文彬(ウェンビン)は弟からの便りで仕送りが足りず無理をした母親まで体を壊したことを知る。お金の工面に困った文彬は楽暄(ラシュエン)に頼み込み、前借りの代わりに堂内で小説を書くことになる。一方、紙に書かれた人物について調べていた澤信(ザシン)は、楽暄と共に審愆庁(しんけんちょう)の掃除を申し出る。そして、床下に隠された過去の処罰記録の中に兄と捜していた名前を見つける。小説を書き始めた文彬は夜中に起き出し書き進めるが、楽暄も澤信もその内容が気になってしまい...。