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TOP経済・ニュース・スポーツけいナビ 応援どさんこ経済最新オンエア情報熟成肉・オーガニックパン・・・高めろ「食」の付加価値
最新オンエア情報
- 2017.11.11 放送
- 特 集熟成肉・オーガニックパン・・・高めろ「食」の付加価値
11日の特集は、生産者と飲食店・食品加工会社が組んで「食」の付加価値を高める取り組みです。イタリアンの「テルツィーナ」と北石狩農協が進めるのは「北海道イタリアン菓子」。オーナーシェフの堀川さんは、北石狩産の野菜を食べたとき「味が濃い。これはいける」と感じたそうです。お土産などを含めて幅広い販売を目指す新作スイーツ、年内の発売を予定しています。
飲食店などを運営するフードクリエイトジャパン(岩見沢)が製造するドライエイジングビーフ(乾燥熟成肉)。一定期間かけて熟成させ、旨味を凝縮させた肉です。専門機関の分析でも、1か月ほど熟成させた肉は旨味成分のグルタミン酸が2倍に増えると立証されています。この加工技術を使えば、安価で取引されている「あの牛」の肉の付加価値を高められるのでは?生産者もうれしい取り組みが始まりしました。
シロクマ海食品(札幌)とファーム田中屋(新篠津)が組んで製造しているのが、オーガニックパン。道内では唯一「有機JAS認証」受けているパンです。食の安全を追求して、道内産小麦にこだわってきたシロクマ北海食品、「食べ物で健康になる」ことを目指して、難しい有機栽培に取り組んできたファーム田中屋。首都圏ではオーガニック食品への関心が高まっているといい、ホテルや飲食店、スーパーなどからの引き合いが増えています。