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2017. 8.26 放送
特 集<JR北海道・鉄路半減の未来>#3鉄道の支え手とは

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26日(土)の特集は、
年間シリーズ「JR北海道・鉄路半減の未来」の3回目。
今回のテーマは「鉄道の支え手」です。
JR北海道は「単独では維持できない」と表明していますが、
では誰とどういう形なら鉄路を維持できるのでしょうか?
他県の事例のほか、国鉄⇒3セク転換から廃止となった
「ふるさと銀河線」についても取り上げます。



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旧国鉄・池北線。140キロに及ぶ赤字路線は、30年前の民営化の際、
廃止の危機を迎えます。道も加わっておよそ80億円の基金を積み、
3セクの「ふるさと銀河線」として再出発。
しかし利用者の減少などで赤字が膨らみ、2006年に廃止されました。
存続運動に関わった中川さん(元留辺蘂町収入役)は、今後、
鉄路残していくためには、国からすぐに資金が得られるとは考えず、
ふるさと納税を生かす仕組みなどを提言しています。


Still0823_00022.jpg若桜鉄道(鳥取県)は、国鉄から3セクに変わった後、全国でもいち早く2009年に「上下分離」に取り組みました。自治体が【下】土地や線路などの設備を持ち、鉄道会社が【上】列車を走らせる仕組みです。
国は上下分離にすれば、全国の赤字地方鉄道の8割が黒字に転換できると試算、鉄道を補助する仕組みも導入しました。若桜鉄道は20キロに満たない路線で観光にも力を入れ、社員17人で維持。3セク会社の経営はいったんは持ち直しましたが、人口減少という厳しい流れは変わりません。
関係する2町は線路や土地などに加え、去年から鉄道まで保有して支援。
今後、10年間はなんとか維持する覚悟です。


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100キロを超える長距離で上下分離に至った三陸鉄道(岩手県)も取材。
鉄路に対する地元愛が強く、
8つに及ぶ関係自治体を岩手県が主導して支援を続けています。
さらに震災で被災したJR東日本の路線の一部も引き受けて復旧します。JR東日本が協力金として30億円を拠出。
6年目から自治体もカネを出せば、基金は20年間は持つと見込みます。
しかし、その先は・・・?