のきのこを生産し、加工し、販売する

文字どおり「きのこ」の会社である。

 

「北海道は寒暖の差があって、質の高いきのこづくりには非常に適している。

スーパーでも、食卓でも、脇役のイメージが強いきのこですが、

本当によいものを食べてみれば、十分“主役”になれることがわかる。

北海道で“主役”になれれば、日本の食の“主役”になれる。

それが私たちの目指すところです。」

元田英樹社長の話である。

 

こうした志を持つ以上、

生産、取り扱うきのこは、当然ながら品質にこだわる。

「ここでなきゃ買えない」きのこにしなければ意味がないからだ。

その生産行程を見させていただいたときにつぶやいたのが

冒頭の言葉である。

純度の高い元になる菌を培養していく過程で、

少しでも雑菌が入れば、全てが水泡に帰す。

慎重に、丁寧に、かつ、効率よく、きのこの成長を促していくその様子は

まさに「精密機械」を取り扱っているようであった。

 

以前、「きのこ王国」に立ち寄ったときに、

普段それほど好物という意識を持っていないのに

「よーし、きのこ汁、行くかあ」とか

「きのこそばも、行っちゃおうか」とつぶやいたことがある。

旅の解放感も手伝うこともあるのだろうと思っていたのだが、

確かに、ここのきのこは他とは違う、と思う。

 

それは、そう思わせるためのことを

きっちりとやっているのである。

きのこの「王国」と名乗るにふさわしいことを。

それは大きな重圧でもあり、

楽しいことなのだろうな、とも思う。

 

紅葉の季節。

きのこのおいしい季節である。

ドライブ途中に、きのこ汁。

秋の贅沢を味わいたくなってきた方、

 

北海道名販の会社魂は

10月28日放送の「けいざいナビ北海道」でご紹介します。

 

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