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2019.02.02 放送
特 集外国人労働者 北海道は楽園か?それとも・・・

Still0131_00000.jpg外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法がことし4月に施行される。道内の外国人労働者の数は10年前の4倍に。国内全体では3倍で、道内は増加のスピードが早い。
中でもベトナム人の労働者が急増中だ。外国人労働者の国籍別の人数では中国に次ぐ2位。
札幌の成人式にはベトナムの民族衣装「アオザイ」で参加する2人のベトナム人女性が。中和石油が所有するホテルの清掃員として働く20歳の実習生だ。「日本の文化に少しでも触れてほしい」と会社が業務時間内での参加を促した。

Still0131_00003.jpg中和石油は一昨年からベトナム人の実習生の受け入れを開始。本業の石油販売では札幌市内のガソリンスタンド3ヶ所で5人を雇用。市内で2軒展開するビジネスホテルでも清掃作業員として女性15人を雇用している。いずれも途上国への技術提供を目的とする技能実習制度を活用して来日した。長年培ってきた自動車整備技術をベトナムで生かそうと去年1月、首都ハノイに現地法人を立ち上げたほか、ハノイに日本語学校を開校。現地の人材派遣企業にも出資した。「これから自動車社会になっていくベトナムでは車産業がこれから10、20年成長産業になっていくと思う」と双方向の効果に期待を寄せる。

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道北・士別市のしずお農場。サフォーク種という羊を飼育する牧場だ。しずお農場は「地方には若者がいない」と3年前からベトナムからの技能実習生を受け入れ始め、現在18人が働く。今井会長は指導のため1年間札幌で講座を受け、指導者資格を取得。平日の業務終了後、毎日1時間日本語教室を開く。





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一昨年しずお農場には実習生3人の募集に対しベトナム人150人が応募する人気ぶりだ。人気の理由は意欲を引き出す資格取得制度。ここで働く実習生たち6人が日本語の運転免許試験に合格し自動車免許を取得。運転ができると5千円が月給に上乗せされる。解体に使うショベルカーなどの特殊免許の取得でさらなる給与の上乗せも。





Still0131_00007.jpgそんな今井会長に、ショッキングな一報が。「道北の会社で働くベトナム人女性21人が、突然、全員解雇されることになり、1人でも受け入れられないか」という内容。今井会長はしずお農場のバスで向かい、面会をした。この解雇について今月、外国人労働問題に詳しい小野寺弁護士が調査を始めた。解雇の理由は業績悪化による整理解雇と説明しているというが、小野寺弁護士によると法律で定められた要件を満たしていない可能性があるという。



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